塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップにおける地の利の大切さ

2014-06-27 01:05:28 | 日記
 「今回のワールドカップ、南米勢が凄いな」

 父がそう僕に声を掛けてきましたが、それだけ「地の利」というのは意味があるんですね。

 メッシとネイマールが4ゴールで得点王を争い、チリとコロンビアが前評判と違わない、鮮やかな戦いを見せているのも、ファンが応援に来やすい距離であり、風土が祖国の近いという影響もあるでしょうね。

 2002年の時も

 「梅雨という湿度を知らない欧州各国は、非常に厳しい戦いになるだろう」

 という声が挙がりました。

 あの時は5月下旬にワールドカップが開幕、それは梅雨を避けるためのFIFAの判断だったためですが、もし通常通り6月上旬開催であれば、韓国戦で負ったジダンの負傷は、回復の時間がもっとあてられたはずです。

 タフなリーグ戦とチャンピオンズ・リーグ、国内カップ戦による蓄積された疲労。

 こうした様々な問題が、開催国の気候と風土によって大きく露見されるのが、ワールドカップの怖さですね。

 フランスやベルギーのように、開幕が主要国よりも1カ月早く閉幕するリーグもあれば、1部のクラブが国ごとに異なる為、試合数も当然異なります。

 ですから皮肉にも

 「競合の多いリーグ」

 に参加している選手ほど、ワールドカップでは大きなリスクを背負いますし、同時に代表監督も選手選考で大きな悩みを抱える形になりますが、今後より多くの海外リーグの選手が増えるのであれば。

 日本も同様見極めが必要です。
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スポーツブランド経営のむずかしさと奥深さ

2014-06-27 00:41:10 | 日記
 フェルナンド・トーレスがナイキからアディダス、アントニオ・カッサーノがプーマからディアドラへ契約先を変更したように、有名選手のブランド変更はそれだけで話題を集めます。

 一方でロナウドがナイキ、本田がミズノと良好な関係を保っているように、ブランドを変更せずに

 「スポークン・パーソン」

 としての役目を担う選手もいます。

 もし僕が彼らのような有名選手で、ひっきりなしに契約の話がもちかけられるようであれば、短期で契約先を変更しているように思います。

 それは単に飽きがくるからでもありますし、昨今の技術開発は本当に素晴らしいですから、他社のスパイクも履いてみたいという衝動が起きると予測できるためです。

 でも、ブランドを親密な関係になることは、ブランド側もリスクを背負います。

 例えばナイキ。

 サッカーではありませんが、タイガー・ウッズとマイケル・ジョーダンは、ゴルフ部門とバスケット部門を支える、ナイキにとって最良の顧客です。

 しかし、前者が世界中を騒がせた不倫騒動、後者は夫人との離婚の際に、慰謝料を1兆円も請求されたという、メディアが飛びつく醜聞を起こした時期がありましたね。

 それでもナイキは両者との契約を破棄せず、今でも友好関係を維持しています。

 「何故ナイキは彼らとの契約を見直さないのか?」
 「ナイキはそんなに金が惜しいのか?」

 という批判もあったと思います。

 ナイキは世界中で親しまれていますが、いかに自分たちに問題が無いとしても、契約期間中の契約を一方的に破棄することは、やはり難しいでしょうしね。

 一方

 「どんなにひどい評判になったとしても、彼らのアスリートしての素晴らしさは変わらない」

 と思ったのも事実だと思います。

 ですから、スポーツブランドは、時に選手を庇い、時に選手との契約を終えるという、ふたつの側面を抱えているわけです。

 アディダスはスアレスの噛みつきに対して、うんざりしているでしょうが、FWとsていの能力は素晴らしく、ライバルにもっていかれるのは惜しい、そう考えているように感じます。
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日本代表監督に指名したい人物

2014-06-27 00:32:51 | 日記
 ハヴィエル・アギーレとホセ・ペケルマン。

 後者は既にエスパニョールとの契約を終え、後者はまだコロンビア代表を率いていますが、成績次第では契約延長もあり得るでしょう。

 ならばアギーレ一本に的を絞れば良いのか、と思いがちですが案外そうでも無いと思います。

 実際僕は両者と共に後任候補として挙げられているピクシーの線も捨てがたい、そう捉えています。

 何故かと言いますと、9月の親善試合と王者として迎えるアジアカップにおいて、日本代表はこれ以上の失態を見せるわけにはいきませんし、ファンとスポンサー各位に対して、

 「代表、やっぱりやるじゃないの!」
 
 と感じてもらう必要があります。

 コンフェデ杯で気候と風土を1年前に予習できることが、さほど大きなアドバンテージにはならない、当たり前ですが1年前と同じ天候で試合はできませんから、という意味はあるにせよ

 「世界各国と戦える権利」

 を入手するには、アジアカップを防衛するしかありません。

 僕がピクシーを推薦する背景には

 1・日本語での意思疎通がある程度できること
 2・右ハンドルや箸の使い方など、生活習慣でストレスを感じないこと
 3・J1の選手達を数多くしっていること

 そして何より、日本文化に深い愛情と敬意を持ち、同時に2010年グランパスエイトをリーグ制覇に導いています。

 サッカーの不文律である

 「代表監督は自国リーグで結果を残した監督を指名」

 と言う点もクリアしています。

 つまり、ピクシー招聘は

 「アジアカップまでの時間の無さ」
 「海外リーグの選手達に頼り過ぎない代表」

 と言う点で、ひどく効果的なのではないかと思えるのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか。
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