塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、さじ加減を加えてみては

2014-06-23 23:43:14 | 日記
 ウナイ・エメリとハビエル・アギーレ、そしてヴィクトル・フェルナンデス。

 スペインで指揮を執った経験を持つ人物が次期代表監督に指名されている背景には、原技術委員長が

 「スペイン・サッカーを贔屓にしているから」

 と言われています。

 もしこれが本当ならば、

 1・個人的主観による選考
 2・日本代表の長所と短所を顧みる事が無い、つまり短所を是正して長所を伸ばす人選かどうか

 という2点で不安を残します。

 例えば現在の4-2-3-1を次期監督も継続するとして、僕は現在の方法論を一度マイナー・チェンジして、9月に2試合が予定される親善試合に挑むべきだと思います。

 例えば2003年のレアル。

 1トップのロナウドを支える形で背後にラウルが控え、左翼にジダン、右翼にフィーゴ、更に後方にはマケレレとグティがこの5名を支える形になりましたが、この4-2-3-1は3の中央に

 「シャドー・ストライカー」

 を置く形ですね。

 今の日本もグティ(遠藤と青山)マケレレ(山口と長谷部)を置く形ですが、ワールド・サッカーダイジェストお馴染み2003シーズンのサッカー・トゥディでは、フラビオ・コンセイソンもマケレレを並ぶ形で起用されました。

 つまり、攻撃の方法論を

 「パサーからシャドー」

 と言う形にすり替えるだけで、様相は随分異なるのではないでしょうか?

 ヘルタに移籍する原口が面白いように思いますが、今の代表ならば大迫の背後に大久保、という形になりますが、既に際は投げられているのは確かなのです。
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1993年、2006年、2014年の日本代表

2014-06-23 19:09:57 | 日記
 日本もスペイン同様に、感情をむき出しにする選手が今いません。

 2010年は闘り王がその役目を担いましたが、2014年の今は激高する選手よりも、冷静に言葉を紡ぐ選手が多くなりましたし、その落着きが長谷部の持ち味でもあります。

 1993年のアジア最終予選、日本代表はカリオカと哲さん(柱谷哲二氏)が常に手を叩き、声を大にして注意点を皆に指示していました。

 そこに柔和な井原さんや吉田さんが絡むと言う形で、この激高と柔和というさじ加減が非常に良い意味でバランスがとれていたからこそ、勝矢さんも急な出番に備えることが出来たのでしょう。

 大嶽のように、1試合も出番がなかった選手だっていたわけですし、都並さんがカラオケマイクをもって部屋を練り歩いた話は有名ですね。

 僕は今の代表も時に

 「何やってんだよ!」
 「ぼんやりしてんな!」

 と荒げる事があっても良いと思います。

 それは代表選手が仲間を傷つけるためではなく、散漫な注意力を指摘し、気持ちを引き締め余分なファウルを与えないようにする為だと、理解しているからですよね。

 それは、今殆どの選手が4年の歳月を共にしてきた為です。

 2006年、中田英寿が亀裂となったと囁かれましたが、その背景には

 1・彼が故障の為1年近く予選に出場しなかったこと
 2・彼抜きでアジアカップを制覇したこと
 3・ある意味部外者であったのに、イラン戦で彼を組み込むために3-5-2か4-4-2かで紛糾したこと

 という理由が介在しました。

 つまり、彼以外の多くが
 
 「何言ってんだ?」

 と思っていた節はあるでしょうね。

 中田には彼の言い分があるのは確か。

 そして中田は彼らの言い分を聞かなかった、そんな背景があったと感じます。

 今の代表は2006年の成績と酷似しているのは間違いありませんが、それでも多くの方が眠い目をこすり、テレビ朝日にチャンネルを合わせる姿が25日早朝に見られるはずです。
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スペインにプジョルがいないという現実

2014-06-23 19:02:25 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェスト2014年5月1日号では、有力クラブと各国代表におけるキャプテン像を特集しています。

 スペインの早期敗退に言及する声として

 1・デル・ボスケ監督がジョレンテやソルダードなど、好調FWを外した事
 2・シャビ、カシジャスという今まで支えてきた選手達を、外すことをためらう気持ちが強かった

 という指摘があります。

 「2」に関しては当然の心情で、日本も香川を左翼で起用し続けてきた背景があるからこそ、ギリシャ戦の采配は多くの波紋を呼んだのです。

 一方で

 「2010年にはプジョルがいた。
  しかし、彼は引退しもうプレイしない」

 という評論。

 これは正鵠と言えます。

 最終ラインから仲間を鼓舞し、時には心が痛むであろう言葉を投げかける姿。

 でも皆がプジョルの声を聞き続けたのは、バルサという名門に在籍している為では無く、彼が暴力行為と女性問題と疎遠であるだけでなく、人一倍プロとして姿勢を追及してきた。

 皆がそれを知っている為でしたね。

 デルボスケはイスコはコケを試しました。

 しかし、プジョルの後釜を探すことには神経を注いでおらず、同時に後任監督もデルボスケと同じ悩みを抱える事になります。

 新監督が現在の代表からどの程度戦力と考え、デニス・スアレスやチアゴなら、若い世代をどのタイミングで引き上げるかが、今後の「ラ・ロハ」の焦点となります。

 案外、デ・ヘアの出番は早く回ってくるかもしれません。
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僕が思う日本代表16強への道

2014-06-23 02:04:48 | 日記
 「やべっちFC」の中で、セルジオ越後氏は青山、齋藤の起用を希望し、松木氏は最終ラインに森重を先発起用し、3-4-3への移行を促す発言を行いました。

 僕も左翼で齋藤、右翼で清武という考えが浮かびます。

 でも、ここまできたならば、監督が就任以来重用してきた選手達と布陣で戦うことが

 「普段着の戦い」

 に通じる気がします。

 つまり

 GK川島、最終ラインは右から内田、吉田、今野に長友
 MFは底に長谷部と遠藤、前方に右から岡崎、本田、そして香川
 1トップに大迫

 こうしてみますと一部の例外を除いて、アジア王者に輝いた2011年1月をほぼ同じ顔ぶれが並びます。

 つまり、4年間苦楽を共にしてきた主力達が、一番わかりやすい形で戦える形を提供する、本来ならば初戦からそうすべきで、このコロンビア戦は西川や伊野波などを使える形が良かったのでしょうが、僕はこうすべき。

 のように思います。

 齋藤はまさにジョーカーとして起用し、青山と清武を交代枠で用いるように思えます。

 松木氏が語ったように

 「交代枠は攻撃の3選手」

 という形になると僕も予想します。

 その為には

 1・守備の安定
 2・怪我人で交代枠を使わない事
 3・カードを貰わなないように注意

 という3点が要となります。

 他力本願ではなりますが、日本は果たして16強に進出できるでしょうか。
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日本代表、練習中止で休暇に変更

2014-06-23 01:57:13 | 日記
 「やはり、そんな簡単に気持ちの切り替えは出来ないよね」

 ザッケローニ監督が練習を中止にしたことで、その決断に賛否が集まっていますが、やはり選手達の心に巣食う「モヤモヤ感」、言い換えればじれったい気持ちを拭うには、休暇が最適の処方箋。

 監督はそう考えたのでしょう。

 僕ですら

 「ああ、今日は業務でこれが出来なかった」
 「そういえば、あれはどうしたっけ?」

 と不安にさいなまれ、布団の中で幾度も寝返りを打つくらいですから、敗戦、批判、勝ち点1という暗いニュースを頭から打ち消すことは、たやすい作業ではありません。

 近所のレストランで、ブラジルお馴染みの

 「シェラスコ」

 を皆で頬張ったことも、美味い物を食べて活力を得る、同時にモヤモヤした気持ちを追い払う、そんな願いがあったのでしょう。

 僕が代表選手ならば、ゲーム機は携帯しません。

 むしろ、耳かき、爪切り、ハンドクリームといった、体の手入れに欠かせないものを携帯し、日本で過ごしていることと同じ日常を、ブラジルの地でも出来るようにするでしょうね。

 日本にとって最高の場所は、ワールドカップ参戦ではなく

 「16強以上に進出すること」

 です。

 でも今の代表は、まだ到達点でもないのに、まるで着なれないタキシードで着て社交ダンスを踊り、パートナーの脚を踏んでしまったような形、僕はそう感じます。

 ですから本当に普段着、不恰好でも良いですから、愚直に進む、そんな気持ちで構わないと思います。

 
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