塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ルーニー一転してユナイテッドに残留

2010-10-23 21:13:24 | 日記
 今朝の朝刊を見て本当に驚きました。

 ユナイテット退団濃厚と目されていたルーニーが、一転契約更新に応じたと
いう記事が掲載されているではありませんか!!

 結果論ですが
 
 「誤報」
 になってしまったこと、お詫びいたします。

 僕はルーニーの新天地はスペインだと捉えていましたが、移籍先の最右翼には
お隣のマンチェスター・シティも挙がっていましたね。

 その結果、ルーニーのもとには
 「シティに移籍したら殺す!!」

 というファンの脅迫が届いたようで、国内、海外に問わず移籍をしない事が最善策と
ルーニーも代理人も考えを改めたのでしょう。

 でも冷静に考えた際、シティには既に
 テベスにシルバ、そしてアデバヨールにジョーなど、有能なFWが数多く存在します。

 仮にルーニーが移籍したとしても、マンチーニを含む現場が混乱する事で、シティが
恩恵を受けるとすれば

 「宿敵の弱体化」
 「ダービーでの勝利の可能性が高まる」

 だけで取り立てて大きなメリットは無いように感じます。

 ルーニー自身は残留を果たしても、ファンと同僚の信頼回復が不可欠ですね。

 2006年にもワールドカップを理由にロナウドとの反目が囁かれましたが、今回は
いかにルーニーでも気を使うでしょうね。
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基準が異なるのは当たり前だが

2010-10-23 21:00:49 | 日記
 僕自身自分の長所として

 「僕のスタンダードが必ずしも他人のスタンダードとは一致しない」
 ことを理解している点が挙げられます。

 確かに僕はサッカーが好きです。

 でもファンでない人に向かって
 「ワールドカップにもチャンピオンズ・リーグにも関心が無いなんて、あなた人生
 損していますね。」

 などと言うつもりはありません。

 ですので僕が業務中に他の部署の上司や同僚に声を掛けられた時は、できるだけ
朗らかに答えるよう務めています。説明だって丁寧にしますし、仕事を強要する事
など一切しません。

 僕は部署移動をしました。

 その部署で以前から働いている人間にとってスタンダードなこと。

 それは
 今の僕にとってスタンダードでは無い。

 同様に
 他の人間にスタンダードなことが
 
 僕にとってスタンダードだとは限らない。
 と言う事もいえます。

 サッカーの世界を知る人間は、その当たり前の光景を日々目撃しています。

 スペインの華麗なパスサッカーをイタリアは賞賛するけれども、自分たちの長所は
硬い守備にあると信じていますし、韓国がフィジカル・コンタクトに強いことを認め
ても、日本は中盤の構成力に活路を見出している。

 スタンダード、基準がその国その人物によって異なる事は当然ですが、ある場所と
ある場面ではその基準が覆ってしまうのかもしれません。

 ですので今の現場に慣れるまで辛抱しようと思います。

 そして僕が今持ちえていないその基準を、見つめてみようと思います。
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中村俊輔「察知力」を再読中

2010-10-23 20:47:44 | 日記
 自分が持てる力を最大限に発揮して、それでも失敗してしまった。

 周囲にアドバイスを聞いてもらえる人間がおらず、自分の持つ知識を最大限に
いかして取り組んだ。

 でも失敗し、周囲からその失敗を問い詰められた。

 そんな時、皆さんならどうしますか?

 僕の答えは
 「ふてくされる」
 です。

 今日は異動して2日目ですが初日行った業務でミスがあり、お客様にご面倒をかけて
しまう形になってしまったのです。

 冒頭の心境はその際の僕の胸のうちを綴ったものですが、休憩をはさんで必死に自分に
語りかけて気落ちしないようにし、同時に

 「ふてくされるな。」
 と何度も心のなかで念じてミスを改めて詫び、メモを取り直して業務に取り組みました。

 ふれくされないように心がけたのは、以前このブログでご紹介した
 「中村俊輔 察知力」
 を読み直して、部署異動で苦しむであろう僕の栄養剤になると考えたんです。

 中村も幼い頃誰よりも秀でた技術を持ちながら、レギュラーから外れていく失意を味わい
ました。

 中村自身「ふてくされた。」とこの中で述べています。

 僕が最初にこの本を読んだのはワールドカップの頃で、その時の感想は

 「こんなに日々真摯にサッカーに取り組んでも、ワールドカップに縁の無い選手は本当に
縁が無いのだ。」
 というものでした。

 でも今再読すると当時は考えなかった、
 「ふてくされないで生きていく」
 「目標を設定することの大切さ」

 が見えてきます。

 中村のように賞賛も批判も味わってきた選手だからこそ、その言葉に突き動かされるのだと
思います。
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