塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中村俊輔「察知力」を再読中

2010-10-23 20:47:44 | 日記
 自分が持てる力を最大限に発揮して、それでも失敗してしまった。

 周囲にアドバイスを聞いてもらえる人間がおらず、自分の持つ知識を最大限に
いかして取り組んだ。

 でも失敗し、周囲からその失敗を問い詰められた。

 そんな時、皆さんならどうしますか?

 僕の答えは
 「ふてくされる」
 です。

 今日は異動して2日目ですが初日行った業務でミスがあり、お客様にご面倒をかけて
しまう形になってしまったのです。

 冒頭の心境はその際の僕の胸のうちを綴ったものですが、休憩をはさんで必死に自分に
語りかけて気落ちしないようにし、同時に

 「ふてくされるな。」
 と何度も心のなかで念じてミスを改めて詫び、メモを取り直して業務に取り組みました。

 ふれくされないように心がけたのは、以前このブログでご紹介した
 「中村俊輔 察知力」
 を読み直して、部署異動で苦しむであろう僕の栄養剤になると考えたんです。

 中村も幼い頃誰よりも秀でた技術を持ちながら、レギュラーから外れていく失意を味わい
ました。

 中村自身「ふてくされた。」とこの中で述べています。

 僕が最初にこの本を読んだのはワールドカップの頃で、その時の感想は

 「こんなに日々真摯にサッカーに取り組んでも、ワールドカップに縁の無い選手は本当に
縁が無いのだ。」
 というものでした。

 でも今再読すると当時は考えなかった、
 「ふてくされないで生きていく」
 「目標を設定することの大切さ」

 が見えてきます。

 中村のように賞賛も批判も味わってきた選手だからこそ、その言葉に突き動かされるのだと
思います。
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