ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



反省、反省って宗教は言うけど、でも、そんなことして意味があるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『心の挑戦』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 日々修行をし、そして心の錆落としをして、仏の光というものを受けとめることができるようになったとき、すなわち守護霊や指導霊の指導を受けられるような状態になったとき、私たちは、この三次元を超えた世界、無限の世界がほんとうにある、ということを知ります。
 そして、自分が独りで孤独な魂修行をしていたと思っていたところが、実は、自分の魂の兄弟という存在が、生まれ落ちてよりずっと自分を見守ってきたという事実に気づきます。(中略)
 「ああ、そのような霊存在が、自分をずっと眺めていたのだな。そして、その霊存在は、ほんとうは自分自身からまったく離れた存在ではなく、自分自身のなかの真我なる心、ほんとうの心、潜在意識のなかの穢れていない心であり、それが実は自分の守護霊となって見ているのだ」ということに気づくことになるのです。(中略)
 ところが、それは潜在意識といわれるだけあって、表面意識とは違ったものなのです。
 表面意識というのは、みなさんが目が覚めている状態です。朝、目が覚めて、夜、眠るまでのあいだに、目覚めている意識のことです。この意識は、みなさんの頭脳や神経作用、肉体諸器官から、まったく自由ということはありえません。(中略)したがって、非常に三次元的な物質波動に染まりやすい、また、他人の影響を受けやすい(中略)、非常にこの世的な波動に染まりやすい部分であると言ってもよいと思います。
 たとえば、澄みきった池があったとしても、秋になれば木の葉が落ちて、水面に木の葉とかゴミとか、いろいろなものが浮かんで、汚れたように見えます。その水は実は澄んでいても、表面自体は、澄んだようには見えなくなってくることがあります。そういう状態がちょうど、肉体修行をしている表面意識に近いと言ってもよいと思います。
 山奥の、せせらぎに近い民宿に泊まったりしますと、(中略)旅館の人が、せせらぎに溜まった紅葉の葉っぱを、熊手でかき寄せているのです。“紅葉かき”にも似たそのような作業をしなければ、ほんとうは、澄みきっている清流の姿を見ることができないのです。
 これが、私が日頃みなさんに勧めている反省の意味でもあります。(中略)守護霊は、あなた自身を毎日見つめてはいるのですが、守護霊からは、その本来の声をみなさんに届けることが、どうしてもできないことがあります。それが、表面意識が汚れているとき、濁っているときなのです。
 ですから、表面意識といわれる心にある曇りを、反省によって、一つひとつ晴らすことで、潜在意識の部分と同通していくことになります。そうすると、(中略)肉体を持って生活をしておりながら、その身そのままで、実在界とつながった存在としてのみなさんとなるのです。みなさんの考え方が守護霊の考えと一致します。実在界の視点でもって生きていくことができるのです。その視点でもって生きていくときに、みなさんの悩みというものは、なくなっていきます。
(192~196ページ)

反省で、日々、心の錆落としをして、表面意識といわれる心にある曇りを、一つひとつ晴らすことで、仏の光を受けとめることができるようになったときは、すなわち、守護霊や指導霊の指導を受けられるような状態になったときである。

そのとき私たちは、潜在意識の部分と同通し、この三次元を超えた世界がほんとうにあることを知る。

そして、実在界の視点でもって生きていくことができるようになり、悩みは、なくなっていく──。

反省の功徳については、なんどかご紹介したことがあります。

今日は、反省行によって心のさび落としができたときに、宗教修行者としてどういう境地に至ることができるのか、という角度からの教えをご紹介してみました。

そして、仏教ではこれを古来から、「阿羅漢(あらかん)の境地」と呼んでいるのだと私は理解しているのです。

『心の挑戦』

 大川隆法著


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