ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



あーあ、あんな失敗するなんて、オレってどうしようもないバカだよね。もう生きてる価値、ないんじゃないかなあ。? なーんて嘆いたりしてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の革命』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 みなさんが自己卑下的な気持ちに陥っているとき、まわりに集まってくる人たちから、みなさんはどのようなことを言われるでしょうか。
 もちろん、慰めの言葉をかけられることもあるでしょうが、むしろ、追い討ちを受けるように、いじめられたり、頭の上に非難が積まれたりして、さらに傷つくことが往々にしてあるはずです。これは体験があるでしょう。
 こうした状況が起きるのは、自分では「幸福を得よう」としているつもりなのに、実は心の奥で不幸を愛しているからなのです。
 表面では「成功しよう」と思っているけれども、内心においては、失敗を愛する傾向が明らかにあるということです。
 みなさんのなかに、自分をいじめたり責めたりする自虐的な気持ちのある人がいるならば、私はその人に問いたいのです。
 「あなたは、成功したいのか、したくないのか。幸福になりたいのか、なりたくないのか」と――。
 みずから「失敗したい」と願っている人を助けることは、仏にもできません。みずから落下していく人に対しては、どうすることもできないのです。
 したがって、まず、自分は本心においてどちらを欲しているのか、決断することが必要です。
 そして、成功を欲するならば、そのための思いや行動、方法があるはずですから、それを考えなければなりません。
 表面上は成功を欲していながら、実際は不遇のなかにある人に共通する特徴は、自己憐憫の傾向があることです。
 自己憐憫とは、「自分がかわいそうだ」という気持ち、自己を憐れむ気持ちです。そして、他の人からの慰めを欲しているのです。
 しかし、他の人から慰められたとしても、その傷が真に癒されることはありません。
 なぜなら、自己憐憫の気持ちのなかには、「他の人からもっと愛されたい。他の人の愛をもっと引き寄せるには、どうすればよいか」という感情が潜んでいて、「そのためには、自分がもっと傷つけばよい」という結論になるからです。
 つまり、「自分がもっと苦しめば、もっと傷つけば、多くの人の愛をもっと受けることができる」と無意識下で思っているのです。
 それゆえ、さらなる失敗をみずから招くようになります。
 こうした精神的傾向に気づいたならば、「成功者の町のたとえ」を思い出していただきたいと思います。
 成功していくためには、まず、小さな成功を手中にしなければなりません。
 その小さな成功を育てていって中くらいの成功とし、その中くらいの成功が、さらに多くの人の力を得て、大きな成功へと成長していく――。
 これが真実の成功なのです。
(65~68ページ)

自己卑下的な気持ちを持っていると、追い討ちをかけていじめられたりするのは、実は心の奥で不幸を愛しているから。

表面上は成功を欲していながら、実は心の中に、自己憐憫(れんびん)の傾向がないかを考えよ。自己を憐れんで、他の人からの慰めを欲していないか。そこから、さらなる失敗を招いていないか。

もしその傾向があったなら、「成功者の町のたとえ」を思い出し、まず手近なところで小さな成功を収めることから始めること。これが真実の成功の姿である──。

この「成功者の町のたとえ」については、以前、ご紹介しました。

今日は、とてもさりげないけど、でも、真実の成功を手にするための大事な秘訣を、教えていただいたのだと私は思っているのです。

 



『幸福の革命』

  大川隆法著

 

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