40歳すぎちゃったけど、でもオレって、とっても能力あるんだからさ、まだまだ若い者には負けないからね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『希望の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
「個人で戦って勝つ」ということと、「他人の協力を受けて勝ちつづける」ということは、意味が違います。他人の協力を受けて勝ちつづけるためには、だんだん、人が使えるようになっていかなければならないのです。
「三十代のときは、個人に能力があれば、まだ個人で戦える。しかし、四十歳を過ぎたら、個人の才能だけで戦っている人は要らなくなる」ということを知らなければいけません。個人の才能だけで戦っている人は邪魔になってくるのです。「言うことをきかないで、単独プレーばかりする」というように見えてくるので、むしろ、お荷物になってきます。若いうちはよいのですが、四十歳を過ぎると要らなくなるのです。
四十歳を過ぎたら、他の人々をまとめて引っ張っていく能力のある人のほうが、高く評価されるようになってきます。個人の能力だけで戦っている人は、大きな会社などにいた場合、適当なところで見切りをつけて独立しないと、埋もれてしまって終わりになります。その辺の見方が大事です。
「四十歳を過ぎると、能力に対する評価が逆転してくるのだ」ということを知らなければいけません。これは、なかなか納得のいかないことかもしれませんが、事実であり、真実であるのです。
(243~245ページ)
他人の協力を受けて勝ちつづけるためには、だんだん人が使えるようになっていかなければならない。
40歳を過ぎると、能力に対する評価が逆転してくる。
大きな組織では、40歳を過ぎたら、個人の才能だけで戦っている人は要らなくなる――。
年齢でばっさりと区切る思い切ったお教えですが、それにしても、年齢を重ねても自分自身の持って生まれた能力だけで生きていける仕事の方は、さいわいです。
でもそうではなくって、ふつうにサラリーマンなどの仕事をしている大多数の方にとっては、とても含蓄のあるお教えではないかと改めて私は思っているのです。
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『希望の法』
大川隆法著
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