私って、過去があるんだけど、ウソ言ってるのよね。バレそうで、怖いのよね。どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「幸福になれない」症候群』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
悩みの根源は、結局、「自分が隠したい部分をウソで塗り固めないと、プラス・マイナス・ゼロに戻らない」という感覚です。
過去のマイナス部分を充分に打ち消すことができるだけの、はるかに大きなプラス部分があれば、マイナス部分をそれほど気にすることもなくなるでしょう。しかし、そうしたプラス部分がなく、マイナス部分が気になってしかたがないために、「なんとかして蓋をしたい」と考えるのです。
そうした人にかぎって、まわりの人から、そのウソを見破られやすいものです。なぜなら、一日中そのことを気にしているからです。
こうした人に対して、私は「自分の過去を人に知られようと知られまいと、どうでもよいのではありませんか」と言いたいのです。それよりも、現在のあなたがどれだけ素晴らしいかが大切なのではないでしょうか。(中略)
環境に恵まれず、充分な学歴を得られなかったとしても、社会に出たあと勉強する機会はなかったのでしょうか。それをよく考えていただきたいのです。
社会に出てからでも、勉強する機会はいくらでもあったはずです。専門技能や特殊技能の国家試験も数多くあります。目の前には、さまざまなチャンスが転がっているのです。
そうしたものにトライしたことが、はたしてあったでしょうか。なんら積極的にトライせず、「自分はあのとき、ああだったから」という自己弁護ばかりをしてきたのではないでしょうか。
過去を打ち消し、過去の穴や溝を埋めるためには、過去を言い訳にするのではなく、素晴らしい未来を開くことです。知的な面でコンプレックスのある人は、知的な面で自信をつける以外に方法はないのです。努力して、何らかの客観的な自信をつけていくことです。(中略)
肉体的な欠陥を持っている人もいるでしょう。外見で明らかに分かる肉体的欠陥のある人もいれば、人には分からない欠陥に悩んでいる人もいるでしょう。
そうした人は、それが努力によってカバーできるものであれば、そうしていくことが大切ですが、努力してもどうにもならないものである場合には、あきらめて、ほかの部分で自分を伸ばす工夫をしていく以外にないのです。
(139~142ページ)
悩みの根源は、自分が隠したい部分をウソで塗り固めないと、プラス・マイナス・ゼロに戻らないという感覚である。
しかし、自分の過去を人に知られようと知られまいと、どうでもよい。それよりも、現在のあなたがどれだけ素晴らしいかが大切である。
過去を打ち消し、過去の穴や溝を埋めるためには、過去を言い訳にするのではなく、努力して、何らかの客観的な自信をつけていき、素晴らしい未来を開くことである――。
過去そのものは、いまどうしようもないわけです。
だからこそ、目線を未来に向けて、いま自分ができる努力を重ねていくことの大切さ。
それを、大川隆法先生は、やさしい言葉で教えて下さっているのだと改めて私は思っているのです。
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『「幸福になれない」症候群』
大川隆法著
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