いま、テレビにいろんな政治家が出てくるけど、いっぱいしゃべるけど、実はあんまし勉強してないんじゃないのって、感じることも多い気がするんだ。選挙活動も忙しいんだし、しょうがないのかね? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『救国の秘策―公開霊言 高杉晋作・田中角栄』(幸福の科学出版)で、あの田中角栄の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。
まあ、なんちゅうか、わしは成り上がりといえば成り上がりだったけれども、「今太閤」ということで、尊敬もされた。しかし、結局、「インテリに撃ち落とされた」とは思うんだよ。高学歴のインテリの人たちから、「やっぱり、あいつは卑しいやつだ。お金の力で成り上がった」ということで、お金のところで責められた。「実力で上がれるわけがないから、お金を撒いているんだ。お金で買ってやったんだ」とね。
まあ、ちょっとはやったけどな(会場笑)。しかし、わしは、お金で、全部、解決しようとは思ってなかったよ。それはチップよ、チップ。いやあ、あるいは、何て言うかな、気持ちよ、気持ち(会場笑)。それは分かるだろ?(中略)
例えば、わしなんか、夏は軽井沢でゴルフしてたけどさ。まあ、わしも偉くなったから、ご苦労なことだけど、SPさんがいっぱい付いてるよな。仕事は特にないんだけれども、警察の方が来て、あちこちに立ってる。そしたら、やっぱり、ちょっとした気持ちとして、小遣いをぽっぽっと渡していったりする習慣はあったよ。(中略)暑い盛りに、人がゴルフしてるのを警備するなんて、まあ、気の毒な話じゃないか。な? だから、それは心付けをしただけのことだな。(中略)
しかし、わしの場合は、学歴はなかったんだけど、勉強はしてたんだよ。『広辞苑』も、全部、読んだ。君らは読んでないだろう? わしは『広辞苑』を隅から隅まで読みましたよ。(中略)夜は九時に寝て、十二時に起き、十二時から二時間、三時間と夜中に勉強しましたよ。経済や法律の勉強を一生懸命しましたよ。それで、個人でも議員立法を三十三件ぐらい出しましたよ。
だから、君らに言いたいことはね。もちろん「演説がうまい」とか、「人気がある」とか、当選するためには、いろいろとやらなきゃいかんことがいっぱいある。しかし、君もいずれ政治家になるんだろうから、「政治家になったら、個人で法案をつくれるぐらいの人間になりなさい」ということをわしは言いたい。(中略)個人で法律案をつくれるぐらいの人間になっておれば、誰もが中身を認めてくれるようになる。だから、わしは高等小学校卒でありながら、個人で法案をつくって、議員立法を出したんだ。
ここまでやるには、そうとう勉強しなきゃ駄目なので、わしは大学を出てなくても、そりゃ一生懸命、法律や経済の勉強をしたんだよ。そういうのが裏にあるわけだから、わしゃ、「ダーティーにお金で票を買った。権力を買った」というように言われるのは、半分は当たってるかもしらんけれども、半分は悔しい思いは持ってるよ。
だから、「自分で法案をつくってみろ」っていうことだよな。法案っていうのは、官僚主導で全部つくったもんだ。法律は、東大法学部を出た連中がほとんど書いたもんだよ。まあ、議員のほうは、それを認めて通すことだけが仕事だよ。ただの“運び屋”だな。国会に運んで、多数決を取るだけの仕事だ。
だけど、その法律を個人で書けるだけの力はつけないといけないよ。何が必要かを考えて、それだけの勉強はしなさいよ。な?
いいか。個人で法案をつくれるぐらいの人間になれば、あとは時間の問題で、君は政治家になれるから、それも勉強しなさいね。外で声をからして街宣するのも大事だけども、どこかで、そういう勉強を続けていくことが大事だな。
(179~184ページ)
なんだか、生前の田中角栄・元首相の独特のだみ声が聞こえてくるような、まさに本物が語る説話の臨場感にあふれています。
要点をまとめたりしてしまうと、そのせっかくの臨場感が壊れる気がします。
そこで、今日は純粋にその言魂を感じ取ってみたいと思います。
さまざまな霊言が、活字だけでなく映像まで公開されています。
なのに、こんな奇跡が起きていることを、まだ信じれない人がいるのは、とっても残念な話であると私は思っているのです。
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『救国の秘策』
大川隆法著 |
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