ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



いま成功はしてるんだけど。でも、諸行は無常って教えてもらってるし、この成功をずっと続けるためには、どうして行ったらいいのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 さまざまなことを知り、経験していくにつれて、「矛盾した部分のなかに、いかに次の成功や発展の種があるか」ということに気がつくようになります。
 たとえば、若い人は体力がありますし、感性も非常に優れていますが、知識や経験の少ないところが弱点です。
 ところが、年を取ってくると、体は間違いなく弱ってきますし、感性も鈍ってきます。神経が少し太くなり、あまり感じなくなってくるところがあるのです。体力や感性といった、若者にとって特徴的であったものが薄れていき、その代わり、知識や経験が増えてきます。
 このように、逆のものに入れ替わってくるわけです。
 若いうちは、いくら無理をしても大丈夫だったのが、四十歳を過ぎると、無理が利かなくなってきます。そうなってきたら、次は、無理をしなくても仕事が続けられる方法を考えるしかありません。そのための知識であり経験であったはずです。
 また、若い人のような感性がなくなってきたら、感性がなければできないような仕事や発想は、若い人に任せることを考えていかなくてはなりません。
 このように年齢相応の考え方をしていく必要がありますし、たいていは、現在、いちばん使えている能力の対極にあるものが、将来において、自分を励まし、育てるものになることが多いのです。
 体力が自慢の人は、体力ではないもの、すなわち知力や経験が必要になってきます。
 それから、知性が強くなりすぎると、意志が弱くなることもあります。「勉強がよくできて、いろいろなことを知っていると、いいだろうな」と思うでしょうが、いろいろなことを知りすぎると、今度は、ある意味で意気地なしになってしまうようなところがあるのです。勇気がなくなり、優柔不断になって、「行動ができない」「結論が出せない」「踏み出せない」ということがあるわけです。
 そのように、知性的な人は意志薄弱になりやすいので、強い意志をつくるように努力しなくてはなりません。
 その反対に、意志が強い人は、ある意味では頑固で、人の意見を聴かず、我流で押し通すようなところがあります。「意志が強い」ということは、長所であると同時に弱点をも含んでいます。その弱点をカバーするためには、知性的な部分を補う必要があり、そうしなければ成長はできません。
 このように、成功の要因は、通常は長所の部分にあることが多いのですが、さらに成功を続けていくためのヒントは、自分の成功の要因であった長所と対極のところにあることが多いのです。
 「長所の反対側にあるもののなかに、あすの自分を導く種がある」ということを、常に知っていなくてはいけません。
(41~44ページ)

たとえば、感性がすぐれて体力がある若い人は、知識や経験が少ないが、逆に年を取ってくると、体は弱り感性も鈍る代わりに、知識や経験が増えてくる。

成功の要因は、通常、長所の部分にあるが、さらに成功を続けていくためのヒントは、長所と対極のところにあることが多い。

長所の反対側にあるもののなかに、あすの自分を導く種がある──。

体力自慢の人は、知力や経験が必要になってくるわけです。

知性が強くなりすぎると、優柔不断になることがあるので、強い意志をつくる努力もあわせて必要になるわけです。

そして、意志が強い人は、頑固で人の意見を聴かず、我流で押し通す弱点が出てくることがあるので、それをカバーするために、知性的な部分を補う必要があると教えて下さっています。

要するに、現在の自分の弱点の中に明日の成功のための種を見つけて、そこを補っていく努力をしていくことが、歳をとっても長く成功を続けていく秘訣であることを、今日は改めて学ぶことができたと私は思っているのです。 

 

『幸福の法』

 大川隆法著

 

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