5月19日(火)
横須賀市東部漁協走水大津支所では、あさりの安定した漁ができるために、いろいろな努力をしています。
産卵時に、海中を浮遊しているあさりの卵を海底に定着されることが、一番大事です。
そのために、ある程度の水深の場所に、カキの貝殻を粉末にして固めたものを、小砂利に混ぜて袋詰めして設置しています。
今日は、漁協の青年会がその袋の点検・清掃です。
砂に埋もれてしまった袋は、掘り起こして掃除してまた設置。
幸いにも、走水の漁協には若い後継者が多くいます。
業種に関係なく、青年会員は全員参加。
組合事業に協力しています。
袋の中には、多くのアサリの稚貝が入っていました。
でも、順調に生育しているアサリは三分の一程度。
砂に埋もれて、死んでしまったあさりが数多くいます。
でも、袋の近くの場所には、稚貝がいっぱい集まっていました。
物凄い量です、あさりだらけ。
今年のあさりの豊漁には、この袋の効果がかなりありそうです。
走水大津支所の青年会は、袋の設置場所をいろいろ変えて、あさりの卵を集める努力をしています。