もといや日記

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卵を集める

2015-05-19 20:41:07 | Weblog

5月19日(火)

横須賀市東部漁協走水大津支所では、あさりの安定した漁ができるために、いろいろな努力をしています。

産卵時に、海中を浮遊しているあさりの卵を海底に定着されることが、一番大事です。

そのために、ある程度の水深の場所に、カキの貝殻を粉末にして固めたものを、小砂利に混ぜて袋詰めして設置しています。

今日は、漁協の青年会がその袋の点検・清掃です。

砂に埋もれてしまった袋は、掘り起こして掃除してまた設置。

幸いにも、走水の漁協には若い後継者が多くいます。

業種に関係なく、青年会員は全員参加。

組合事業に協力しています。

袋の中には、多くのアサリの稚貝が入っていました。

でも、順調に生育しているアサリは三分の一程度。

砂に埋もれて、死んでしまったあさりが数多くいます。

でも、袋の近くの場所には、稚貝がいっぱい集まっていました。

物凄い量です、あさりだらけ。

今年のあさりの豊漁には、この袋の効果がかなりありそうです。

走水大津支所の青年会は、袋の設置場所をいろいろ変えて、あさりの卵を集める努力をしています。

 

 

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