4月28日(月)
明日から、ゴールデンウィークの走水海岸潮干狩りが始まります。
この潮は、横綱級の勢力のたいへん強い高気圧に覆われる日が続いていたので、高い気圧で海面が押され、暦の潮位より潮が引いています。
今日も、暦より20cm程度、潮が余分に引いています。
昨年設置した、あさりの稚貝取りの袋のチェックです。
先日チェックした時に、砂に埋もれていた袋がたくさんあり、掘り起こしましたがその後の成長はどうでしょう?
ケアーシェルと小石が抜ける大きさの金網で、あさりの稚貝を選別。
選別されたあさりを、潮干狩り場に撒く予定です。
結果は?
この袋では、かなりのあさりの稚貝が捕獲できました。一袋で150個程度。
でも、砂に埋もれてあさりの稚貝がすべて死滅してしまって、一個も生きている稚貝の入っていない袋が多数。
予定よりはるかに少ない稚貝しか、捕獲できませんでした。
袋の設置場所と時期に、大きな問題があるようです。
捕獲できたのは、昨年の春から夏生まれの稚貝。
秋生まれの稚貝は、ほとんど捕獲できませんでした。
卵の集まる場所と、稚貝が順調に育つ場所の違い。
この失敗を糧にして、来年以降たくさん稚貝を捕獲できるように、さらなる研究が必要です。