あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

賀川豊彦は泣いている!!

2010-05-24 12:08:43 | いろいろ
清く、貧しく、地域密着これは昔、ある首都圏の生協幹部と商談した時に、その幹部の言った言葉。

そもそも、学生運動から発展した生協は、協同組合方式で、地域の生活協同組合活動に発展、

地域性を生かした、安全な食品を、流通コストを極力抑えて、住民活動の事業として発展してきた。

勿論、コープ神戸の如くに、賀川豊彦(後に初代日生協会長になる)が救民活動として早くから

生協活動の原点の活動は行われていたが、兎に角、全国に生協活動が発生、展開・発展してきた。

その理念はやはり、安全・安心な食品を適正価格で地域に供給することだった。

この勢いは各地の量販店との激烈な競争にも耐えて事業を展開するまでに発展

一時、事業経営ののノウハウの蓄積が追い付かず、また家族構成の変化、流通のへんかに対応ができず

昭和60年代には事業の継続を危うくもした。が、組合員からの増資、戸別配送の効率的システムの導入、

地域生協の連合による規模拡大と経費削減で持ちこたえてきた。

しかし、最大のポイントはやはり、一層の安全・安心の食品を供給することに徹したことだった。

だから商談の後でも、取引の過程でも、生協の、工場に来ての原料確認、製造工程の衛生検査、

副原料・添加物のチエックなど品質検査の徹底は煩く感じられるほどだった。

特に地域密着型とこの品質管理の厳しさから大手食品メーカは生協との取引に積極的でなかった。

逃げているとも思うほどだった

それが、貧すれば・・・の喩え

なんと、あのコープかながわでは廃棄すべきトンカツを冷凍して、カツ重にして販売

こんなことは生協の理念に悖ること

経営が厳しいことは重々判るが、今回のこの行為は生協の存在理由を一挙に壊した行為。

今までも、食品表示法違反、JAS法違反、食品衛生法違反などのはあったが、

それは違法行為者は生協の取引企業であり、生協は被害者であったのがほとんど

それが、・・・、ユーコープ事業連合を始め、全国の生協は創立の原点に還った

経営姿勢、従業員教育に徹して欲しい







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