マジック・アワーは愉しい

はーい久方ぶりに映画を見た。

見ていてこれも久方ぶりに笑った

映画の題名は「マジック・アワー」三谷監督の作品である。

彼は「有頂天ホテル」の監督でもあるが、この映画はフフーン、

日本でも此だけの愉しい映画が作れるようになったかと

感心してこの映画を鑑賞した。

マジック・アワーとは夏なら夕方６時から７時頃、太陽の光が柔らかく、

日本では薄暮時間ともいう時間

太陽が西に沈む瞬間の頃合いで、昔からこの時間はカメラを透した

女性の顔も優しく、清々しさいっぱいに映える。

昔、会社帰りの女性が一番美しいと考えていた。

会社での激務を終えての帰宅、デートの時間の作る生き生きとした

気持ちが顔に現れての美しさと思っていたが、やはりマジック・アワーという

言葉があるくらい素晴らしい時間帯らしい。

筋はこのマジック・アワーがキーワード

妻夫木演じる小ヤクザが売れない映画俳優の佐藤浩市演じる幻の殺し屋と

ヤクザの親分　西田敏行などの演じるマンガストーリーだ

脇役もしっかりしている。

でも舞台は四ヶ所位で少なく映画には極めてお金はかかっていない

と思われる映画

間違いなく二時間を楽しめる映画で、笑える映画　

ユーモアたっぷり筋を更に言えば鑑賞する楽しみが半減すると

思うので控えるが見て、ホウ

愉しかったと言える映画であり、鑑賞を薦め得るアホ・ストーリーの映画

最近は評判の「相棒」も楽しめる映画だったが日本の映画界にも

結構良い監督が出てきて、愉しい映画を見せてくれる

まあ、兎に角　時間のある人、特にシニアの人は1,000円で楽しめるから

世評にと鑑賞をお薦めする

映画団塊ボーイズは中年に

久方ぶりにアメリカ、ハリウッド映画を見た。

昔日本語に吹き替えた西部劇を見たが

何故西部劇のガンマンが日本語をと違和感が強かった。が、

最近はハリウッド映画のダ・ヴィンチ・コードをみたら、

原作を読んでいたのにも拘わらず映画の展開に

ついて行けずに再度鑑賞する羽目に

最近のテレビでの外国物映画・ドラマは殆どが日本語吹き替えで

いつの間にか耳も脳細胞も全く馴染んで、

今は字幕映画の展開についていけない

そてとも脳細胞の老化

観た映画のタイトルは団塊ボーイズ中年四人、家庭から締め出された男、

破産した男、失敗ばかりしている歯医者などの四人が青春を取り戻そうと

第二の人生をかけてバイクの旅に出る

観ての感想・中年いや第二の人生には夢あり、笑いあり

アメリカ人の陽気には感服

ストーリーは字幕でも十分満足

是非、中年第二の人生の探検者にお勧めする

佐々部 映画

佐々部清監督の映画、「出口のない海」を観た。
監督の映画は略全作を劇場で観ている

監督の映画は全体的に佳作
さすが山田洋次監督の下で十数年間助監督を勤めたキャリア

氏は山口県下関市の出身で、映画もチルソクの夏、カーテン・コール、
四日間の奇跡など山口を映画の舞台にしたものが多く、すこぶる郷土愛の強い監督

大好きな監督に一つ注文を
監督の映画は優しい

娯楽・ちょぴり感動の映画も良いがこれは山田洋次流

映画多作時代、映画テーマをベースに社会観・歴史観を普遍的に

より掘り下げての主張・存在感を

映画が再生

映画が再生

子供時代、街に映画館は幾つもあって、
今のシネコンプレックスとは異なるものの、
隣は洋画、こちらは邦画の時代も

映画は二本立て、三本立て
更に時の時事ニュースも放映され、

映画館は子供にも大人にも時の娯楽兼時事広報センターだった
夕日が丘三丁目の頃の話

その後テレビの普及で映画は冬の時代に
これが、最近再生してきている

若いプロデューサー、映画監督も目白押しで新しいエンター・テイメントに
こちらもいつしか毎月一、二本は観ている

テレビのドラマとは何かが違う文化を創造
発展を期待、乾杯

日本の技術は凄い

暫く振りに色々な家庭電化製品をみて驚いた
並ぶ家庭電化製品が五年位前の製品と一変

洗濯機も濯いドラムが斜め、冷蔵庫も両開きで大型、総て省エネ型、
電気マッサージ機は身長・体重の測定器を備えた多機能型、

ハンドマッサージ器は叩き、つかみ、揉みからはり扇、こぶし、ウェーブ
など実に多機能で心にくいまで

乗馬型の振動運動機器、これは糖尿病対策にも効果
パソコンなどは多機能で使い方も難しい

将に日進月歩　チヨット浦島太郎の気持ちに
中国の日本製品の模造、不正輸出で被害数兆円というが、
日本の技術は凄い　

シンドラーのリスト

映画シンドラーのリストを観た。
三度目の鑑賞だが毎回感動を新たに

映画はスティーブンス・スピルバーグの1993年の作品、どうやって撮影した
収容所での全裸での行進、健康診断などのシーン
出演者の確保は

主人公はチェコ系ドイツ人、ナチスに入り、ゲットーでユダヤ人を
安い労働力として使い金属加工で巨万の富を築くが、
ナチスのユダヤ人扱いをみていくうちに自分の過ちに気付く　

身の危険も顧みず全財産を使い、ユダヤ人の助命に
スビルバーグの娯楽映画のみでない幅広い、深い社会正義

日本の映画監督　頑張れ　

武田五郎氏

人間魚雷回天・『出口のない海』は元マルハ常務・横浜ベイ・スターズ社長であった
武田五郎氏が回天の乗り組要員であり、数日終戦が遅かったら今は靖国に

の事情もあり、その当時の海軍の実態を手記にまとめ、かつ戦後は戦死した
同僚の遺品を遺族に届けられ、当時の状況を海老蔵を配役にどう描いたか

また、長州ファイブは国、社会、家族への帰属意識が希薄で若者としての夢を
もてない今日、どのように現在の若者の共感を得るべく描いている

時に長州出身の安倍晋三が総理大臣にの声も
国を担う気概を重ねて観てみたい　

お薦め映画

下関市が映画作りを主体にした地域文化の掘り起こしに内外の映画人も参画して
成果を上げているが同市には映画館は二つしかない

この面ではその努力も興行的には大変何故

それは最近の映画は素晴らしい外国映画をふくめ
国内での映画製作もかなりの数になり、

一般映画館での上映にこぎつけるのさえ
大変なエネルギーを必要とする

その中での佐々部監督の前述の下関三部作にさらに
九月一六日公開の、人間魚雷回天・「出口のない海」

五十嵐監督の幕末の五人の若者の気宇壮大な心意気を描いた
「長州ファイブ」など是非とお薦めしたい　

佐々部監督 映画 『チルソクの夏』

最近映画界はひところに比べ一つのブーム

それは映画館側が女性映画の日や60歳以上の高齢者割引を
実施したりしてテレビドラマと一味違う楽しみに親しむ機会をつくったり、
シネマコンプレックスのの設営などの地道な努力の賜物

また福岡市、広島市、盛岡市、湯布院市等各市で映画祭などを開催
あの夕張市も地域文化の興隆の一環としている

なかでも下関市は良い映画を作る鑑賞することを目標に独自の展開

佐々部監督のチルソク（七夕）の夏四日間の奇蹟の映画化、カーテンコールなど
心暖まる映画も多い　

続 映画 「ダビンチ・コード」

再び映画「ダビンチ・コード」について
映画は最後に、この映画はフィクションであると断り書きを入れていた。
ユダヤ教のマーク、イスラエル国旗のマークが男の女の性器のシンボルを重ねた、
受胎を表すダーウィンの進化論ガリレオガリレイの地球は丸い
との言葉も神の天地創造にたいする冒涜との発想は現代も生きている
カソリック教徒はコウの鳥が赤子を運ぶとか産児調整は神を冒涜すると
ブッシュ大統領が同性婚を憲法で禁止するとの報道も保守派の取り込み
その現実を描いた映画奥深い