あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

平和憲法麻薬!?

2016-05-04 17:24:06 | 政治
今日は憲法記念日なので、日本憲法についてあれこれ考えてみましたが、日本のような文言上の自衛を禁止した憲法は歴史上には例を見ません。幸い、戦後70年、日本は戦争に巻き込まれる事態にはなりませんでしたが、これはひとえにアメリカの世界戦略とアメリカの軍事力に守られたことで、その証拠には、戦後70年の間には何時も世界のどこかで悲惨な戦争が行われていました。つまり日本に今の憲法があるから戦争の事態を避けることができたのではないようです。

でも、この、70年間の居心地の良さは、最高のもので、日本は自分がこの憲法を持っていれば平和を貪っておれると錯覚しているのが現実です。つまりは国は武力を持たない、自分で平和憲法を持っていれば平和を貪っておれると思い込んでしまったのは、これがあまりにも、観念上で、楽ということ、つまりは平和の阿片を飲んで、独りで悦に入っているようなものということでしょうか‼

でも、そろそろ、その平和の源泉だったアメリカも日本の平和これ以上寄与することはイヤだ、もし日本がこれから自国の防衛にアメリカの軍事力に依存したいなら相応の負担をすべきという雰囲気も出てきたようです。

近隣の国の世界戦略も、急激な世界の現状を力で自国に有利な形にする露骨な動きも出てきて、周辺国との摩擦を惹き起こしてもいます。それでも、日本では平和憲法⁉が一番居心地が良いと、夢心地のようです。まあ、平和憲法麻薬⁉これはなかなか自分だけではやめられないのかもしれません⁉

昔、中国の戦国時代に、他国が秦に攻められても、自国だけ40年も平和を貪っていて、最終的には秦に無血降伏した斎という国がありましたが、アメリカの世界政策如何では、日本もその撤を踏む懸念は十分可能性あるものだということだということ‼即ち、憲法が自国の国民の安全な生活を護るなんてことは夢のまた夢、阿片中毒の常態ともいえる⁉後世の世界歴史ではどんな評価になる⁉そんな気になった憲法記念日でした。



3日は憲法記念日

2016-05-04 17:13:31 | 政治

3日は憲法記念日‼、先日、東大の大学院教授が、一般にイギリスやアメリカなどの憲法は解釈で、逐次変更をしているし、日本の憲法解釈の変更は特に問題視するものではない。この辺りについては民進党の頑なな態度は自分達の政権野党時代の執政の憲法に対する姿勢とかなりの矛盾をつくっている。現実の世界の政治情勢の変化を考慮に入れだ時、その時々の機微に対応するには解釈変更で凌ぐのは政治の常道だとの論文を読んだ。

しかし、日本では憲法は現実に変えるにはかなりのエネルギーが必要な実態になっていて、固定憲法になっている、これを頑なに守り、現実の国際政治に対応するのには政府はかなりの苦労をする宿命になっている。国民は自国の安全を他国の力に依存して、気楽に平和を貪っていることの身勝手さを、それを当然視してきて、自国の安全を、憲法9条で守れると信じたいと願っている。正にユウートピアの夢想家の国民⁉

でも、今の憲法で、今の国際政治の中で、自国の権益・国民の生活を護ることの難しさを、無視していくことの楽さを味わってしまえば、平和惚けと言われてもこれから放れることは将に極めて難しいこと‼これが将に平和惚けそのもので、この辺に、アメリカ大統領予備選で共和党のトランブ候補が冷水をかけた政策を論じている。

それにしても、戦後の日本はアメリカの存在力の強さで、自国の安全に格安で護ってもらい、この楽にずっしり浸って、それを当然視しているのは本当に幸せな国民⁉世界の歴史では、こんな国はかって存在していない。他国の国民に国を護る制度をつくった国は、ギリシャ、ローマも滅ぶ宿命をたどったし、中国の歴史でも、夏、殷、周、春秋、戦国から現代に至るまで平和同盟で自国の保全を維持できた国は存在していない‼

この現実を、日本の政治を云々する政党はどう考えるか真摯に学習すべきだろう‼

さて、ゴールデンウィークも後半に入るけど、エブリデー・ホリデーの身分には特に代わり映えのない生活で、今は畑の働き時、新鮮な野菜もそろそろ収穫期を迎える雰囲気がでてきて食いしん坊の楽しさがいっぱい‼