あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

農業を守るには農地法を!!

2008-08-30 11:28:16 | 政治
この夏の猛暑と小雨で夏野菜の成熟が早く、かつ豊作だった。で、価格は暴落して

野菜農家の収入は資材・肥料の値上がり分を吸収できず野菜農家は大幅な赤字

更に例年よりも約1週間、夏野菜の終わりも早いという。

しかも、猛暑・干天続きで秋野菜の種まきも随分とずれ込んだとか

つまり、秋野菜の収穫が心配、かつ、秋野菜ができるまでの空白時間がでる

結果、秋野菜の価格は夏野菜とは逆に暴騰の懸念

それもまた野菜農家には収入減の種と心配しているとか。

これは首都圏のある農家の話。

こんな時、セブン・アイグループが農業に事業進出する

現在企業は農業を事業とするには農業法人を設立するしか方法はない

それも出資制限があって10%が限度この進出も農協などとの提携が前堤となっている。

しかし、農業は自然相手、天候相手の仕事

企業体として定型の労働を土台にし、定型の資金形態を前提にする事業には不適な事業


労働の量・質に関係ない生産物の質・量となる事態は多い

つまり、計画生産のは殆ど不可能との認識が必要だ

ファースト・リテーリングが農業に進出するときも、

柳井社長は本質を知っていない、その計画は必ず失敗する。

農業は工業と異なり最大のものは計画生産が限りなく難しいことだとこの欄でも言った。

案の定、三年で失敗している。

農業に企業が進出する事自体は良いこと

セブン・アイグループは是非この農業の本質を弁えた事業の形態を開発・成功して欲しい

食料自給率云々は農業の疲弊状況に何らかの手を差しのべ、農業の知恵を活用することが先ず第一歩

農業を守ることは、基本的に土地の生産性を如何にして上げるか、

政府・企業・農家が知恵・汗・金を出すことからしか進まない

そして政府はその為の農地法の大幅改定を実施すべき




国民一本の健康保険制度

2008-08-27 13:47:13 | 政治
物流大手の西濃運輸健保組合が財政的に急迫して、健保事業継続が困難になり、8月1日に解散した。

新聞報道では会社の倒産以外で解散するには異例といっているが、特に珍しいものでもない

西濃運輸健保組合はグループ31者の従業員・扶養家族計57000人が加盟し、

その保険料率は1000分の81,これを1000分の100以上にしないと黒字での運営は不可能という。

健保組合の保険料は最大限でも1000分の95以上には上げられない法律

政府管掌健康保険の料率は1000分の82であり、健保組合の意義も全く喪失

一般的に健保組合は給与水準の高い大手企業が単独で運営、組合員つまり従業員と

その家族の疾病予防と健康管理に注力し健保財政負担を小さくしてきた。

だから、大手、特に金融機関などの健保組合の保険料率は1000分の50くらいと低く、

中小企業が加入している政府管掌健保よりは格段に組合員の負担は小さい。

一般に大手企業が給与水準の低い傘下の子会社を加入させたり、企業の成長が停滞して

組合員が高齢化すると健保組合財政は厳しくなる道理で、このような体質の健保組合に

更に前期高齢者納付金や75才以上の高齢者への負担金が大きく被される事から、

多くの健保組合の財政は青息吐息になっている。

2008年度は健保組合の9割、1334組合が赤字に

多くの健保組合は財政破綻に至るのは時間の問題

つまり、健康保険体制は現在の健保組合、政府管掌健康保険、後期高齢者健康保険を含めて

完全に破綻状態にあるということだ

政府は高齢者の健康保険・医療費負担のみを取り出して、変な後期高齢者医療制度などを作るのではなく、

国民の健康保険の全体の一本化するのか

その場合に現行健康保険組合、政府管掌健保の企業が負担している県保保険料はどうするのか、

国民皆健康保険のあるべき政策ビジョンを策定、早急に国民に提示すべき








産婦人科の体制・態勢を

2008-08-26 12:36:27 | 政治
福島県で2004年に帝王切開手術を受けた29才の女性が出血多量で死亡、

医師法違反に問われた産婦人科医師の判決が福島地裁で20日無罪となった。

この医師の行為に過失・違法性があったか否かが争われたが、

この裁判を契機に産婦人科の減少が顕著になり、医師会からも医師行為に故意・過失がない場合に

医師に刑事責任を問うことは問題との見解を発表、この種の医療事故で医師の刑事責任が

問われるなら手術する医師はいなくなると反発していた。

事実、この事故以降、各地の病院では産婦人科の医師が急激に減少、

産科の休止・廃止に至った病院は実に127個所に至り、各地で出産の可能な病院を

母親の居住する市町村を超えて探さざるを得ないケースが珍しい状況では無くなっている。

産婦人科学会はこの判決を妥当と評価している。

だが、判決は必ずしも医師会の主張を肯定したわけではない。

判決旨は胎盤剥離は常に大量出血を伴うものと予知すべきとは必ずし言い切れない。

その対策を講じなかった注意義務まで医師に求めることはできないとした。

判決に云々と批評するつもりはないが、判決は法律上の純粋な責任問題もさることながら、

社会の実態を配慮した判決と意識してしまう

医療事故を調査する第3者機関・医療安全調査委員会を作る話もあるが、

要は医療一般よりも、婦人が安心してお産ができる体制・態勢、つまり産婦人科の医師、産助師を増やし、

産科が増える体制・態勢をどう作るかが喫緊の問題

少子対策担当大臣まで置いているが、この体制・態勢をどう作る足掛かりに

この判決を生かすことが、医療不信をなくすことにも少子対策にもなる

一刻も早い政治判断と具体的対策を求めたい





モタモタ内閣は国会解散

2008-08-24 13:28:29 | 政治
オリンピック競技はあと一日、

ここで男子マラソンの出場予定の選手が一人故障で出場辞退にとの報道

こうなるとオリンピックの代表選考の方法や選出後の情報管理に問題があるのでは

更には星野ジャパンの成績を見て、

何か監督一人が浮かび上がって金メダル、金メダルと囃し立て、選手は緊張感で目一杯

女子のソフトボールのチームの状況と比べると、メダル獲得ができなかったのも成る程

これも何か変な感じ

で、オリンピックも漸く終わり、中国のお国柄の日本との差も随分と話題に

中国国内での報道はやたら金メダルの数が幾つ世界でダントツ

如何に中国が素晴らしい国であるかの記事が連日とかが、

中国では当たり前の行為も外側から見ると大分変なことがあった。

この点、日本国民は自由な国、日本に住んで良かったと思う事例もいっぱい

が、こういうことは やがて中国国民にもいずれは価値判断され理解される

その意味では中国、北京オリンピック開催の意義はあったとも言える。

中国はオリンピック後の政治・経済の課題が山積どうなるのきもちだが、

日本も政治・経済の課題はまったなし

特に経済的には財政問題、景気対策などは緊急対策が

福康政権はまだ方針が調整以前で、モタモタこんな状態では国民生活は益々厳しいものに

内閣改造の意味は何のためだったのか

もう、早く国会を解散、国民に信を問うべき道しかない状況だよ

(23日記)
 

今、マスコミの使命は!!

2008-08-21 19:16:17 | 政治
今日ある西瓜農家と話していたら、千葉県の西瓜・メロン農家は7月の低温で西瓜の出来は悪く、

原油価格高騰からの資材・燃料コストなど生産費を吸収できず大変な状況で自殺した農家ができたという

そう、いえば愛媛県のミカン農家も約3割がコスト倒れで栽培を止めたとか

多分この辺の西瓜農家がダメなら山形県などの西瓜農家も

更に、東北は7月の気温が低くこのままでは米は冷害の懸念もあるとか

原油価格の高騰のダメージは漁業だけでなく農家にも。

農業は昔と違い今は無口な産業になっている。

生産費の増加を転嫁するすべも無い。

更に化学肥料の価格も倍に

政府購入米価格も上げる余地はないと米農家も大変な事態

原油価格高騰の影響は更に、産業の米といわれた製鉄に、

それが自動車産業、機械産業、運輸産業にとあらゆる分野に波及している。

兎に角、国民全体が原油・資源価格高騰に耐える正念場は此から

漁業のみならずあらゆる国民生活が厳しい試練の時期を迎えているということが、

これ等に国民は耐えていかねばならないのは最早自明今まではアメリカ・欧州の

キリスト教国・日本などがそのキリスト教的価値観、メルクマールで世界を動かしてきた。

この秩序が基本的に変わってしまった。

こういう事態に新しい国民生活の指針を示すべき福田総理大臣の態度・言動は冷静

否、国民の苦痛を他人事の感じ。

今度の内閣改造でもこの国民生活の危機打開を意識したものには見えない

内閣支持率の向上など覚束ない

でも、これ程の事態にマスコミは

アラブ諸国の台頭、BQICSの成長、原油価格・資源価格の高騰、食料価格の暴騰など、

世界は次元の変わるコペルニクス的展開をしている。

世界の流れの先の日本国民の生活の映像かはどんなものと予測、描き、見通し、

国民に投げ掛け、判断をせまる動きが見えない何故か、

起きてしまった事件を追っかけて、内閣改造で内閣支持率が云々、麻生氏が幹事長になったから云々、

あれこれ騒ぐ、事件記者になっていると思うのは私だけ

やはり、マスコミには大きく未来に国民を導く気概を持って欲しいと思う











お盆明け、政治は正念場

2008-08-19 14:44:52 | 政治
はーい夕方にわか雨が

嬉しい雨だけど雨が激しくて折角蒔いた大根の種が流れてはと心配。

ままよ農作業はお天気任せ

明日は晴れても直ぐに種まきはの感じ。

まあ、そんな時は、天がくれた休養日

一方、日本はこのところ遅れをとっている国際科学五輪で

隠れた才能の発掘・育成を目指して対策予算を倍増する

2007年の日本は物理が4位、数学が6位(¨;)中国は物理1位、数学2位。韓国は物理2位、数学4位。

これは高校生の科学的思考能力を競う競技、

2009年に生物学、2010年に化学の大会が日本で日本開催の予定だから

このような力は付け合わせでは実力はつかない

基本的には日本のなんとなく努力の報われることの少ない理工科・技術分野の人材を如何に育成するか、

根本的な土壌作りが大切

痩せた、手入れのされない畑には作物はならない

基本は土作り本物の北京オリンピックは陸上競技がはじまり、マダマダ熱戦が続くが、

選手は自分の力を思う存分に発揮してが、

こちらはいつまでも夏休み気分では頭も身体も鈍ってしまう

ソロソロ稼働開始の体勢に(^◇^)

このところ原油、金の価格が随分下がってきたが

世界的な景気の落ち込みが原因ということなら安心はできない。

この際、福康内閣の経済の舵取りは難しい

気合いを込めて補正予算を組む必要はある。が、

単なる選挙目当てのばら蒔きにならないよう注文しておきたい







経済不況は待ったなし!!

2008-08-16 17:14:33 | 経済
今日は甲子園では慶應義塾高校が惜しくも敗れ、準々決勝は明日も二試合がドラマをつくる

オリンピックでは柔道の無差別で石井選手が優勝、女子も準優勝

辛うじて柔道日本のイメージをでも、ルールが変わって負けたとはこれは

監督・コーチの敗北でも、オリンピックにはいろいろなドラマがある、

これぞ醍醐味

明日は盆の16日マダマダ暑い日が大根の種を蒔いてきた。

煮物に美味しいおふくろ大根、磨って食べる小ぶりな辛味大根

秋には収穫

先日種を蒔いた人参は漸く芽を出してきた。先ずは安心

おっと、今年の西瓜は熟していて先ずはアタリー

マダマダ畑には西瓜がなっているよ、新生姜もソロソロOKだよ

さて、政治は夏休みの風景が、経済は重油・資源価格高騰の影響がもろに反映して

所得流失から、不況色が鮮明に

特に建築・不動産業、更には地方金融機関にダメージが街角景気も悪い

さあ、自民党・与党はどうする

簡単な補正予算位では対策には不充分福田内閣はまた、

国民年金の納付率も都道府県間で20%以上の差が

公的年金制度は崩壊一歩前

経済も社会保険制度も政府・与党は確り対策を国民に明示すべき

今の政治には夏休みなんての時間は無い







スポーツマンシップこそ!!

2008-08-15 16:33:25 | つぶやき
オリンピックはいろいろなゲームを展開、懸命・真摯な選手のフェアなプレーは

感動を作り、ドラマをつくる。

アメリカの水泳選手のマイケル・ヘェルプス選手の金メダルを通算10個獲得したことも、

中国が凄い勢いでメダルを獲得する成績を残していることも、驚異・感動物語が、

日本選手の敢闘も盛り沢山

北島選手の100メートル平泳ぎの優勝、

撫子ジャパンのサッカーは強豪残しての5対1で勝って決勝トーナメントへ進出、

柔道の谷本選手のこれぞ柔道を見せるオール一本勝ちでの金メダル、

上野選手の見事な勝ちっぷりと金メダルの連覇等々

いろいろ胸に感じる試合の態度こんなゲーム・競技は国民に大きな満足と勇気を与えてくれるが、

外国選手の中では、これが、スポーツ選手と勝負に拘った、イヤーが姿も見た。

バトミントンの女子ダブルスの末網・前田選手と対戦したある国の選手の態度は

通常ならイェロー・カードもの

度々の試合の中断でゲームのリズムを壊す審判員は静かに論していた。

それでも執拗なゲームの中断

末網・前田選手は抗議もしないで淡々とフェアな態度でゲームに臨んでいた。

観客もこの外国選手にはブーイングしていた。

勘ぐるとその国はオリンピックのメダル獲得選手には国から恩賞が出る
だからの勝負への拘り

今回のオリンピックを含め、日本選手にはこんな態度の選手はいない

過去には、乗馬の西選手、テニスの清水選手、陸上競技の村社選手とフェアな競技姿勢は

世界の賞賛を受け今も語り草に

勿論勝負事は勝ちに執着することは大事が、その前に、参加する精神の涵養が大切

この点、日本選手は素晴らしいもの

その上でのメダルの獲得は本当に素晴らしい

マダマダ競技は続く、日本選手頑張れ 



IOCが今やるべきことは

2008-08-15 15:32:16 | 政治
古代オリンピックはギリシャ国内でポリス国家同士で戦争があっても、

その戦闘を中止して、各国はオリンピックの競技を進行させたという。

フランスのクーベルタン男爵はこの平和の精神を近代国際社会も学ぶとして提唱、

古代オリンピックの地、ギリシャのアテネで、第一回近代オリンピックは平和のシンボルとして開催された。

途中、第二次世界大戦の為、中止されたことはあったが、大戦が終わると更に平和を欲求する各国は

国際平和のシンボルとしてのオリンピック大会を再開・継続されてきた

実際は、モスクワオリンピック大会の様に当時ソ連のチェコ侵略に抗議して多くの国が大会を

ボイコットしたことはあってもオリンピック競技大会自体は行われて・・。が、

今回は、オリンピック自体の開催の日を狙って、8月8日に、ロシアとグルジアで戦争を勃発させた

また、北京オリンピック開催を政治的発言の好機とばかりに中国政府に的を絞ったテロが多発、

平和のシンボル大会だからそのオリンピックを機に政治的発言の場としての紛争を起こす

クーベルタン男爵が嘆くような事態になっている

しかし、オリンピックはやはり平和のシンボル

それも現代国際社会では唯一無二。

そこで提言だが、

この大会へ参加国は即刻争いを停止すべくと国際オリンピック委員会は勧告を発しては如何

せめて平和の競技の祭典の主宰者としてこれくらいはIOCは行動を起こすべきと思う

ロシアの選手とグルジアの選手がオリンピックの表彰の場で抱擁・キスしたシーンは

平和の祭典の絵そのものIOCの役割は単に開催地を決め、オリンピックのルールを決めるより、

オリンピックそのものお趣旨の理解を各国に確認することこそ原点

序盤は厳しいが・・ (8月10日)

2008-08-15 13:42:40 | いろいろ
オリンピックの闘いの序盤はどうも日本の代表選手の成績は芳しくない

男女のサッカーは予選通過は厳しい雰囲気だし、柔道の男子60㎏級は初戦で敗退、

女子48㎏級ではあの期待の実力者 谷 亮子選手も三位に

水泳も北島選手の100メートル平泳ぎは予選を二位で通過したものの、なかなか結果出せない

何かオリンピックの雰囲気に呑まれてしまった感じ

また、柔道での敗戦は何れも日本選手への指導ポイントでの僅差敗退

今年のオリンピックでは早い時点で積極的に指導ポイントを与える方針なしている

これを意識した闘いを日本選手はしていないするとこのあとの

日本柔道選手も難しい試合に水泳も直前まで水着問題でゴタゴタ

サッカーはどうも審判の判定にちぐはぐさがあり、日本チームの敗戦に繋がっているように感じている。

この辺は実力でというよりは闘い方で負けたの感じ。

日本の競技連盟などの問題

この辺の建て直しを急ぐことが必要では

それにしても銅メダルに終わったものの谷亮子選手の試合後の態度は本当に潔く、

これぞスポーツ・マンいやウーマンのさばさばした態度は素晴らしい

さすが、オリンピック、世界選手権で連続優勝してきた実力者

これからもママさん選手の強さを見せて貰えたらと期待したい。

さあ、北京オリンピックは始まったばかり

日本選手がんばれ