あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

べ・アよりも雇用だ!!

2008-12-29 10:08:49 | 政治
2009年の春闘で連合は数千円のベース・アップを要求するという

春闘は1956年労働組合総評議会・中立労連などが春の賃上げなどで

統一行動をとり、総評が解散したあとも日本労働組合総連合会・連合が

その運動を継承、今日に至っている。

連合のペース・アップの要求は八年ぶりとなる。

確かにこの数年デフレ気味・物価下降の雰囲気のなかで、賃上げも抑制してきたし、

このところの物価高と企業の好業績からは成る程の見方も。

が、物価高の雰囲気はこの数ヶ月で全く様変わり

企業の業績見通しもこれまた様変わり

製造業に限らず、金融、運輸、不動産、卸売業、小売業と

産業界の業績見通しは軒並み極めて暗いものに

企業は躍起とコストダウンにしかも、それは安易な人件費の削減に集中、

派遣・期間雇用などの非正規雇用のみならず正規雇用・新卒採用の取消にまで

日本経団連会長の企業、あのキャノンでも雇用調整に

来年から来春3月には数十万人が失職する

こんなとき、連合はベース・アップの要求

連合加盟の労働組合は殆どが大企業の正社員、

言わば労働者としては極めて恵まれた存在

日本経済は未曾有の経営環境で雇用対策こそ急務の時、何故、ベース・アップ

数ヶ月前の経済状況とは様変わりの今の実態を考慮できない

連合の幹部も麻生首相と同じ空気がよめない、KYそのもの

恐ろしい位、感性が鈍い

ベース・アップ相応の原資を非正規雇用労働者の対策に活用せよと

企業に突き付ける位の提言・運動を何故、できない

そんな言わば労働貴族の要求は国民に支持されない

当然、労働組合の組織率が30%前後でしかない理由もその辺にあるのでは

今は政労使が一体になり雇用を守る時

労働者には雇用確保こそ一大事の優先課題

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-01-01 07:30:04
麻生さんが、マスコミに叩かれる本当の理由を書いてます。
飯島愛さんにも関係があるかもしれません。
「人権擁護法案」(法案の内容をご存じなければぐぐってください)にも関連があります。
国民一人一人の力が必要なので支援を・・

http://blog.goo.ne.jp/nakagawasake/
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