あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

賢者は他人に学ぶ!?

2012-10-23 11:40:26 | 政治
先日は山口県の歴史的あれこれ・これは全国各地のものがある・を見て思わずずっと見てしまいました。

萩焼きの発生とその技術が伝承される流れなんかや長州の萩・阿武川の橋本川と松本川の治水の歴史なども読んでみました。

江戸時代の藩の治世が分権の中でどんな姿勢で行われていたか、真面目に地域民の生活を考えての治世を行われていたか、真面目に地域民の生活を考えて治世を行っていたことがわかります。

先日、フジテレビのプライムニュースでフランスの原子力安全策の現状について、愚者は己の経験から学び、賢者は他人から学ぶ、

とドイツのビスマルクの辞をベースにして、日本の原子力発電の安全策はどうあるべきか、について放送していた、

これから見ると日本の今度の原子力規制委員会設置は、確かにフランスの制度は真似た形になったが、魂が入った仕組みになって機能するかはまた別の問題だと思いましたが、

ドイツは、メルケル首相が原子力発電ゼロをうたっているがフランスから電気を輸入しているがこれにドイツ国民は矛盾を感じてはいないのか・。の質問には、

ドイツのメルケル政権が基盤が弱く、よく検証もできないままにゼロを標榜、国民の人気取りに走ったが、

現在は、自然再生可能電力の負担が大きくなり、政府の電力購入金額も大きくなり、国民の不満もでて、再検討する状態にあるとの話が紹介されていました。

エストニアで国民投票は60%が原発増設に反対・・との報道があったが、

原発の今後にはまだまだ紆余曲折が出るだろうが、地球上の60億、そして更に増加、2050年には90億に

と考えると原発ゼロはまだまだ見通し暗い、夢物語かとも思うのだが〓あんかつ

最近の政治家、勉強不足

2012-10-02 14:26:16 | 政治
先日のテレビで、戦後の日中交渉の歴史を辿っていましたが、それを見ていて日中有効条約・尖閣諸島も出てきていますし、それらの交渉に当たった田中、大平元総理や国会議員・古井吉見、民間人・高崎達之助など数多日本の将来を念頭に命をかけて交渉してきたことに再認識したけど、対して最近の政治家には言葉が軽い、特に民主党の政府・国会議員の言葉の軽さ、無責任、不勉強なことを痛切に感じさせられました。

鳩山由紀夫・菅直人などこんな政治家を国会に送り出した国民もいい加減で、国政選挙とAKB48の投票やイケメン投票みたいな選挙をやる国民の程度が根本問題

渡辺恒雄のテレビ対談だ

2012-10-02 14:09:01 | 政治
衛星放送でフジテレビの番組であの読売新聞グループ総帥の渡辺恒雄が二時間弱に渡り今の日本の政治や政局について話していました。

今回の自民党総裁選で石原伸晃を押した人間ですし、まだまだ読売新聞グループを牛耳っている彼がどんなことをいうのか興味あったのですが、

その識見はなかなかのもので、年寄りなりに良く日本を見ているし、頭は呆けた老人の昔話とは違い、傾聴に値するものでした。

彼の視点は自民党政権は良くやって来たが、その体制を壊したのは小泉内閣で、郵政民営化のスローガンで、過度な自由化をやり、いろんな課題を残したまま辞めた。

その後遺症が政治のポピュリズムを助長させ、安倍、福田、麻生の短期内閣を作り、それが民主党政権を生んで、日本を可笑しくしてしまった。

ここに至る前に、自民党・民主党の大連立を形成して日本建て直しをするべきだったが、小沢一郎の決断を民主党内部で潰した結果の政治の無策が今日まで続いている。

野田政権は鳩山・菅に比較して良くやってはいる。しかし、財政も外交も素人論議でおかしい状態になっている。政治はもっと官僚を生かして活用すべきだ。

今回の内閣改造は60点くらいだが、短期内閣なので多くは期待はできない。次の自民党中心の連立内閣で、しっかり野党経験を生かして政策を実行すべきです。

選挙でマニフェストというが、これはマルクスの共産党宣言に書いてあるもので、スローガンのごときもの、マニフェスト教条主義では世界の変化についていけない

維新の会はまだまだ未知の政党だが、橋下党首の独裁的政党だと、纏まりはついて、今の民主党のようなゴタゴタは無いので、連立相手としてはむしろ楽かも

民主党は党の綱領を決めて、もっと政治視点の近い人の集団にすべき今回の内閣改造も内向きになっている。また、政権は短期政権でも、長期政権でも、それ自体は問題では無い。時の政治課題をしっかり処置することが大事

過去の竹下内閣も橋本内閣も短い政権だったが、消費税をどうにか、5%にしたが、これがなかったら、日本はとうにギリシャ、スペインの財政になっていた。その点、野田政権は良くやったのではないかそんな主旨の対談でした。

まあ、面白い話だったと思ったし、読売新聞グループの彼がよく産経新聞系列のフジテレビに出たなともかんじました。