あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

社説はタイミングが大事

2009-03-28 15:32:36 | 政治
いよいよ3月も後半に明日はしかも4月中旬の気温になるという。

梅の花はそろそろ桜にバトンタッチ

既に博多は」桜が・染井吉野が開花

これから5月中旬には函館市五稜郭まで約2ヶ月かかり桜前線は北上、

日本人の心を楽しませる。

こんなとき全国の有料高速道路料金が大幅値下げになる。

麻生内閣の景気対策の一環という。

最大の目玉は土曜・日曜・祝日の大都市圏外はETCを着けた車両は1000円が上限になる。

これで日本国内外はあちこちに動き出す行楽地も人出がいっぱい

これは多分に民主党の高速道路無料化方針に対抗しての政府与党の策だが、

問題はいろいろある。

この件について3月15日付け読売新聞社説では財源は税金で設定期限の二年間で

5000億円、高速道路各社の借金返済問題をどうするなどの問題を提起している。

が、この社説を出すのは何故このタイミングとの疑問がつまり、

法案が国会で出され論議すべき時に何も言わずに実施される時の問題提起は

よく言われる六日の菖蒲十日の菊の類いの話

以前は民主党の高速道路無料化政策でガソリン税特別措置法の廃止案には

地球温暖化の環境問題を世界が論じているとき如何なものかと問題提起

それが今回は実施が決定したあとの社説での問題提起

これで三日前の古新聞の記事の価値

どうも最近のマスコミは記事のヨコナラビ記載、タイミングのズレ、

政治的には中立を標榜しながらの一定の政治肩入れの記事がある

定額給付金、高速道路料金値下げなど景気刺激策との話でその策は政策優先順位、

政策効果などについてのマスコミからの問題提起は殆どないまま

やはり政治・経済は記事のタイミングが大事

タイミングがずれると最近の西松・小沢民主党代表の第一秘書逮捕劇と

西松二階産業経済大臣問題の検察の姿勢に何か不審なものを感じさせ、

説明責任を国民に意識させてしまう

それとも大新聞ゆえの驕り

社説のタイミングをも考慮したほうがよい

                     16日記

鳩山総務大臣は変!!

2009-03-03 14:45:00 | 政治
3月3日は雛祭りが、なんと、関東地方の天候は最悪、最低気温は

0~1度、最高気温も3度で、この季節の最大の寒波到来

午後は雪とくると道路は凍り、道はツルツル

いい加減さは日本政府と一緒

日本政府といえば最近の鳩山総務大臣は何か変

簡保の宿について、売却価格が安すぎるとか言っていたが

今度は東京中央郵便局ビルの再開発についてビルを残せ、

文化財としての価値ある建物を壊すのは国辱

なんていっている。

東京駅周辺の土地開発状況は今の郵便局ビルがどれだけあの周辺環境と

異物的存在になっているか、さらに外部から見て、昭和30年頃に建てられた

このビルが保存しなければならないものとは到底思えない

38階建ての新ビルに立て替えは当然の措置

何故、工事途中の今頃になってイチャモンつけているか、総務大臣としてみっともない

大臣としてまだまだ他にやることがある。

例えば地方財政の健全化、地方公務員の待遇を地方民間企業とのバランス調整、

地方の公益連合組合の財政健全化、地方議会議員の報酬額の均等化、

地方の住民基本台帳のオンライン化推進、地方救急病院の充実化等々

郵便局のビルは全国的にJR駅の近くにあり、街の繁華街で4~5階の

低層でかなり贅沢な、また、街の景観からは異物的存在になっている。

これが全ていろんな機能を持つビルに生まれ変わるのは街の発展の為にも有意義

ヤッパリ鳩山総務大臣の動きは変

郵政民営化を阻害するだけの意図的行為と見える

法務大臣在任中に13人の死刑の執行を行ったと自慢

今度は簡保の宿の救いの神と自分で言っているが

年間50億円の経営赤字をどう補うのかは全く言及しない。

これもと思うが

強姦致傷もGPSで刑猶予!?

2009-03-03 11:49:12 | 政治
東京地裁で強姦致傷事件の裁判で被告人の男が今後GPS・前地球測位システム

機能を持つ携帯電話を持つという誓約書を裁判所に提出してこれが証拠採用

されて、執行猶予つき有罪判決を受けた。

強姦致傷の事件の法定刑は無期または五年以上の懲役だが、裁判では

「被告はGPS機器をもち、被害者に近ずかないとの誓約書を提出している」

ことを執行猶予の理由を述べた。

裁判官は弁護人が被告が料金を自己負担して携帯電話の位置情報サービスを

利用して被害女性が携帯電話やパソコンからその被告の居場所を調べることが

できるようにすることを表明、情状酌量を訴えたことに配慮した。が、

刑法は犯行した被告の将来の行動に自粛、反省の表明が刑の減刑や執行の猶予を

認めてはいるが、GPSの携帯と刑の軽減連動されることに何か釈然としない

確かに犯罪者の行動が全て監視されることことは再犯防止には役立つかも、が、

刑法の主旨は犯した罪の償いが主体のはず

社会防衛、犯罪の直接被害者が納得するから情状酌量があるというのは

ヤッパリ釈然としない。

この誓約書の文言を遵守しなかったときの措置はどうなる

裁判所はその担保はできるの

また、この条件が犯罪者の人権を犯してる懸念も

このようなGPSを所持させて再犯を防止することはアメリカ、韓国などでは

導入されるようになっている。しかし、これを刑の措置として制度化している。

日本でもこの種の措置を導入するなら仮釈放や判決後一定期間とした上で、

実行を担保したうえで刑の酌量とすべき

安易な運用は刑法の量刑の意義を運用で変化していく

問題は大きい

予算成立した、即解散を!?

2009-03-01 17:56:06 | 政治
2009年度の予算案が衆議院で可決、あとは参議院の議論の結果を見ないでも

30日後には国会で衆議院優越の憲法規定から予算案は成立する、

麻生内閣は政局よりも政策をの主張、予算関連法案も略、自民党衆議院議員の

想定外の造反がないかぎりは衆議院3分の2の再議決で年度内の法案成立は略確定する。が、

捻れ国家での審議に麻生内閣与党は遮二無二、3分2の再議決で突破しょうとの動きで、

さらに2009年度の予算に補正予算を成立させよう、その政策がばら蒔きか否かは

関係なくこれも遮二無二衆議院の議席優位の現状を使っての動きこういう中から

麻生内閣の支持率を上げるの意気込みが、

自民党内でも派閥の領収以外はもう麻生内閣は国民の賞味期限を過ぎている、


麻生内閣は緊急避難的な予算・関連法案を通したあとは国会・衆議院を解散

すべきとの論理も吹き出してきた。

そも、小泉内閣で郵政改革を唱導、衆議院の3分2以上の議席を確保させた

国民の意思は麻生内閣は、首相自ら全く意識していない。

小泉内閣から極めて重要な閣僚、党の重要ポストを歴任してきた責任意識は全くない。

このところの鳩山総務大臣の郵政公社攻撃も目に余るポピュリズム

固定資産の売却価格を安価過ぎると攻撃するが、通常の事業資産の売却、

企業の売却価格の算出方法からは特別突飛な価格ではない

その施設の生み出す価値が小さいものならマイナス・つまりお金を貰っても

引き受ける企業は無い

イタズラにオリックス関連企業への売却価格が低いというのみの問題提起は

如何なものか

兎に角、麻生内閣は国民の信任を受けていない、支持率も一桁近い状況

早急に政府・国会に対する国民の欲求不満を解決すべく解散・総選挙を断行すべき

お友達内閣の問題はまだある。

最近の円高はあの中川大臣の酔っ払い記者会見も大きな原因、

国民資産の数兆円のマイナス効果をもたらしたとさえ感じるが

麻生内閣はこの辺を含め政治責任感は全く感じられない

困った突っ張りだけの坊ちゃん首相だ



職人達と中世産業の息吹!!

2009-03-01 16:07:10 | 経済
先の土曜日、温かい日射しの昼、散歩にと我が家の一匹フレンチ・ブルドックを連れて

佐倉の城跡公園に行った。

梅は満開、大小各種の数千本の桜木のも大きく膨らみ、次が俺の番と主張していた。

今年も満開時には素晴らしい景色に歩いていると、

相棒の犬が勝手に肩を怒らして進んでいく。

構わないでついていくとやがて国立民族博物館。

そこで「中世考古学が語る町・村・山の職人達」という

当館副館長・小野正敏の講演会が開演寸前

ワンチャンを家族に渡して早速脳細胞の栄養獲得に

中世、鎌倉~室町時代の職人たちはどう生産拠点を作り、

生産物を流通させていったかがテーマ

一乗谷間での陶器は連続登り釜を作り、大量生産施設とし、

そして同じ釜を何度も補修して活用大量生産を可能にした。

茨城県鹿島地区などの鉄器は燃料の木材のある地域を隣番に製鉄の高炉を作り、

数十年でまた元の土地に戻るという雨量が多く、日本の気候、燃料木材の生長に

合わせた生産施設を移動させて一定量の鉄の生産を維持した。

これが朝鮮半島のような禿げ山を作らないで済んだ理由

紙については初めは自然林のガンビ・楮・ミツマタなどを採取して作ったが

やがてはこれらの育ちやすい場所に植林するようになていった。

それが紙の文化・絵・文学の元となった。

漆器も漆の木を植え、植林して産業化していった。

やがて魚介の骨、牛・鹿・鯨などの骨、牙、角をも細工して産業化していったという。

この大量生産の仕組みがやがては商業・海運の隆盛を作り、

商業都市の発生として繋がっていった。

面白い話が盛り沢山だったが、聞く方がいい加減な奴でとても要領良く報告はできないが、

兎に角、江戸時代の殿様抱えとかでなく純粋に産業としての息吹を持っていたと

いう鎌倉・室町時代は庶民のエネルギーの萌芽期でこれが近世の文明の華を拓く

もととなったという