麻生首相は8日から主要国首脳会議、ライラサミットに出席に為、イタリアに向かった。
麻生首相はサミット期間中に恒例になっている報道機関との内政懇談会を多忙を
理由に実施しないとした。
で、衆議院解散は先ずは12日までは宣言はない
この間、国内では各党、解散、或いは九月に任期を迎える、衆議院議員選挙に
向かって右往左往
特に自民党と東国原宮崎県知事の話がマスコミで大騒ぎ
更に全国の知事から市長まで全国首長さん達はいつになく地方分権を叫び活発に動いている。
それはその筈、都道府県、市町村はこの不況で国に劣らず超財源不足で今年度の
予算の実行も含め財政は壊滅的状況に
2012年は地方財政は13兆円も不足するとの見通しも
が、国の財政も大幅に歳入不足、国債発行額は補正予算を含め年度予算の過半を
超え、にっちもさっちもいかない事態
つまり国の財源を地方にと言っても財源そのものが今の予算配分の骨格を前提に
する限り、小さな財布の金の国と地方の取り合いでしかない
この点について踏み込むと東国原知事の主張はかなり実現できないことを主張して、
国政に鞍替えしたいと主張していることが解る
つまり、地方分権と言っても国の歳入の接待額が足りないのだから先ずは予算の
ゼロベースでの再配分が先に、それには無駄・支出効果の小さいものの支出
カット、政策の優先順位の再選択を行うことこそ先行実施する課題
今のままで国の歳入を地方に分けても東京都の経済規模の数十分の一の宮崎県、
人口にしても10分の1以下の宮崎県に予算の配分が今より多くなるとは考えられない
寧ろ今の地方交付税よりも小さくなることの可能性さえ大きい
何故かこの辺のことについてマスコミは殆ど触れない
人寄せパンダ宜しく自民党の古賀選挙対策委員長は彼に媚を売って、
衆議院議員選挙の目玉に
もし、これで東国原知事が知事職を擲って国政選挙に出るというなら、
やっぱりお笑いの、そのまんま東に過ぎない
共同通信社のアンケート調査でも彼の転身を評価はしないが国民の70%を超える。
それは彼の宮崎県の為に国政に
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との主張に嘘を見ているから。
マスコミは東国原・そのまんま東劇場を作ろうと