東日本大地震の津波が直接の原因で100.0000000%安全といわれた福島県にある東電福島第一原発に事故が起き、
政府1970年以来政府、電力会社、自民党が国民与えていた原発の安全神話は崩れた。
あんかつも資源の無い日本には原発は不可欠だし、プルサーマル計画などは夢のエネルギー政策と信じてきた。
特に、化石燃料の排出するCO2は地球環境を激変させ、近年の気象の変化を激しくさせ、更には北極・南極の氷を溶かし、
海抜の小さい陸地を海に呑み込んでしまう状況にあり、いろいろな点で、エネルギー源としての原発は必要との国民の認識があった。
安全に「絶対」が無くなった原発の活用の是非はこれから日本、世界で真剣に検討されて行くと思う。
こんな時に、ナショナル・ジオグラフィック2011年4月号を読んでいてビックリした記事があった。
それは地球の70%を占める海がドンドン酸性になっているという。
酸性になるしくみは①大気中のCO2が増える。それで海の表層に溶けるCO2も増える。これが年月をかけて深海まで広がる。
②CO2は水(H2O)と反応して水素イオンを放出する。これにより海水が酸性化する。
③H+と炭酸イオンが結合して、重炭酸イオン(HCO3_)になり、、生物が利用する炭酸イオンが減る。
この結果、珊瑚やクラゲ、フジツボ、巻き貝、ウニ、イソギンチャク、などが死に絶える。
つまりその結果の海の生物輪廻は破壊され、海に生物がいなくなる。
豊かな海は産業革命以来石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料が大量に燃され、5000億トン以上のCO2が排出された。
過去の80万年で大気中のCO2が最高の濃度になり、大気と海はガス交換、このCO2は海に吸収されていく。
最近の調査では現在1時間に100万トンが溶けているという。
現在の海水のpHは8.2前後、pHが0.1下がると酸性度は30%強くなる。
今のペースでCO2を排出し続けると2100年には表層水のpHは7.8までさがり、1800年比150%も酸性が強くなる
つまり、海に珊瑚などが居なくなるという。因みにドイツ北部キールで2100年に予想するバルト海の状態で飼育したヒトデは
通常のヒトデの5分の1の重さしかない。つまり、海の死がすぐそこまで来ているとの実験結果が出たという。
これの対策として海に石灰を入れる方法があるが、1トンのCO2を中和するには石灰2トンが必要で現実的には対策はCO2を出さないことしか無い
2008年、この分野の研究者150名が「近年、急速に進む海洋の化学成分の変化に深い懸念を抱いている。」この変化は
今後数十年で「海洋生物、食物連載、生物多様性、漁業資源に深い影響を与える」おそれがある・・と警告声明を発表した。
福島原発事故の話から随分と距離のあり話だが、海に生物がいなくなる現象が間近に来ているとのことは、マスコミも殆んど流していない。
つまり、原発の活用自然エネルギーの活用兎に角、脱化石燃料に進まざるを得ないことは必須のことと意識する必要があるあんかつ。
政府1970年以来政府、電力会社、自民党が国民与えていた原発の安全神話は崩れた。
あんかつも資源の無い日本には原発は不可欠だし、プルサーマル計画などは夢のエネルギー政策と信じてきた。
特に、化石燃料の排出するCO2は地球環境を激変させ、近年の気象の変化を激しくさせ、更には北極・南極の氷を溶かし、
海抜の小さい陸地を海に呑み込んでしまう状況にあり、いろいろな点で、エネルギー源としての原発は必要との国民の認識があった。
安全に「絶対」が無くなった原発の活用の是非はこれから日本、世界で真剣に検討されて行くと思う。
こんな時に、ナショナル・ジオグラフィック2011年4月号を読んでいてビックリした記事があった。
それは地球の70%を占める海がドンドン酸性になっているという。
酸性になるしくみは①大気中のCO2が増える。それで海の表層に溶けるCO2も増える。これが年月をかけて深海まで広がる。
②CO2は水(H2O)と反応して水素イオンを放出する。これにより海水が酸性化する。
③H+と炭酸イオンが結合して、重炭酸イオン(HCO3_)になり、、生物が利用する炭酸イオンが減る。
この結果、珊瑚やクラゲ、フジツボ、巻き貝、ウニ、イソギンチャク、などが死に絶える。
つまりその結果の海の生物輪廻は破壊され、海に生物がいなくなる。
豊かな海は産業革命以来石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料が大量に燃され、5000億トン以上のCO2が排出された。
過去の80万年で大気中のCO2が最高の濃度になり、大気と海はガス交換、このCO2は海に吸収されていく。
最近の調査では現在1時間に100万トンが溶けているという。
現在の海水のpHは8.2前後、pHが0.1下がると酸性度は30%強くなる。
今のペースでCO2を排出し続けると2100年には表層水のpHは7.8までさがり、1800年比150%も酸性が強くなる
つまり、海に珊瑚などが居なくなるという。因みにドイツ北部キールで2100年に予想するバルト海の状態で飼育したヒトデは
通常のヒトデの5分の1の重さしかない。つまり、海の死がすぐそこまで来ているとの実験結果が出たという。
これの対策として海に石灰を入れる方法があるが、1トンのCO2を中和するには石灰2トンが必要で現実的には対策はCO2を出さないことしか無い
2008年、この分野の研究者150名が「近年、急速に進む海洋の化学成分の変化に深い懸念を抱いている。」この変化は
今後数十年で「海洋生物、食物連載、生物多様性、漁業資源に深い影響を与える」おそれがある・・と警告声明を発表した。
福島原発事故の話から随分と距離のあり話だが、海に生物がいなくなる現象が間近に来ているとのことは、マスコミも殆んど流していない。
つまり、原発の活用自然エネルギーの活用兎に角、脱化石燃料に進まざるを得ないことは必須のことと意識する必要があるあんかつ。