あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

化石燃料は海を殺す

2011-05-23 10:28:30 | 政治
東日本大地震の津波が直接の原因で100.0000000%安全といわれた福島県にある東電福島第一原発に事故が起き、

政府1970年以来政府、電力会社、自民党が国民与えていた原発の安全神話は崩れた。

あんかつも資源の無い日本には原発は不可欠だし、プルサーマル計画などは夢のエネルギー政策と信じてきた。

特に、化石燃料の排出するCO2は地球環境を激変させ、近年の気象の変化を激しくさせ、更には北極・南極の氷を溶かし、

海抜の小さい陸地を海に呑み込んでしまう状況にあり、いろいろな点で、エネルギー源としての原発は必要との国民の認識があった。

安全に「絶対」が無くなった原発の活用の是非はこれから日本、世界で真剣に検討されて行くと思う。

こんな時に、ナショナル・ジオグラフィック2011年4月号を読んでいてビックリした記事があった。

それは地球の70%を占める海がドンドン酸性になっているという。

酸性になるしくみは①大気中のCO2が増える。それで海の表層に溶けるCO2も増える。これが年月をかけて深海まで広がる。

②CO2は水(H2O)と反応して水素イオンを放出する。これにより海水が酸性化する。

③H+と炭酸イオンが結合して、重炭酸イオン(HCO3_)になり、、生物が利用する炭酸イオンが減る。

この結果、珊瑚やクラゲ、フジツボ、巻き貝、ウニ、イソギンチャク、などが死に絶える。

つまりその結果の海の生物輪廻は破壊され、海に生物がいなくなる。

豊かな海は産業革命以来石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料が大量に燃され、5000億トン以上のCO2が排出された。

過去の80万年で大気中のCO2が最高の濃度になり、大気と海はガス交換、このCO2は海に吸収されていく。

最近の調査では現在1時間に100万トンが溶けているという。

現在の海水のpHは8.2前後、pHが0.1下がると酸性度は30%強くなる。

今のペースでCO2を排出し続けると2100年には表層水のpHは7.8までさがり、1800年比150%も酸性が強くなる

つまり、海に珊瑚などが居なくなるという。因みにドイツ北部キールで2100年に予想するバルト海の状態で飼育したヒトデは

通常のヒトデの5分の1の重さしかない。つまり、海の死がすぐそこまで来ているとの実験結果が出たという。

これの対策として海に石灰を入れる方法があるが、1トンのCO2を中和するには石灰2トンが必要で現実的には対策はCO2を出さないことしか無い

2008年、この分野の研究者150名が「近年、急速に進む海洋の化学成分の変化に深い懸念を抱いている。」この変化は

今後数十年で「海洋生物、食物連載、生物多様性、漁業資源に深い影響を与える」おそれがある・・と警告声明を発表した。

福島原発事故の話から随分と距離のあり話だが、海に生物がいなくなる現象が間近に来ているとのことは、マスコミも殆んど流していない。

つまり、原発の活用自然エネルギーの活用兎に角、脱化石燃料に進まざるを得ないことは必須のことと意識する必要があるあんかつ。


K・Y政治家は舞台を去る

2011-05-23 09:22:08 | 政治
東日本大震災・福島原発事故から2ヶ月以上たち、菅政権に対するイライラが目立つようになってきました。

二次補正予算を巡る政争で、被災者救済は二の次になっている感じです。

でも、今の政権が時間軸に無頓着な感じはヤッパリ国民はイライラが募るります。

何で菅総理は指導力を発揮して、迅速な救済策ね実施に邁進しないのか、

被災者の気持ちを理解できていないのでしょう

ヤッパリこの菅総理というご仁は人の感情を読めないK・Yです。

過去にK・Yの呼称を取った総理大臣は何れも短期間政権でした。

政治家に一番大事な感性を無くなったら、政治生命が無くなるのは古今東西の歴史、

やむを得ない処置かも

東電、みずほ、日航皆同じ!!

2011-05-21 11:27:55 | 経済
いつも東日本大震災と福島原発事故の話と政府・東電のモタモタしたニュースばかりで、

更にはこれには節電や自粛と暗い話が続いて、国民には明るいニュースが殆ど無い。

それでも最近は夏の花火大会や七夕祭り、ねぶた祭り、被災地での祭り行事も、復興へ奮起する為にも実施するとの話が出てきた。

明るい兆候を自らの手で日本の経済も、リーマンショック以前の東証平均株価約15000円が7000円近くまで下がり、

これが12000円台にに回復した段階でのこの度の震災余程の落ち込みにと懸念していたが、震災後2ヶ月でまた12000円を維持している。

円は随分と安くなり、輸入資源価格の暴騰で経済へのダメージを心配したほとでもなく、輸出産業はむしろ軒並対前年比で利益を拡大している。

株式の評価損も東京電力で巨大な1兆円の評価損が見られる。

更には東電への融資金融機関は債権放棄をとの政府発言で、メガバンクが巨大な評価損をの懸念を抱えると大幅株式の下落。

日本の産業界は総じて頑張っている。この頑張りからは、経団連会長からは、政府与党・野党はモタモタしている、発言には責任持って、

との叱責の声が出るのも当然まあ、今回の東電の福島原発事故については、人災の部分が大きいと批判的な見方が多く、

これは、地域独占基幹企業・超優良会社として、木川田一隆氏を経団連会長に送り、長く経済界に君臨、政治も押さえつけていた

東電の驕りからきた、組織疲労があった。

ところで、今回みずほ銀行とみずほコーポ銀行が合併するとの話、

これも、戦後の優良銀行同士が合併、メガバンクとなったが、銀行は潰れないと経営者は過去の栄華に安住して、

合併しても経営刷新の気風にかけていた。

ここも、過去には中山素平頭取を財界のドンに位置させて、経済界を牛耳っていた銀行だ。が、

前回2000年の3行合併の時起こしたシステム障害をまた起こした。

みずほ銀行の株式は130円をきり、みずほコーポ銀行の株式は70円にまで落ち込んでいる。

それだけ経営の責任感が希薄だといわれて当然

東電、みずほ銀行とも、過去の先達の実績に胡座をかいて、経営的には惰眠をいた

東電もみずほ銀行も役員、従業員の給与水準も世間相場からは超高額ということも同じ、

序でにいうと、あの日本航空も同様経営は日々改革てないと組織が腐るのはどこも同じ。


自民党の存在感は無いね!!

2011-05-15 14:18:07 | 政治
福島原発の1号器の事故は想定していなかった燃料棒の溶融があったことがわかり、収束目標の工程表の見直しは必死となった。

1号器の計器が正確でなかったとのことだが、これで圧力容器か格納容器が破損して、濃い放射性物質を含んだ冷却水が地下に

漏れていることがわかった。すると2号・3号器も〓の疑問が残る。更に、復旧作業ではは次々に新しいトラブルが起きているとのこと。

それで神奈川県の茶の葉っぱにセシウムがあり危険との話の次には岩手県の牧草にもセシウムの話、て、

どんどん被災地ひ拡がっている。9ヶ月から1年と見ていた収束は見通しがつかなくなった。

原発避難者のみならず、極めて大変な事態かといって、現場での作業は必死に行われている。

現場での作業している人が体調を崩して亡くなったの報道も・・。

あれこれ想定外の事象が発生し、作業は益々過酷になってしまう。現地の作業する人にいろいろな配慮をと思う。

特に放射線量を抑えた作業環境の確保が前提となる。兎に角ご苦労様だが、確りやって下さいと祈る気持ちだ

一方、これを支える後方の政治の対応は、何やってるのという状況だ

菅政府のモタモタ・、お粗末はあるものの、先日の国会の風景は、小さなことをネチネチと質問、攻撃して、建設的な提言は全くない。

自民党も公明党も政権をから外れたら、かっての万年野党の体質そのままこれでは自民党の政権奪還なんて夢の夢、

亀井静香氏の言葉ではないが、自民党の存在感がまるでない。未曾有の災害で国民が困っている時に、60年以上に政権を持ってきた

自民党の国会議員は恥ずかしく無いの案の定、最近は自民党の人間がマスコミに登場することもメッキリ減った。

困った政治家さんだ、これでは国会は一院・議員数は100名で十分

原発事故補償は政府先行で!!

2011-05-13 12:55:53 | 政治
福島原発の1号機の原子炉の燃料棒が溶融していたとのニュースがありました。

その原子炉に注入していた水が何処かに漏れているとの話、こんな想定外のことが次から次とでて、

対策がどうしても後追いになってしまう。

現地で収束の作業している人たちは懸命に命懸けで働いているのに、やりきれない思いでしょうね。

被災者もガッカリ、しかも放射線は風に乗って南関東にまで濃度を警戒基準にまでなっている。

政府は神奈川県の近隣にもお茶葉っぱなどの放射線濃度の検査を要請したとのことです。

やはり一刻も早い放射線の閉鎖が望まれますが、何かチグハグな感じです。困った事態です。

原発事故被災者への補償も、先ずは政府が先行実施してその費用を東電に負担させる位の措置はすべきでしようが、

政府は、一義的には東電と言って遅々として補償は進みません

政府の対応に、被災者への思いやりの機敏が無いのも困った菅政府です。


政府の放射線発表を信頼!?

2011-05-13 12:36:07 | 政治
福島原発事故による放射能は福島県の問題を超えて、海洋汚染に、更には遠く神奈川県にまで農産物の汚染をも検出される状況となった。

まさに、福島第一原発からの距離も200キロの地点にもだ今まで新聞での放射能濃度は、風の影響か、福島市、郡山市が

略1.5マイクロデシベル/hで通常の200~300倍の濃度で、子供は屋外での遊びを制限するまでになっていたが、神奈川県のお茶に

まで出荷抑制が出たとなると、関東一円の農産物・畜産物、そして水産物にも監視・検査の必要性がでてきた。

当然、この影響の世界的風評被害を風評被害と言い切ってしまうことも難しくなってきた

こんな時に、政治はなんと歯痒い、政府が子供には年間20ミリデシベルを限度としての野外活動抑制をと呼び掛けたが、

この基準は国際的には大人の基準という。

郡山市・福島市と30万人を超える都市の移動なんかは現実的には無理な措置なことも、頭では理解できるが、それにしても、

政府の発表は後追いばかりで信用に悖る今の国民は政府の原発事故による放射能関連の発表に信頼しているか、疑問

国土面積の小さい日本なのだから、放射能濃度が云々で全ての避難・回避措置は難しいのも解るが、見通しが楽観的過ぎるのは却って信頼を無くす

特に、福島県をいれて、関東、首都圏での放射能対策の必要性を調査・検討し、発表する必要は無いのか

神奈川県のお茶の葉が福島原発事故の放射能に汚染されて、出荷停止になった・・との報道でビックリ、千葉県の

ハウジングセンターは4月から野菜類特は露地栽培をやめて、せめてトンネル栽培にする農家がビニールカバーや資材を集中して買っていた。

農家は、「政府の発表は信頼できない、自分で防御策をとる」という。

それで風評被害対策も、出荷停止対策をも自分の責任で切り抜ける。それだけ、今の政府には信頼感・菅がない。

我が家も随分とビニールカバーを購入した


菅は民主主義手法は嫌い!!

2011-05-13 11:57:23 | 政治
中部電力は浜岡原発の運転中止を決めた。菅総理大臣は「良かった」のコメント。

だが、経団連会長の記者会見での発言は政府については痛烈なものこの政権のものの決め方は、

その検討プロセスはまったくのブラックボックスで、結論だけを唐突に出す、政府の発言は其れ丈重味があるが、

法律的根拠をも整理することなく、民間企業に、多大な経営上の重要な課題を出してくる。

それに影響される関連事項については何ら触れない、だから必要以上に、無用の混乱を作り出す。困った政治だ・・。

以前は、進まない国会審議にたいし、「政治家は月給泥棒になっている。自分たちの存在を何と考えているのか」とも発言。

菅民主党政府のモタモタとそれを攻撃する自民党・公明党ほかの野党の対峙を苦々しく感じている国民の気持ちを代弁していた。

どうも菅総理は「政治を決めるのは俺だ」の意識が強く、明治維新時の 政治は「万機公論に決すべし」さえも意識の外

更に、この政権は直接国民にアッピールすることを意識している感じで、それが稚拙なスタンドプレーになっている。

つまり民主党とはいうが、極めて民主主義の手法から遠い政治手法を取っている。

重大かつ緊急時には、強いリーダーシップの発揮が必要だが、それは人を信頼し、政治の結果責任を負担することだが、

どうも、人を信頼できない、その意識は希薄なご仁のようだ。

やはり、本来は望むタイミングではないが、早い機会に政局が起きると予想せざるを得ない


原発被災者に明日を示せ!!

2011-05-08 10:40:52 | 政治
飛び石連休の最終コーナーに、福島県郡山市に所用があり行ってきた。郡山市は何故か、今も、原子力の放射線が高く、

福島市と1.5~7近辺で競り合っているところで、子どもの屋外での遊びも規制されている37万人超の人口を持つ街だ。

常磐道を通り、福島県太平洋側・磐城市から内陸部の郡山市に入った。

外気は放射線云々など感じられない清々しい空と山の景色は正に春の景色郡山市に入ると、屋根にブルーシートと

砂袋が上げられている瓦屋根の家が目につく。更に、街の多くの人がマスクをしている。

途中には湿地ではと思われる広いところに架設住宅が建築中で、その近くに沢山の整然と自衛隊のテントがセットされている。

こんなテントで震災50日以上たった今も地域復興に自衛隊が努力している。

市街地に入ると、あちこちに地震で崩れ、崩れそうなビル・建てやが見える。やっぱり相当な被害の状況だ。

墓地は随分の墓石が倒れたままに放置されている。でも、街の活気は頗る気合いがある雰囲気で、至る所に、

「頑張るぞ東北」「頑張るぞ福島県、立ち上がるぞ福島県」の気合いの貼り紙がでている。

聞くところ、まだまだ被災者が移住しているとのはなし、また、生活力のある人は既に他に自分で移住している家族も多い。

この2ヶ月で子供の数が600人も減少しているとか、それは転勤族の多くが、妻子を旧任地に置いたり、親元に帰したりしての

単身赴任となっている状況にあるとのこと

これで、郡山市も、ドンドン復旧、復興に進む勢いはあるようにみえたが、福島原発事故の収束の見通しが見えない、

放射線の量も減少する様子も無いのは、市民にとっては極めて鬱陶しいこと。

政府や東電の人間が福島県各地にきても、今後の原発事故収束の見通しや補償の問題についてははっきりした答は出していない。

更に、東北震災の宮城県茨城県などや隣の新潟県からの福島県への旅行者が極端に減少していて、新潟県の会津地方への修学旅行も、

放射線を理由にほとんどキャンセルされたとのはなしで、原発事故の風評被害は、福島県の農畜産物に止まらす、そんな状況にもなっている。

政府はこの種の風評被害に対して、確りした説明責任を果たすと共に一定の行政指導をも行うべき

更には、地震の災害とは異なる原発被災地・被災者への生活補償の骨格を具体的に示すべき

国民に急がば回れの政局

2011-05-08 10:25:35 | 政治
政府は中部電力に対して、静岡県御前崎市の浜岡原発の運転中止を要請した。例によって、唐突で説明は不足。

中部電力はこれからこの要請について検討するとの社長のコメントをも発表した。

が、普通なら、政府がいきなりマスコミに発表する前に、周到な計画全体の組み立てや検討内容、原発停止から発生する問題点と

それへの対処策、停止の期間、停止している間の措置策など・・を中部電力へ説明のうえ協力要請する。

そのうえでマスコミに発表するのが通常の順序だろう。

菅という政治家は、思いつきで、ポンポンと政策の内容推考もせずに発信する人て、参議院議員選挙前の

イキなりの消費税アップも同じだし、福島原発事故に伴う初期の避難地域の設定も同じやり方だ

特別に一刻を争う措置ならそれが許されることもあろうが、民主主義は手続きを重視する政治手法だ、

この総理はこの視点が全く欠如している。

今は未曾有の国難、国民は迅速な災害復旧と復興、福島原発事の故収束と復帰生活を願っていて、

政局で総理が代わっても、次の相応しき代替名前が見えない現実を理解している。だからといって、この菅総理大臣は、

こんな危機管理の時勢には一番相応しくない総理大臣だとはいえるこれも国難

やっぱり、一次補正予算を通した段階での政局・菅下ろしはやむを得ない

国民には急がば回れの気持ちも有って良い

身体のいいなり。

2011-05-05 11:13:34 | いろいろ
今日は畑三昧で、気持ちは超スッキリ、身体はへとへとの満足状態でした。

いつもの癒しの焼酎を飲み、うとうとして、ふと日経ビジネスを捲っていたら、一分間で読める超ビジネス書レビューの記事が目についた。

その本は「身体のいいなり」内澤旬子著・朝日新聞社出版\1365円。著者は38歳で、乳ガンと診断され、

「人間なんてどうせ死ぬし、ほっとけばいつかいつか病気にかかる可能性のほうが高い生き物なのに、

なぜ、みんな致死性の病気のことになると深刻になり、治したがり、感動したがり、その体験談を読みたがるのが自分にはわからなかった。

が、ガンになり手術をして、あれこれの障害を経験、が、ガンが見つかったときは、ある種の解放感に包まれ、

「もう、頑張らなくてもいいのだと思った」という。

それから、ヨガにはまり、それから、あれこれの人生の未知のところがひらけ、不思議なことに、ガンという災いが、

様々な面で著者に幸いをもたらし、「身体と心(意志)は連動している」ことを認識するにいたったという。

女性には極めて堪える病気、乳ガンとその治療、手術などの耐病のなかから、著者がむしろ健康になる切っ掛けを掴む事態となったという。

災いがが幸いをもたらす切っ掛けになった・・と、ガンの手術、切除、乳腺全摘出、乳房再建と手術を続けた、

その過程と心の流れを記述したものがたり。何故かこんな記事が目にはいりました。

この題名が大努力の末に病に打ち勝つという物語でもない。それこそ、題名どおり、「身体のいいなり」の本

健康な人間に読ませたい本かも