来年も月に吠える

年末、２００７年の世界日本の時世特徴を地球環境問題と

日本の若い政治体勢への失望とした。が、

あんかつ５大ニュースは

１，参議院選挙の自民党惨敗・安倍首相の無責任辞任、

２，アメリカの放漫経済・過剰流動性からの原油の高騰、物価上昇

３，年金問題など官庁業務の無責任実態発覚、

４食品企業の品質管理・虚偽表示群発、

５，中国の環境無視の経済政策

こう並べるとそのキー・ワードはアメリカ・中国などの余りに

自国中心の政治姿勢

国際政治への倫理感の喪失

国内も無責任、倫理感喪失の世相

これでは月に吠えても

否、来年も

新年の信念に

日本の株価指数、日経株式225種平均が15，327円で

新年の取引を終えた。

数年前の8000円を割った価格からは二倍にが、

株式収益率は１６倍で割安

東証上場企業は数期、最高利益を更新なのに

この間の日銀金利は超低金利

国民の富は年金ファンド、郵貯、投資信託など殆どがアメリカ、海外に流出

世界の金融は過剰流動下

企業の株価総額が小さいと企業買収の対象

何故、日本企業の評価が低い

企業経営が閉鎖的・情報開示が不十分

そしてキーワードが偽

経営は論理的にとのマックス・ウェーバーの声を

経営者は新年の信念に

焦れったい一年

年の瀬に今年は世界・日本にとってどんな年だった

世界的には地球環境問題が大きく取り上げられた年、

地球の危機が叫ばれ、北極の氷が溶け、珊瑚礁の島が沈むと、

ECOをキーワードに世界の国が動いた。

各国の資源獲得フィーバーと重なり世界の鉱物資源、エネルギー資源が高騰した

前アメリカ副大統領は環境問題の伝道師

としてブッシュをも批判

日本では安倍政権が美しい日本を提唱、若きリーダーとして登場が、

戦後レジュームからの脱出も無責任な退陣で破綻

政治的には若さへの失望と政策の後戻りの現象へ

焦れったい一年

射幸心も遊びの範囲で

ネオンの輝く店のドアを入るとそこは軍艦マーチと

タバコの煙の喧騒の社会、子供禁制の世界

偶々父が知人が入ったからと小６の私を連れて入ったところがパチンコ屋

チーン、ジャラジャラの音も喧しい

当時パチンコの玉は一個一円、景品は五十個で

森永キャラメル一箱、三十でタバコ一箱

一個の玉が当たり穴に入ると、十個の玉が出る

五分位の間にキャラメルの箱五つを獲得

一億円の宝くじを当てた位の気持ちが、

それ以来パチンコ店には今、多重債務者の三割がパチンコ店で

その原資は消費者金融

射幸心も遊びの範囲に

超低金利

世界の商品市況が世界金融の激しい動きで高騰

持ってる国、中東産油国・BRICSの国々が仕掛け人

が、アメリカはICソフト、世界の金融センターとして存分に

金融利益を享受、世界の消費国家として存在

仕掛け人の

中東産油国はオイルマネーを国家ファンドを設立して運用

中国も国家ファンドを設立、運用益を

ロシアは資源産業を実質国営化

収益金を戦略的に増殖

EUは世界の資金運用のノウ・ハウを駆使して対応、ユーロ高に

日本

金融国家を目指すが、

１５５０兆円の国富は低金利で増えず

年金資産・貯金資産の運用も超低金利

救済策についての言及が全くなし！１２月２４日

福田総理は議員立法により薬害肝炎全員の一律救済をと表明

先ずは慶びの至りが、

あるＣ型肝炎患者の話、この患者は出産、胆嚢炎、交通事故による

手術で輸血を受け肝炎にが、

病院にはカルテの保存期間を過ぎて記録が確認デキナイ。

因って薬害肝炎の訴訟には参加デキナイと訴訟団に云われ、

たった一人でＣ型肝炎患者の治療費の補助を求めて署名活動、

一ヵ月で約一万名の署名を集めた。

安倍前総理を通して厚労大臣に救済を上申が、

薬害肝炎訴訟団が一律補償を求め、総理に政治判断を迫っている。

テレビなどでは一律に原告全員の救済を求めるとの

表現がされている。

責任論については法律を超えて政治的に救済をとも

モトモト法律的に政府の責任を追及しての訴訟。

カルテなどの保存期間を過ぎたが輸血、注射針等を原因とする

Ｃ型肝炎患者の救済策についても言及があってしかるべき

全員一律の意味は薬害肝炎の患者のみの話、

３５０万人とも云われるその他のＣ型肝炎患者・保菌者には

違和感がある

ヨドバシカメラ秋葉原店

日本橋での仕事帰り通、久しぶりで秋葉原・御徒町・上野と歩いた。

途中、超大型のヨドバシカメラ秋葉原店に。

秋葉原の電器店ではいつもの事だが、入ってビックリ

家の近所のデェオデェオ店・緑電気などには時々行き、

最近もパソコン・健康器具乗馬など買ったりして馴染んでいるが

この店は超大きい、品揃いが桁違い、

各種電子機種、機器の機能の多さ・複雑さに先ず戸惑う

他の客はアレコレ注文をつけてどんどん買って行く

こちらはどれが何やら

店員への質問も遠慮

文明の浦島太郎、異邦人を感じて退散、この種の勉強も必要

公務員の不祥事追及が甘い

公務員の不祥事・不法行為への責任追及が甘い

社会保険の徴収窓口では保険料横領・窃盗行為についての

刑事告発は先ず無い

更に公務員の在職中の義務違反、不作為の服務規定違反は

公務員法によるがその適用は在職の不法行為に対する資格停止

などの処分も身内の これも甘い

例えば弁護士んも詐欺行為に対しても刑法で有罪になっても資格停止は

精々１～３年で甘ーい

身内の論理・統制は自律の制度で優れているが、

甘さの払拭には第三者参画の制度も必要

保険商品の販売が解禁

郵貯銀行・都市銀行などに１２月２２日から

保険商品の販売が解禁される

従来は生保セールス・レディなどと呼ばれる

営業員の説明による対面説明・販売が主流だったが

いつかその販売方式が縮小、結果

損保を含めた保険金の不払い問題が大量に発生

原因は対面説明がなく大半の顧客が保険内容に半可通

原因は契約の内容・保険約款が超複雑・難解なことが云える。

営業員さえ正確な理解はと疑う実態

約款を簡便・理解しやすく、保険商品を

単純化・多様化して品揃いすることが先

自由化のみ先行、窓口解散だけでは

不払問題の拡大に

法律と実社会の差

年金の記録漏れの調合を来三月までとした公約実行が

困難と福田総理が陳謝

そも、国民皆年金制度に移行以来保健支払い納付義務者の企業の起業、

倒産は年に優に十万をも超えるのが常態

倒産の瀬戸に保険料の納付

これは無理

記録も喪失が通常

過去の記録の照合の無理は経済の実態を知る者には常識の範囲

社会保険庁・市町村の年金保険料の徴収窓口も実に優しく、

法律に規定の強制徴収も実行は極めて稀、当然記録も無い

安倍前総理は世間知らず

舛添厚労大臣は学者

法律と実社会の差を政治の乖離でもある