今、国会では集団的自衛権、防衛の基本概念の整理に論戦を始めたが、先ずは、現実の世界の紛争がどういう理由、理念で起きている、
どんな防衛の場面に直面する懸念があるのかを先ずは、整理すべきではないのか⁉それが自衛権の概念を論議する前提であるべきだとおもう。
1950年代からの米・ロシアの対立、国と国の対立が念頭にあった時代から大きな変化を作った地球は、今や日本人には理解しかねる
戦争、紛争、国家間トラブルが発生している‼敢えていえば、今は死語とも見えた国家の覇権を強引に作り出そうとも見える国もある。
こんな時に、まだ二十世紀の平和概念で、日本が平和憲法をもち、戦争放棄をしているから、日本の平和と安全が保たれてきた⁉と言っている、自己陶酔型の政党と、
現実の有るべき平和論から離れて、単なる政府・与党への対立の為の自己主張から離れなれない政党の話もなんかお伽噺の論議に聞こえる。
ISなどの主張と殺戮に対してこんな主張をしている日本の政党はどう考えを整理している‼
とにかく、自己の権益を守る、政党内の自己の立場をまもる、過去からの主張からの脱皮の辛さから、何がなんでも理念上の平和主義から離れられない政党はこの際、
国際的紛争のあらゆる局面を想定して、真の日本国民の平和、生命、財産を護るにはどういう日本国の体勢が必要なのかを整理して国会の論戦に臨むべきではないか‼
社民党や共産党などには無理なはなしだが、民主党は褌を締めて論戦に臨んで欲しいと考える‼
鳩山由紀夫、菅直人の政権で国民の信望を失墜、政権を担う能力のない、国際政治にも音痴な民主党政権だったとの現実を顕にした、
民主党は特にリアリティーを考えた自衛権論議をしろと言いたい‼
自分が武力反対なら、周囲がそれを尊重するとの理念は、自由主義・民主主義の社会を理念とする限りは見果てぬ夢であることを自覚すべきではないか‼
ギリシャの世界から、自分たちだけの平和はそれを崩す力を造る源泉ともいえることを心すべきかも‼