JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

少年時代 NATSUKASII / HELGE LIEN

2011-05-07 22:48:19 | 聞いてますCDおすすめ


ヘルゲ・リエンの新譜は心待ちにしていますが、今回は驚いた、タイトルが“懐かしい”でその1曲目はまるで日本のポップ・メロディ、これがタイトル通り心を懐かしい世界に連れて行ってしまうのです。
私は聞き出してすぐに井上陽水の「少年時代」を思い浮かべていました。

「 夏が過ぎ風あざみ 誰のあこがれに さまよう
  青空に残された 私の心は 夏模様

  夏祭り宵かがり 胸のたかなりに あわせて
  八月は夢花火 私の心は 夏模様     」

ジャケットのジオラマと相俟って、毎年夏休みに行く海岸の町に思いでがふっとよぎるのです。
1人裏山に登り向こう側にみた海の輝き、斜面に咲く百合の花、そこで頬をつたう風、誰もがきっともっている“懐かしい”を見事に引き出してくれたのです。

1曲目の強い印象に2曲目リズミックになっているの頭はそちらは拒否して流れます。
3曲目になるとこれは内省的な日本ではないスウェーデンの森に迷い込んだような、前作「HELLO TROLL」につながる世界です。
5曲目アルコと重いピアノのハーモニーが、ただ淡い懐かしの世界だけでない、けじめをつけなければいけない過去も必ずあるという曲。(勝手ですが)
7曲目ベースのソロがあり、ドラムスもピアノを常にサポートする効いたリズムで聴き応えのある演奏です。
8曲目は現代的なインプロだけのような短いテーマの曲で9曲目がベースで始まって8曲目のテーマを定着させたような演奏です。
10曲目が題名“Living In Different Lives”でも感じられるように再び日本にもどったような曲、最初と最後の曲と間に挟まった曲が、こちらの感じ方に落差を起こさせるのは私が日本人だからかも知れません。
間の曲が決してつまらないわけではありませんが、1曲目だけでとても嬉しい気持ちです。

NATSUKASII / HELGE LIEN

Helge Lien (piano)
Frode Berg (bass)
Knut Aalefjaer (drums)

1. Natsukashii
2. Afrikapolka 
3. Bon Tempi 
4. E 
5. Sceadu 
6. Meles Meles 
7. Hymne (Til Jarl Åsvik) 
8. Umbigada 
9. Small No Need 
10. Living In Different Lives

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なかなかの課題が発生しました。

2011-05-05 16:05:57 | その他
昨日は良い天気でした。昨年参加した皆さんでJAZZをきくオフ会に参加しました。
場所は国立市という、なんともゴールデンウィークにぴったりな街、駅の降りれると駅まえから一直線の並木道、緑がとても美しく、時間までその並木道を散歩姉妹た。
しばらく行くとでんと一橋大学のキャンパスがあるので、この街この存在で安定した景観を保っているのでしょうね。うまい緑の写真は取れなくてカメラテストみたいに写真を撮りました。



横道に入れば、懐かしい山口瞳氏の随筆によく出てきた喫茶店、私国立にほとんど来ていませんから、こちらの人には当たり前のことでしょうが嬉しくなりました。



でその後は実に楽しく多くの方と持ち寄ったJAZZを楽しみました。
若い方もいてとても楽しい会で、私はハクエイとTOKUかドイツの女性アルトサックス奏者のP・デスモンドへのトリビュートアルバムをかけていただました。
皆さんしっかり考えてもっていらっしゃるので、聞きごたえ十分な会です。
2次会も行われてそこでは会の方が作られたアンプを使って聞き変えなどしてそれも楽しい、9時におわったお仲間の910さんとテクテクあるいて帰りました。

息子1からセレモニーで流すバック・グランド・ミュージックの選曲2曲ぐらいJAZZで行きたいけどどうしようかとメールが来ました。
考えれ見れば結構大変な選考で、昨日から考えています。
本日はまだ息子2がこちらにいますので、お昼をおっしょに食べに行こうということで、いつもの大好きなおすし屋さんに、トロが大好きな息子2は握りのコースと別に中おち丼(これが絶品、限定10食2,500円)を頂いて、味見しました、素晴らしい。



でもちろん一杯頂いてかえってきましたが、そのあとずっと曲を考えています。
最初はわずかしか馬美ませんでしたが、決めだしたらどんどんこれも良いということで息子にあげるお祝いコンピを作ってみたくなりました。
ってもう曲順かんがえていますが、皆さん良い曲ありますか。
コメント (8)
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ルオーにも酔いました LOVE LETERS / KRISTIAN JORGENSEN

2011-05-03 23:29:36 | 聞いてますCDいいと思う


ちょっと前に中古やさんで仕入れて、聴くととてもゆったりするのでこれはゴールデン・ウイークの真ん中あたりで聞きたいなとおもっていて、その期を待っていました。

昨日の午前中はいまだに終わらない地下部屋の片づけをして(息子たちのものがあるので一行にかわらない)午後からはDVDで「フローズン・リバー」というのをみました。
今日も家にいると、連休なにしたのになるので、お昼から出かけてきました。
まずは銀座にでて、前においしいと読んだことがある四川料理の店に、マーボー豆腐とてもおいしかったけど、もっと山椒がきいたキックの強いのが好きなのでちょっと上品過ぎたかという感じで写真も撮り忘れました。
今日のメインはそこから歩いてすぐのミュージアムに、ルオーの展示をみにいきました。



ルオーってあまり得意でない人なのですが、大好きなギュスターヴ・モローのお弟子さんだったのですね、初期の習作が似ているのには驚きました。
そして1920年だいに入るとあのタッチにがらりと変わっていました。
かなりの点数を密に並べてあるので、その前に座ってながめるた、やはり芸術作品素晴らしさがのしかかってきます。
ゴールデンウイークなのに、ここパナソニック電工堀留ミュージアムには30人ぐらいの人しかいないので、とてもゆったりとした時間を楽しみました。
こんな絵画がてんじされています。





それで帰ってきてこのアルバムを聴いて、いっそうゆったりしているわけです。
デンマークのヴァイオリニストで、たぶん以前に一度記事にした覚えがあるのですが、はっきりしません。
ピアノレスのギターをいれたカルテット、1曲目チャーリー・クリスチャンを思わせるちょっとジプシーの入った曲調は休みの今日ももうすぐ終わるのだけど、時間はゆったりとしています。2008年の録音ですが、ギターのヤコブ・フッシャーという人はウエスの感じです。この人デンマークのアルバムにはかなり参加していてるみたいでいくつかであっています。
3曲目がタイトル曲「Love Letters」で、ヴァイオリンの感じはステファン・グラッペリの感じに似ているようです。
5曲目がピアソラの“ESCUALO”これはアレンジが面白い、エフェクトをいれているバイオリンでプログレみたいなアドリブにバックは4ビートこの兼ね合いが休みの時間になんとも気持ちがよいのです。
8曲目後はバイオリンのヨルゲンセンの曲ですが、どれも流れるような素直な曲、9曲目はボッサでとても軽快。
このように軽快に残りのお休みもすごせます様に、明日は昨年知り合うことができたかたたちとJAZZを楽しむことになりました。

LOVE LETERS / KRISTIAN JORGENSEN

KRISTIAN JORGENSEN(vln)
JACOB FISCHER(g)
THOMAS FONNESBAEK(b)
KARSTEN BAGGE(ds)

1. THAT OLD SOCCER BOT
2. LAURA
3. LOVE LETTERS
4. YOU CAN'T GET A MAN WITH A GUN
5. ESCUALO
6. INTERVALS
7. BUT NOT FOR ME
8. RECREATION BALLAD
9. BELLE DE BOSKOOP
10. THE H CHORD BLUES





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NIKUもTOKUも参りました TOKU sings & plays STEVIE WONDER

2011-05-02 23:54:04 | 聞いてますCDおすすめ


ジャズ・ヴォーカルのアルバムはほとんど買わないできているようで、日本のミュージシャンで最近では伊藤君子と越智順子ぐらいでその越智さんも亡くなってしまったのでヴォーカルにはほとんど意識が行きません。
そんな中で、ただ一人うまいと思っているのがTOKU、でもメジャーなのでレンタルで借りられて今まで来ました。でも良いと思ってきましたから試聴して買ってみました。
TOKUのスティービーとの関係はしりませんが、私も結構ステーヴィーは好きなので買ってみました。

1曲目、ステービーの歌でもとても、ジャジーでそののりに感服していた曲が最初です。そしてこれがノックアウトです。
ピアノのリズムがまず凄いキックで始まって、tokuのやわらかいヴォイス、その後ホーンまでいれて魅力すべてだしているのです。
この曲、歌詞はあまり好でありませんが、ステーヴィーの歌も大好き、とてもジャジーなのです、アドリブからベース、のレジナ・ヴィールスとのパートなどうまく作っていると思ます。

昨日はオクサンの誕生日、どこかに食事に行きましょうという息子のリクエストに高級焼肉でもということになりました。
ちょっと評判のお店を息子が予約してくれました。




青山にあるお店はかなり評判だそうです。



でオードブルみたいにでたのがこれで、よく解りませんが、イチボ、ぶつ切りユッケ、白センマイだそうです。





でこれはサーロイン 実は順序ばあらばらで、これはほとんど最後です。



これはハツで最初に焼いてもらいました。
焼いているお肉の写真を載せてもしょうがないのでいただいたものを書いてみます。

キムチのもりあわせ 三種のナムル(どこもおなじ)
ヒレ
一簿 ぶつ切りユッケ 白千枚(写真のオードブルです)
その後ハツ(写真)上タン、中おち
カタサンカク、ツチノコをいただいて(すべてお店の方に焼いていただく)
お椀でハチノスの口直しをいただいて、ミスジ、ソルクロースの焼き物をいただきますが、少し火を通したもの、口の中で解けていくのです。焼肉というより牛肉の、それぞれを楽しむうお店のようでした。
お肉の写真はいくら見ても解りませんので次にいきましょう。




これがこのお店で有名、ほうじ茶のシャーベットです。真っ黒な山がきて驚きましたがこれが焼肉の後にさっぱりしておいしいです。



そしてオクサンが誕生日だということを途中に伝えたら、こんなものをとうくってくれました。息子と4人に新しい人が加わった家族で楽しくお祝いできました。
焼肉屋さんというより、牛肉のいろいろを味あわせる凄いお店のようでした。

で1曲目にもどってしまいます。Tokunoの声が大好きですが、この曲ではきれいさをこえてはっきりした強さ、主張があってあるのです。
この後の曲に対して一つ一つ提示できませんが、Tokuの魅力がそれぞれに現れて、久しぶりに興奮しているのです。

おいしいNIKUとかTOKUに参りました。


TOKU sings & plays STEVIE WONDER

TOKO vocal & uugelhom
Takana Miyamoto piano
Rginald Veal bass
Terreon Guily Dru

1 Part Time Lover
2 I Can't Help It
3 You Are the Sunshine of My Life
4 You've Got It Bad Girl
5 My Cherie Amour
6 Knocks Me Off My Feet
7 Contusion
8 Ribbon in the Sky
9 Send One Your Love
10 Summer Soft
11 Whereabouts
12 Overjoyed

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