
沼津にあるクレマチスの丘のことを記事に書いたら、そこを良くご存知の方から、別の場所にメールをいただきました。その方は音楽の好みも近いようで、そして驚くべきことに、私が大好きなalan pasqua氏と友人だそうです。
なんとその方から、探していたpasquaの新しいアルバム(未開封)“solo”をお譲りいただきました。
日本のショップでは流通していない、貴重なアルバムで幸せです。
私の昨年の最後の記事がalanのことでした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061230
alanpasquaの音とメロディには人を優しくさせる魔法みたいなものがあります。
このsoloでもそれは変わることがありません。
1曲目、クラシカルな響きから、live at RoCCOでも最初に入っている“to love again”のおなじみのメロディではじまります。なつかしい思いが流れます。
2曲目は空港のアナウスみたいなサンプリングやオケのリハーサルみたいなサンプル音などをバックに、ピアノが思い出を綴っているようです。“malta”の思い出。
3曲目もクラシカルな奏法から、スケールの大きな変奏でグルーヴィーなところを見せた後、優しい雰囲気でこれもRoccoでも演奏した“greta”です。
4曲目は陰影が強くなってちょっとMozdzer Danielsson Frescoのことが思い浮かぶ曲で、優しさは置いておいて、深く深く自己表現の世界です。
4曲のimprovisationがありますが、どこまでがインプロなのでしょう。
5曲目は再び影はさり、すんだ秋空のような情景描写の曲に感じます。
6曲目は“grace”という色々な祈りのパターンを表している感じです。
7曲目は“as perty as the moon”という小品でなんか聴いたことがあるように思う曲です。
8曲目が過去を振り返るような感じで9曲目が少し格調をもって荘厳にします。
インプロヴィゼーションの4曲がとて表現に集中して素晴らしく思います。
soloの演奏ですが、決して一人でない、そばには私がいたり、あなたがいたりしています。
ジャケットは冬の景色で、季節はぴったりではありませんが、表の写真は雪景色の湖畔、遠くにたたずむ人いますが、裏はその湖畔の帰り道でしょうが、2人で戻っていく写真です。soloでありながら、一人を感じさせないアルバムです。

この記事を書いているとlive at Rocooと同じメンバーのトリオアルバムの新作情報です。またまた偶然に呼ばれました。
PETER ERSKINE TRIO / THE WAY YOU LOOK TONIGHT
2007.07.09 Monday
(STRAIGHT AHEAD / FIELD WORK)
solo / alanpasqua
alanpasqua piano
1 to love again
2 malta
3 greta
4 improvisation #2
5 improvisation #1
6 grace
7 as perty as the moon
8 improvisation #3
9 improvisation #4
「決して一人でない、そばには私がいたり、あなたがいたりしています」
別の場所にも書きましたが、このジャケットは、Alanの新しい奥さんの故郷、スウェーデンの湖なんです。だから、2人なんですね。
秋の初めか、陽光のまだ暖かな初冬に、また、来ますね。
で、その新譜情報はぽちでしょう。。
ダレクの新譜ききましたかぁ?
オルガンでしたよ。dvdみるのが楽しみです。はい。
恥ずかしながら記事ににすばらしいアルバムなので記事に書いてみました。湖がそんなところだということで、もっとしっとり落ち着きました。
秋にはぴったりなのでゆっくりと、待っています。
>で、その新譜情報はぽちでしょう。。
>ダレクの新譜ききましたかぁ?
>オルガンでしたよ。dvdみるのが楽しみです。は>い。
でこの情報充分に把握していませんが、ダレクとassquaのオルガンはとりあえず試聴してパスしました。オルガンなんですね。
アースキンとのアルバム時間かかりますか。
まあぼちぼちで行きます。
なんだか、まわりの環境は変わっても、、自分の中の感じる部分はかわらないなあ、って、自分のコメントで、思いました。
寄り添うって、いうのは難しいことです。。相手の邪魔にならないって、難しいことです。。
>寄り添うって、いうのは難しいことです。。相手の邪魔にならないって、難しいことです。。
「深イイ」お言葉ですね・・・
寄り添うって、いるけれで気にならず、いないようでいつも傍にいるってことでしょうか。