JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

鳥の考え方 Catalogue d'Oiseaux Olivier Messiaen / Pierre-Laurent Aimard

2021-02-20 13:58:22 | 聞いてますCDおすすめ


ジャズの雑誌をみても大体そこで紹介される内容は想像がつくし、記事は面白いとほとんど思わないから新譜の情報を立ち読みすればいいような気がする。
図書館に雑誌がいろいろおいてあるけれど、この雑誌知ってはいたけれど手に取ると面白そう。



特集があって「2001~2020 21世紀生まれのベスト・ディスク ピアノ編」とあった。この雑誌リリースされるCDを中心に編集されているようだ。
2001年からリリースされたピアノ演奏のよいものを紹介されているのだけれどほとんど知らない。 この間買ったKHATIA BUNIATISHVILIの「マザー・ランド」と「ラビリンス(展覧会の絵などを弾いていて、これもこの前買った)」が紹介されている。
読んでいてこれは聞いてみたいというのが2枚あってそれを買ってみた。そのうちの一枚がこれで、総合のベストの3位に入っている。(もう一枚はこんど)



結構なお値段だとかったら、なんとボックスのケースに4枚のCD(うち一枚はDVD)が入っていた。



というよりか入っているもので最初に驚いたのがこちら。



なんとふたを開けると鳥の羽が2枚入っていました。
アルバムはPierre-Laurent Aimardというピアニストがメシアンの「鳥の歌」というものを全曲ひいたものです。
メシアンは前衛作曲家として認識していて、管弦楽曲をたしか聞いたことがあると思うけど現代音楽としてしか認識はない。
覚悟はしてききはじめたから現代音楽なのはすぐに諒解。
こっちはセシル・テイラーやアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハで訓練積んでるからまるでその意味平気。
現代の音連なりだけどとても聞きやく感じる。偉大な作曲家の和音の連なりがとても美しい。
2曲目鳥の鳴き声を音にしているのだろう。たぶん鳥の鳴き声を聞いてもそれが音符になって頭をながっるのだろうな。
3曲目などタッチもシャープでジャズを聞いているのかと錯覚する。
どの曲もタイトルがに鳥の名がついているのだろうけれど、聞いていてどのような鳥なのかは残念ながらわからない。フランス語のノートもわからないから鳥を調べながら聞くのも楽しい。

1 キバシカラス 2 キガシラコウライウグイス 3 イソヒヨドリ 4 カオグロセタキ 5 ボリフクロウ 6 モリヒバリ 7 ヨーロッパヨシキリ 8 ヒメコウテンシ
9 ヨーロッパウグイス 10 ユシジロイソヒヨドリ 11 ノリス 12 クロサバクセタチ 13 タイシャウシギ

6曲目のモリヒバリがいい感じで聞ける。



森林の中にいるような気持になってきて、やがては鳴き交わす鳥たちにまじって、鳥の考えが理解できるような気持になってくる。 








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とても懐かしいというのは本... | トップ | blogを読むように  Another... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

聞いてますCDおすすめ」カテゴリの最新記事