
夏の途中に読む本が無くなって、昼休みに本屋さんをうろるろしていたら、評判のよかったミステリーが文庫になっていた。日本の作家でシリーズのようで、その前の作品もあったので、それじゃ両方と1作目をよみだしました。
だけれど、これが暗い、登場人物みんな暗い、上下巻あってなかなかページが進みません。
途中でめげて図書館の順番がきた「アッピー・リタイアメント」に、そっちはあっという間に読んでしまって戻りましたが続かない。
図書館に返却がてら棚をみると文芸雑誌があり、特集が大人のための学園小説“チャイムの音を聞きながら”でした。
心に残る青春小説を前にまとめたので、続きみたいに読むことにしました。
まるで知らない8人の短編で中古屋さんで知らないミュージシャンのアルバム8枚買ったような気分です。
まずは題名と作者、目次に付けられたテロップです。
「星影さやかな」 窪 美澄 僕は今日、みひろに告白する。弟の祐太が、何と思おうと・・・・
「flick out」 壁井ユカコ この頃、息子の様子がおかしい。まさか、あいつにも俺と同じ力が?
「ギフト」 井口ひろみ 能天気に自分の可能性を探す友人に、違和感を覚える翔太。才能て何?
「時速47メートルの疾走」吉野万理子 体育祭で賭けに負けた僕。罰ゲームは、逆立ちで校庭一周だったが・・・
「夏のピルエット」 榊 邦彦 ルミの様子がおかしい。ジャグリング同好会の危機に、小夜子は戸惑う
「かいぶつの名前」 彩瀬まる どこにもゆけない私は、何十年もずっと、校舎の片隅に隠れている
「二等辺三角形」 石川 晶 微妙なバランスの女子3人組。秘密の儀式をきっかけに真実の姿が浮かび
「神様よりも、好き」 折原みと 地味な女子高生のみちるは、ボーイシュな同級生のアブナイ魅力に
で順番によみはじめました。
1「星影さやかな」 主人公の独白がちょっと頭で考えすぎのところあり、若さが弱い。
2「flick out] 読み始めたら文字が頭に入ってこない。後回し
3「ギフト」内容が軽いけど、軽いなりにまとまっている。
4「時速47メートルの疾走」 これはきちんと学園小説、エピソードもうまく配して一辻通った形 良い1篇
5「夏のピルエット」 ジャグリングをする女の子3人が震災後に変化がということでまとまって いるけれどここでも女の子暗い、今の子って意外と根暗なのかも。
6「かいぶつの名前」 題材が変わっていて趣味じゃないし、ショートショートぐらいの内容だけ ど、ある意味良く書き続けてある。否定につぐ否定、かなり疲れた。
7「二等辺三角形」 落ちがちゃんとついての話で文章も読みやすいけど、今の若い女子ってウゼ ー。
8「神様よりも、好き」 テーマは昔からある女子同士のあわい思い出、意外と軽くすんでしまっ た。男のここをを持った女の子のその後のエピソードは不要だと思う。
それで2「flick out」に帰ったのだけど、やっぱり頭にはいらない、やめた。
ということで4の青春は懐かしいけど、これじゃわたし学園に戻りたくない。
次の本探そう。
図書館に行って目を通してきます。
私の町では中学・高校時代と深夜放送がなく窓の縁にトランジスターラジオをおき
受信電波の弱い雑音だらけの『オールナイトニッポン』を聴いていました。
糸居五郎さんに、アンコウさん。春日部のムスタング…etc
『深夜のボリューム』が私の学生時代なのかもしれません。
「深夜のボリューム」なかなか言えてますね。
私も深夜放送を聴いていましたが、春日部のムスタングというのは知りません。
ナッチャン、チャコチャンのほうでした。
小説新潮「大人のための学園小説」チャイムの音を聞きながら。
昼図書館に行き手にとり読んでみました。
貸出禁の扱いで図書館にて流し読み程度でしたが
「大人のための…」のタイトルが作品として成立するかは疑問です。
「映像」「音楽」「工業製品」が身の回りに存在する中で育った若者に
なんら現代的思考と言語が存在表現されていないか不思議です。
私もこんな学園生活なら戻りたくないと同様の感想です。
ただ一編だけ私の心に残る作家が存在していました。
『かいぶつの名前』彩瀬まる著
この作品のみ図書館でコピーを取り持ち帰り熟読しました。
文体。作風。文章力どれをとっても一歩も二歩も三歩も他の作品を抜いています。
この作品が他の短編として掲載されていたら読者の感想も変わるのではと思えます。
私的には◎の要マークの作家になりました。
最中さんこの書籍教えていただきありがとうございました。
長文ですみません。
『かいぶつの名前』確かに文体とか作風が書き込まれている作品ですね。
だいざいはあまり好みでなくて、もっと短くなとめるとインパクト強いと思いました。
しびれるくんはちょっと粘りが強い文章がすきそうで、この作風好みでしょうね。
なあ出会いを協力できてよかったです。
面白かったです。読み手を選ぶのかな?と思っていましたが、
良い作品でした!!
彩瀬まるさんが最近出した『あのひとは蜘蛛を潰せない』は
ちょっと情けない系のお話なんですが、
作者が情けないとの論評も見つけました。
http://www.birthday-energy.co.jp/
まぁ、これからどんな作品を展開していくか、
ちょっと見ものですね。
よくいらっしゃいました。
古い記事にありがとうございました。
私この作品一寸こわくて、悲しかった記憶があります。