
アメリカの旅行から帰ってきて久しぶりにショップへいって買ったのがこのアルバム、出た当初、もちろんC・ヘイデンだから注目はしたものの、ファミリーのカントリー集みたいで辞めていました。今度アメリカから帰ったらまず出会って、急に欲しくなりました。
カントリー・ギター、ドブロとマンドリンのリズムに乗って、ヘイデンの娘さんたちのコーラス、これ完全にカントリー、これまでよりかは俄然親しみを感じます。
2曲目は表題作、男性ヴォーカルでとても良い感じ、田舎町に沢山の教会があったことなんか音楽にあっています。
3曲目、ヘイデンがハンク・ジョーンズとデュオしたゴスペル集を思い出させるベースソロから始まります。
4曲目ギターにメセニーが参加していて、このアルバムにアレンジもいれて7曲に参加です。
この曲どこかで聴いています。
5曲目“スピリチャル”という曲では「ジーザス・ジーザス」と何度も繰り返されるところ、沢山の人々がジーザスと歌ったニューヨークが蘇りますが、ここは一人牧場のポーチで一人祈るようです。
7曲目はエルヴィス・コステロのヴォーカル、この曲はビージーズでヒットした曲でした。
8曲目ピアノも良い感じですが、後半のメセニーのソロが圧巻。
ここら当たりからメセニーが多くソロを取っていて、14曲目ではミズリーの空を思わせる演奏、デュオではありませんが、柔らかい、慈しむような曲は、2005年のカロリーナのあとの曲、曲名が“これがアメリカ?”だけれどとてもしっとりした歌い上げです。
ジャズ好きにはメセニーの参加できちんと満足感を受けますが、ドブロ・ギターを演奏する名手ジェリー・ダグラスも重要な役割です。
カントリーが嫌いという方にはお薦めできませんが、日本の道を車で走りながら聴いても、なんだか嬉しくなるアルバム、ヘイデンが家族や友人と作っておきたい、愛情に満ちたアルバムです。
謙虚に求めれば与えられるということを思う今度の旅、ジーザスがついていたのかも知れません。
Rambling Boy / Charlie Haden Family & Friends
Personnel: Charlie Haden (vocals, bass instrument, background vocals); Ricky Skaggs (vocals, guitar, fretless banjo, mandolin); Dan Tyminski (vocals, mandolin, background vocals); Tanya Haden (vocals, cello, background vocals); Bruce Hornsby (vocals, piano); Petra Haden, Rachel Haden (vocals, background vocals); Cheryl White, Jack Black , Josh Haden, Rosanne Cash, Ruth Cameron, Sharon White, Vince Gill, Elvis Costello (vocals); Russ Barenberg (guitar, mandolin); Carl Haden Jr., Bryan Stuart, Bryan Stuart, John Leventhal, Pat Metheny, Bryan Sutton (guitar); Jerry Douglas (dobro); B駘a Fleck (banjo); Mary Elizabeth Haden, Sam Bush (mandolin); Stuart Duncan (fiddle); Buddy Greene (harmonica); Buck White (piano).
1 Single Girl
2 Ramblin' Boy
3 20/20 Vision
4 Wildwood Flower
5 Spiritual
6 Oh Take Me Back
7 You Win Again
8 The Fields Of Athenry
9 Ocean Of Diamonds
10 He's Gone Away
11 A Voice From On High
12 Down By The Salley Gardens
13 Road Of Broken Hearts
14 Is This America? (Katrina 2005)
15 A Tramp On The Street
16 Old Joe Clark
17 Seven Year Blues
18 Old Haden Family Show
19 Shenandoah
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