ハイチがルーツ Jazz Racine Haiti / JACOUES SCHWARZ-BART

2012年の年間ベスト１０の一枚に選んだサックスの人はその後出会っていなかったけれど、どうしてるだろうと検索したら昨年新しいアルバムがリリースされていました。

録音時の映像を見ることが出来て、ちょっと違うかなと思いましたが、いい音のサックスなので注文してみました。

カリブ海の島の出身のテナーサックス、今回は自分のルーツを辿る音楽のようで、６曲だトラディショナルをアレンジしたもの、７曲がヴォーカルいりなので、そこが一寸と思ったわけですが、Haitiということで統一されたアルバムは聴いていて統一感があって自分の音楽を演奏しているという感じです。
カリヴィアンなところがザヴィヌルを思わせるサウンドでなかなか楽しい。
共演者もなかなかで、５曲目、６曲目でピアノを弾いているGregory Privatっていうのが良いじゃないと検索してみたら、この人のアルバム知っていました。スルーしているけれど、次では拾ってみようと思います。
リズムが良いと思えばベースはBen WilliamsでドラムスがＳＦＪＡＺＺのObed Calvaire、ここら辺がしっかりとしたベースを作っているので、音楽がとても安定したものとなっています。


Jazz Racine Haiti / JACOUES SCHWARZ-BART

Lead vocals: Erol Josué (1,2,9), Rozna Zila (4,8,10), Stephanie McKay (6)
Tenor sax: Jacques Schwarz-Bart
Trumpet: Etienne Charles
Flugelhorn: Alex Tassel (5,6).
Piano: Milan Milanović, Gregory Privat (5,6).
Upright Bass: Ben Williams
Electric Bass: Reggie Washington (5,6).
Drums: Obed Calvaire, Arnaud Dolmen (5,6)
Percussion: Gaston Jean-Baptiste Aka Bonga, Claude Saturne (5,6)


1.Kouzin
2.Banda
3.Blues Jonjon
4.Badé Zilé
5.Night
6.Kontredans
7.Sept Fé
8.Vaudou Zepole
9.Je Vous Aime Kongo
10.Legba Nan Baye