JAZZ最中

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アルゼンチンのビル・エバンス soiree / bar buenos aires

2015-07-12 21:42:45 | 聞いてますCDいいと思う


ショップでもう一枚ぐらい欲しいなと思いながらアルゼンチンの棚に並んでいたコンピ、よく見ないままに買いました。ビル・エバンスの曲が多いなぐらいで買いましたが、これが日本のInpartmaintというところから出たコンピ作品でビル・エバンスに捧げたオムニバスでした。

どうりでジャケのデザインは1959年に出だエバンスの2作目「Everybody Digs Bill Evans」になってカルロス・アギーレとキケ・シネシのエバンスへの思いが書かれている。


なぜアルゼンチンの棚にあったかというと、このアルバムは日本の音楽関係者3人からなるbar buenos airesの1人吉本宏氏が選曲したもので、カルロス・アギーレの音楽を中心にコンピしてきた会で、最後の曲パット・メセニーとライル・メイズの“September Fifteenth ”が、アギーレとキケ・シネシがカバーしている演奏で、特別に収録されたものだからだろう。

アルゼンチンとちょっとはなれてエバンスに焦点が当たったけれどそれがまたこちらとしては良かった。
14枚のアルバムからえらばれたエバンスにつながる演奏はそれぞれがたのしめる。ビル・エバンスへの思いの統一感があり、選曲者の実力がしっかりアルバムに現れて素晴らしい。実は立て続けにコンピレーションアルバムを3枚買ったけれど、それぞれの違いが面白かった。
このアルバムは、完全に独自の色ができていて8曲目のピアノ・ソロ、9曲目と10曲目のEGEAからの選曲がよかった。ダニーロ・レアの方のアルバムは熱帯では2万円をこえていたけれど、Hの方はまとめ買で千円台になっていますってことでポチリました。


01 My Bells / Paul Lieberman
02 Very Early / Kronos Quartet
03 Valsa / Claire Ritter
04 Swarmoosh / Tobin Chodos Trio
05 The Dolphin / Tõnu Naissoo Trio
06 Para Nazareth / João Carlos Assis Brasil
07 Left Behind / Marc Copland – John Abercrombie
08 Always By Your Side / Daniel Masuch
09 22 Brooklyn Terrace / Peo Alfonsi
10 Intermezzo da “Cavalleria Rusticana” / Danilo Rea
11 Lullaby / Lisa Maroni
12 Soiree / The Danny Gottlieb Trio
13 Peace Piece / Torino Guitar Quartet
14 Children’s Play Song / Tony Gould
15 September Fifteenth – dedicated to Bill Evans / Carlos Aguirre & Quique Sinesi

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