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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ザ・スーパーセッション アット Utisaiwaityohole 2011 2 1

2011-02-03 20:18:21 | サポート中、ライブ


ハクエイ・キムのトライソニークの2010年ラストのライブに云ったときに配られたチラシにこのコンサートがあって、1月30日にミニ・コンサートで会っているものの、その後かなり永い時間演奏に出会えません。
フォーキャスト・ミュージックという音楽配信会社が主催のようで、そこで配信している川崎哲郎tsがメインになって,大阪昌彦dsと井上陽介bが加わって、チャーリー・パーカーにトリビュートするというコンサートです。
日本を代表するポールウイナーズの共演が実現とありますが、ハクエイはウイナーズまでいっていないと思うけど、このようなキャプション勇気あります。
しかしメンバー組み合わせは、チョット構えるほど面白い、30日にはどんなピアノで行くのと、意地悪い質問をピアニストにぶつけて楽しみました。
今日は男1人で場所は新橋、演題はチャー・パーカーの“バード・シンボルズ”それでもって川崎哲郎なんてなると、これは開演前にグィと一杯引っかけて、斜に会場にはいって行きたい。完全に若返っているのです。


さすがに未経験のニュー新橋ビルでは、お店に入りきれず、昔懐かしい炉辺焼き屋さんにはいり、納豆包み、焼き鳥、さばの文化干し、ナス、しし唐を頂き、もちろん何杯かいただき、さて突入です。

でも告白するならば、生井上陽介は初めてです。どうなるのでしょうか、ハクエイも大隈さんとは演っているものの、ここではもっとアグレッシブなはず、かれが波紋を呼ぶことは予想されます。

C・パーカーのトリビュートとなるとコード進行のなかのアドリブプレーの凄さをを聴くことになるだろうと、メンバー考えても楽しみです。
内幸町ホールは初めてですが、座席数300ぐらいでしょうか、前から3列目とても良い席でした。

1st

1 Moose the Moocho
 テナーと続くピアノ、それぞれ肩慣らしのフレージングで意外や軽やか、その後の井上さんのべーすが少し力が入ってきてその後ドラムスとの各人のバース、やはりうまい、タイミングは最初からぴったりです。

2 Bird’s of paradise
川嶋さんのリラックスしたフレーズに始まって、ハクエイも落ち着いて、ハードバップをなぞるのではないピアノを聞かせます。井上さんのベース、独自の雰囲気がすでに出来てきました。

3 Ornithology
テーマの後はすぐにハクエイのソロ、ベースの井上さんは初めてですが、ここではチンさんの感じのベースライン、2人の掛け合いが出てきて段々と熱くなってきました。このあと川嶋さんがストレートに燃えてきて、大阪さんがそれを冷静にたきつけている感じです。

4 Don’t Blame Me
ハクエイのスローバラッドのソロがよく歌い、バックのリズム隊がすごくまとまりだすと、川嶋さんのソロが断然良くなってきています。

5 Yardbird Suite
この曲をスッと演奏に入りましたが、各人の凄いプレーの集まりなのに、その凄さが感じさせないまとまりです。
ハクエイのピアノをバックアップする原田さんの口が、何度も「うまい」と形作るのが解りうれしくなりました。

2nd

1 ?????
  丁寧なおじさんのPAでしたが、曲名忘れてしまいました。 
  1stを演って2ndは最初からしっくりしたバンドのまとまり、そのおじさんが言う、「クラブの雰囲気をコンサートで!」って当たっているけど、一杯飲みたい。

2 April in Paris
  パーカーのアルトというより、よりブローなテナーのフレーズがなってきて、バックのリズムはとても安定しています。初顔合わせもあるのにこのトリオも凄いと思います。
 
3 Out of Nowhere
  アルトのパーカーにこだわらない感じで、それはそれでいい、川嶋さんはアドリブを追求してホーキンスとかヤングみたいな感じです。

4 Embraceable You
  ここにいたって、川嶋さんのテナーの魅力が全開で、うっとりするフレーズが続きます。そうすとバックもまた良くなって、ピアノ、ベースとミュージシャンが楽しんでいるのが伝わってくるのです。

5 A Night in Tunisia
  アンコールに演奏するかと思っていた曲が来てびっくり、客席と舞台の堺がなくなるような時間、このリズム隊、トライソニークとはもちろん違いますが、とてもまとまりの良い強力チームに育つ感じです。

アンコール
 Dona Lee
 原田さんの高速フレージングベースソロ、トライソニークの杉本さんとはまた違うスタイルで面白い、奏者が楽しく演奏しているのが伝わったエンディングでした。

ハクエイ自信のコンサートでないので、ライブ後のサイン会お客が集中することなく、テーブルの横で結構ゆっくりと話すことが出来ました。
まずはアルバムの成功を確認し合って、マイクにアルバム送った感想がどう帰ってくるか名殿想像、トライソニークのライブ情報を聞いたりしました。

このトリオ編成のバックのコンサートをまた内幸町ホールであるとのこと、いいものになりそうです。


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