
良い題名だな~と思って図書館に予約したら直ぐに手に入った本、不良オヤジ、嵐山光三郎が「週刊朝日」に連載した「コンセント抜いたか」を大幅に加筆、さらに書き下ろし原稿を加えたものだそうです。
序章-魔がさす年頃- がその書き下ろしのようですが、その序章の最後を一寸引用
ふと魔がさしたときに、魔の川の流れに身を任せて生きることがモーロクの極意です。年をとるほど、欲望に忠実になり、コソコソといきるのがコツです、かくしてアラシヤマは、魔にさされつモロク道を進もうと決意したのでした。
“魔がさす”いい言葉ですね、最高の逃げ言葉、いつも魔がさした状態ならば使えない、普段は魔を遠ざけているから使える。私なんかこれをつかったらぶっ飛ばされちゃう。最近突然あ名になった、あの変なおじさんも使ってはいけません。
アラシヤマぐらいの達人になると、この魔がさす時が人生の醍醐味といいます。
凡人はこうはいきません。魔をあつかえるのです。
序章のあとがこの章立て
第1章 魔がさす気配
第2章 いらいら
第3章 自律神経出張中
第4章 蝉時雨
魔がさす年頃っていつ頃かなと思って読めば、60歳台になって週3回になったなんて、アンリャ魔がさす達人本当ですかと言う感じです。
とても良い題名で読みました。
私とても魔をさせない、いつになったら魔をさせるのでしょうか、それまで間が持てません。
新宿歌舞伎町界隈で毎週土曜日の夜「物乞い」の服装で路上に座り込み「通行人の人物観察」。
路上に出された店の空き瓶の中に残ったウイスキーを、一本のボトルの中に集めて飲んで酔う。
そして路上に寝入ると言う奇談・奇行がありますよね。
『自分には関係がない(身分が低い人間)と感じた時、その通行人の素振でその人物像が見える』とか、なんとか…
わたし興味があり、この「嵐山氏を観察に行く」という一人探検隊を若造の頃幾度と無く決行したのですが発見できませんでした。
>私とても魔をさせない、いつになったら魔をさせるのでしょうか、それまで間が持てません。
「暴走列車の時刻表」は発売されてはいない。
何番ホームに立ち。いつまで列車を待つ気だ…お前の欲望を満たすのに時がそんなに必要か。(小説の帯風に)
以前ダイエット開始時に伊豆に行かれたましたよね。
奥さんが車中で唄います♪あなたと~肥えたい天城肥え~♪
と、最中さんの家庭の事情が判らない中でコメントを記し。
後のblogの文面で、奥様が車の乗り降りもままならぬ体調であった事を知り今までコメントを控えておりました。
その節は本当に申し訳ありませんでした。
おかげさまで家内はだいぶ良くなって、今日は2人で肥えてきました。
気にしないでください。