渡辺貞夫は機会があればできるだけ見に行くように決めていて、もうすぐ会える予定なので今からワクワクしている。
アルバムのほうもお安く出会えば古いものもできるだけ仕入れようとおもっていたら、なんとお安いリイシューがまとめてリリースされた。1969年に録音された3枚に最近のだけれど持っていない新しいのと、この間しいれた92年の録音のものと5枚も並んでくれたから渡辺貞夫週間みたいになるかもしれません。
といって古いアルバムにたいして今更特にかくことはないのですが、どれから聞こうと思えばまずはこれでしょうか。
設立されたCBSソニーのと契約を結んだ36歳の渡辺貞夫、増尾好秋は23歳でした。
この音楽、まさに強烈なイメージを作ってくれたアルバムでした。しかし当時のはマイルスが変化にはいっていたり、キースやコリアが頭角をあらわしてきあころなので、あまり渡辺貞夫を選んでは聴いていませんでした。
しかしそれでもパストラルは印象深い。特徴あるメロディは一度きいたらしっかり覚えています。後半のソロフレーズがそうだったっけというところがあったし、当時は馬鹿にしたところもあった(なんせ生意気なさかりでした)増尾好秋もあれ結構おもしろいこと演ってるじゃないかとも感じます。
時代を思い出して、これでちょっとだけ若返った気になりました。
Pastoral / Sadao Watanabe
Sadao Watanabe (as,fl,sn)
Kazuo Yashiro (p)
Yoshiaki Masuo (g)
Hiroshi Matsumoto (vib)
Yoshio Suzuki (b)
Fumio Watanabe (ds)
Masahiro Tanaka (fh)
Chiyoshige Matsubara (fh)
Recorded Jun.24 & Jul.8, 1969
1. PASTORAL
2. BRIDGE
3. TOKYO SUITE : SUNRISE & SUNSET
4. GARY,OUTRO SAMBA
5. SOMEDAY IN SUBURBS
6. FANDANGO
7. CLOSING THEME ROM “KIN-KIRA-KIN”
8. RITMO SABOROSO