JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ライヴに行きたい REIS/DEMUTH/WILTGEM

2014-02-13 21:56:09 | 聞いてますCDいいと思う


まるで知らない人たちだけれど、よさそうな感じの試聴をしたので買ってみました。学生のころにバンドを組んだメンバーがアルバムを作ったようですが人の名前を冠したトリオです。
ルクセンブルグ出身のピアニストミシェル・レイスとマーク・デムス(b)、ポール・ウィルトゲン(d)の3人は一番端的にいえばESTを通り越してきたピアノ・トリオ形態に、独自に自分たちの色彩をつけたという感じでしょうか。
一寸ほめ過ぎのようですが、1曲目そんなことをちょこっと感じるとそのあと、これはとかなるほどとか、いろいろ驚きながら聞くことができます。
1曲目、転調の組み合わせにドラムスとピアノが緊密なリズムを付けてスタート、途中のピアノソロも良く歌って良いと思う。グルプとしてアルバムを出すのに、とても練習したみたいなまとまった演奏です。
2曲目、クラシカルな小品のように始まって、軽快なドラムスに、ピアノとベースが並走する演奏。
4曲目“Floppy Disk”という変わった題名の曲は構成が難しい曲でこれも良くまとめているという感じです。
5曲目は落ち着いた思惑的で悲哀をふくんだ曲、ベース・ソロは良い音で好きです。
6曲目、このグループ変拍子が多い。私、拍子をとるのが苦手ですから、いったいどのような拍子なのか解らない。ドラムスもベースも大変だろうけれど、そこが学生のころから演奏をつづけているグループの強みでしょうか。
グループとしてコンテンポラリーなアプローチで難しい演奏にアプローチしながら、共同意識の統一で纏まったグループ、ですから後半にかけても、あれこんなことしている、とかあれそうくるのとか、そして最後にはなかなかやるわいという感じが残ります。

良く練習の後のアルバムと予想しますが、これが普段のライヴで、迫力、強さをまして、インプロで破たんしなければ、注目できるグループになると思います。
もう少し確かめたいグループですですが、ピアニストとドラマーは来日中、公演中ですね、15日土曜日は大好きなBODY&SOULでベースに須川崇志君をいれてライブ・レコーディングだそうです。

だれか聞きにいってレポートしてくれると良いのだけれど。又雪だけれどね。

REIS/DEMUTH/WILTGEM

MICHEL REIS (p)
MARC DEMUTH (b)
PAUL WILTGEN (ds)

1.Mirage
2.No Stone Left Unturned
3.A Block Apart
4.Floppy Disk
5.If Only You Would Know
6.Straight Circle
7.Wishing Well
8.Pacific Coast Highway
9.Neel Mat Kapp
2013年作品
コメント (2)
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