JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

休み前の清算 Secreto y Malibu / Axel Kryugier

2011-04-29 23:18:13 | 聞いてますCDいいと思う


会社の近くなのでよく行く中古ショップがあって、いつも見るタンゴの棚にここ2年ちかうずっと居続けるアルバムがあります。
別に負い目も媚を売られるわけでもあるませんが、2年近くになると段々と心が通い合って、まだ居るのとか、何とかしてくれませんとか、心の会話が生まれてしまいます。
ある日突然どこかに行ってしまうのもちょっと困るし、このままずるずるとこの関係を維持しているのもいけないような気がして、思い切って連休の前に金銭的な清算を行いました。
金銭的には1,350円でした。
アルゼンチンの音響派といわれるアクセル・クリビエールという人の前衛バレイのための音楽のようです。
このジャケットがなければこれほど不思議な関係も続かなかったと思いますが不思議な感じにとらわれてしまっていたわけです。

蛙の声みたいな音から始まって(ジャケがそうか)打ち込み見たいなリズムにオルガンのメロディにブラスサウンド、タンゴとはこれはちがう、ジャズの方がずっと近い感じです。
3曲目では、ふくろうの声みたいな擬音やサウンド・トラック的リズムは8ビート、まるで映画の南米の田舎に迷い込んでいるようです。
4曲目は哀愁あるギター、それも時代がかったマカロニ・ウエスタンが入っているような、おい腰に銃が必要だと思うのに、このジャケなのです。
5曲目は再び1曲目のテーマに戻っているようで今度は馬の鳴き声で、でも不思議なことにまるで違和感がなく、すぐ近くには馬が必要だと感じるのですかへんです。
それ以外はエレピとパーカション、ブラス・サンドで出来ているのです。
7曲目、チェレスタでしょうか、実際はエレピかも、ゆったりと流れるとお休み前にこの関係をはっきりしたことが、とても彼女たちにとって(私ではありません)良かったのではと思えて来るのです。
それにしてもこれはJAZZ感覚です。
8曲目は、TVでついに問題が起こった時になるようなブラス・サウンド、嬌声も聞こえながら曲名を見るとこれがFinalなんとも置いてきぼりを食わされているような、この女性たちの行く末はどうなったのか、私個人的な決着をつけたつもりでいましたが、もはやこれ以上彼女たちに救いの方法はないようなちょっと気にかかるのですが、ま、いっか、金銭的には決着ついていることだしとおもって、これからのお休み(実は明日は仕事してきます。)に入ります。

Secreto y Malibu / Axel Kryugier

1. Que azul es el cielo!
2. Jungla de pasto
3. Amanece
4. Vuelo
5. Autoerotico
6. Tristecito
7. Final
8. Final version 2 (Husares al ataque!)

コメント
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