JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

替わりというわけではありません Not So Fast / JANUSZ MUNIAK

2006-11-14 20:40:51 | 聞いてますCDいいと思う
中古屋さんで、悩んで買わなかったけれど、後悔することがあります。Michal Tokajのピアノ・トリオがその1枚です。その後このアルバムを見つけて買いました。ポーランドのアルバムで、ベースのDarek Oleszkiewczの名を見て決定です。
1995年の録音ですから、だいぶ前のアルバムです。
テナーとソプラノを吹いているヤヌシュ・ムニアクという人は知りませんでしたが、なかなかおもしろいところがあります。
昔JAZZ喫茶で、オヤッと思うアルバムがあると、チラッとジャケットを眺め演奏している人を知っていうるか確認します。知らなくてもジッとしていて、これは知っておこうと思うと、何気に近づいてチェックするという見栄がありました。このアルバムが流れていたら、そのようにしたでしょう。
テナーの基本はバッパーですが、1曲目終わりにはモーダルになってしまったり、ところどころアレッとはずされるところもある聴いていて面白い人です。
このアルバムの良いところは、3曲目テナーがアレッと思わせると、その後のドラム、ベース、ピアノの部分が何とも切れが良く、しまってくるのです。
4曲目のダレクの曲が素晴らしく、フランスのバネルの好きな曲に似ていて、良く歌います。8曲目の“LAMENT"もテナーの音色が、曲に良くマッチして美しいバラッドです。
と言う事で、SAXもいいところが沢山あるアルバムで、決して替わりに買ったものではありません。

Not So Fast / JANUSZ MUNIAK

Janusz Muniak ts,ss
Doarek Oleszkiewicz bass
Kazimierz Jonkisz drums
Michal Tokaj piano

1 CHIKEN FEATHERS
2 LOBAGOLA
3 BEAUTIFUL FRIENDSHIP
4 HONEY MOON
5 SOUL SYES
6 DEWEY SQUARE
7 IN WALKED BUD
8 LAMENT
9 ON A CLEAR DAY
コメント (4)
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