JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

楽しいのをお願い tuseday wonderland / e.s.t.

2006-10-14 21:16:32 | 聞いてますCDいいと思う
e.s.tの来年1月13日のコンサートへ行く事にしました。過去2回2004,2005年に渋谷オーチャードで見ております。今回はどうしようか迷いましたが、1年半以上経つので行く事にしました。本当は新発売のこのアルバムを聴いてからにしたかったのですが、申し込みにに間に合いませんでした。e.s.tのコンサートは新作がメインになって演奏される様に思います。いやな曲が多かったらと心配でした。最初に見たコンサートは、エフェクターの使い方が、幻想的で、アコピアノの音がリリカルだったので、大変感動しました。
e.s.tの演奏で大嫌いな曲があります。“STRANGE PLACE FOR SNOW"というアルバムの隠しトラック“SEPTEMBER"という曲です。ニューヨーク同時多発テロ、9.11を題材にした曲で、破壊的なエレキサウンドで、あの映像、あの惨状を思い出させ、トラウマを感じます。アルバムではこの曲だけ聴かずに済ませますが(他の曲はかなり好きだった)、2回目のコンサートでは、この曲をフリーキーなベースと共にしっかりやられたので楽しくなかった思いがあります。2回目の公演は、暗めの演奏が多かった気もします。e.s.tの前作のアルバム“VIATICUM"も結構内向的で心配なのです。
この新しいアルバムを聴きました、エフェクトの使い方はより鮮明になり比率がたかまっているように思います。効果をより強く挙げようとしているようです。逆に曲調は内向的な重さが薄れ聞きやすい感じがします。嫌いになったいやなトーンも1曲で聴かれるだけです。
3曲目は美しい曲ですし、6曲目のアコーステックでのピアノソロはキースの後継者と呼ばれるのがうなずけるメロディです。タッチと音の出し方がキースに近い感覚だと思います。10曲目のピアノでもそれが感じます。と言う事でエフェクターの中にいかに美しい生ピアノの美旋律を聴けるかがこの人の楽しみ。アルバムも前作よりかは好きです。さーてライブなどうなるやら。もうチケット買ってしまったので、祈っています。

tuesday wonderland / e.s.t

Esbjorn Svensson piano
Dan Bergluund bass
Magnus Ostrom drums

1 fading maid preludium
2 tuesday wonderland
3 the goldhearted miner
4 brewery of beggars
5 beggar's blanket
6 dolores in a shoestand
7 where we used to live
8 eighthindred streets by feet
9 goldwrap
10 wipping on the solid ground
11fading maid postludium
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大変得した気分 ALMA LATINA / ALDO ROMANO

2006-10-14 06:44:41 | 聞いてますCDおすすめ
ALDO ROMANOのピアノトリオアルバムが買いたいと思うのですが出会えません。そこで中古屋さんで出会った800円のアルバムです。
1曲目、リピダルみたいな高音のギターが出だしからロック調のメロディを弾くものですから、最初からオオッ、カッコイイ状態に入ってしまいました。このように弾くPHILIP CHATHERINEを知りませんでしたので驚きました。シンセがかぶり、溜めたバスドラとスネアがダーンとなると、とにかくカッコイイ。若返ってきました。2曲目ではコブハムとも演っているマウリツィオ・ジャンマルコがトム・スコット見たいな曲調でアーシーにテナーを吹きます。3曲目はハーモニカ、これがシールスマンではなくて、リー・オスカーのちょっと乾いたカントリー調です。しゃれたピアノが入ると今度はギターがジョージ・ベンソンみたい。
どの曲も短めで長くて5分ちょっと、とてもコンパクトでよい曲です。全てALDO ROMANOの曲、素晴らしい作曲の才能です。4曲目はシンセ、キーボードの競演でハンコック、ボブ・ジェームスです。5曲目はアコピのソロでコリアのクラシック調かな。6曲目は再びR・オスカー調、そういえばR・リトナーと演ったアルバムもあったなー。この曲もいいのですがプツンと切れるのは解りません。7曲目はベースのソロでスタンリークラークかな。8曲目は軽快なラテンリズム、ここはモンゴサンタマリアです。エレピはボブ・ジェームスをテナーソロがトム・スコットを思い浮かべるのは、間合いがとても似ているからです。9曲目はトーンからG・バルビエリを思わせます。復活した頃のバルビエリがまさにこの感じでした。10曲目はフランス語のvocalでクレジットでは解りませんが、リーダーのROMANOでしょう。これは誰とはいえませんでした。
○○みたいと似た人を書きましたがプレー自体はオリジナリティーを充分感じられ、真似ではありません。こちらのこじつけです。1983年の録音アルバムですが、今買って、聴いたことが、作者の才能と奏者の技量が楽しめて面白いものになりました。大変得した気分です。

  ALMA LATINA / ALDO ROMANO

Aldo Romano drums
Philip Catherine Electric Guitar
Maurizio Giammarco Tenpr Sax
Dany Kane harmonica
Jean-Pierre Fouquey piano
Estelle Gubert piano
Benoit Windemann Synth piano
Sylvain Marc bass
Choruses Giles Perrin percussions

1 Roanugo
2 Santa Maria Novella
3 C'era Una Volta
4 Tastiere
5 Cadenza
6 Una Volta,DAny
7 Amagame
8 Alma Latina
9 Six Million Dollars Song
10 La Derniere Chanson
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