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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

研究 バッハ 無伴奏チェロ組曲1番 メヌエット 1

2021-03-17 14:40:05 | チェロ無難
チェロ教室生徒さんの発表会は2019年に8回目をやって去年は中止されている。師匠がやろうかしらと言ったと思ったら、途端に決まってしまった。
それもなんと5月の連休最終日だそうで2カ月ないじゃないか。言われたその場で曲決めないと間に合わない。今演ってるのどうといから、それは嫌いだからやらない。
という事でバッハの無伴奏1番メヌエット1,2にしようと決まってしまった。(スズキ練習曲集4巻)
ついにバッハの無伴奏組曲を演ることになったなぁ、いやついにという感があります。

それで急きょ譜読みやどんな演奏をしたいかなんて考えだした。
バッハの無伴奏チェロ組曲はそれこそ山ほど手本の演奏がある。
まずは持っているCDを当たってみよう。(前にも一度やったと思おうけどまた増えている。)



まずは古いところではこんなところか、髙橋剛志は新しいか。

最近買ったのでは



エマヌエル・ベルトランド



ヨー・ヨーマも新しい録音が出たので買ったら、そちらの方がずっと好きな演奏だった。

実は発表会が決まって一枚ぐらい新しいのをとCDジャーナルのバッハ無伴奏チェロのアルバムでトップだったこれを買った。



ジャン=ギアン・ケスラ

この間中古屋さんで、丁寧に弾く人と思っている藤森 亮一さんのがあったのでこれも買ってしまった。



これ以外にチェロじゃないけれど、バイオリンとサックスで演奏しているアルバムがあった。



いったい何枚あるのだろおうともおもうけれど、これらを聞き比べながらどんな演奏がいいか研究しようというわけです。
いやー、ヨー・ヨーマやフルニエ、ビルスマを聞いて同じように弾けるなんてことではありません。
気持ちの問題、舞台でその気になるのは大切とおもって検討するのです。

最初はヨー・ヨーマが現代的でいいかなと思ったり、鈴木秀美なんかも捨てがたいし、フルニエなんかが一番忠実にシンプルにひいているからこれを目指そうとか、いやまだ決まりません。
とっかえひっかえ聞いていてだんだんと曲が頭に入ってきました。

まずはどれぐらいの速さで弾いているかというのでCDを比較してみました。

鈴木 秀美          2:03
藤森 亮一           2:57
エマニュエル・ベルトランド   2:59
ジャン=ギアン・ケスラ    3:05
ヨー・ヨーマ          3:27    
ピエール・フルニエ     3:28
アンナ―・ビルスマ       3:28
髙橋 剛志           3:37
トルルス・モルク       3:40 

レイチェル・ポッジャー(violin)  2:57
清水 靖晃(Sax)    10:55

速い鈴木秀美さんとゆったりなモルクさんでは1分半以上違う。いやいまのところモルクさんのだって速くて無理なんだけど。
面白いのはサックスでチェロ無伴奏全曲を録音した清水靖晃さん。サックスの楽器の特徴をだすためなのか、なんとゆっくり、バイオリンも特徴からするとちょっと速めの演奏にしています。

問う事で速さ研究としては、4分ぐらいに収めるように練習しよう。

練習の方は譜読み(ポジションとか指使いを決める)をまずして師匠にいくつかあどばいすいただいてきまってきた。これからしばらくは音程をきめていかなければ、あっという間に1ヵ月は切ってしまいそう。

曲の感じとかの研究はもう少し考えながら、次の研究で。




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Travelogue / 宮田大 大萩康司

2021-02-26 20:18:12 | チェロ無難


先日宮田大ちゃんのでたコンサートにいってきたけれど、このコロナ禍、結構いろいろ活躍している。今回アルバムも出たけれど去年の7月の録音だったにで大変だったと思う。
宮田大ちゃんとやん呼ばわりは失礼だけどチェロを始めたことにお話しして応援もらっているから大ちゃんなのです。
このアルバムに相応してかNHKで大萩氏とのデュオ・演奏が放映された。
ギターとのデュオということで選曲も考慮されたのだと思う。





こっちのアルバムの1曲目”キャラバンの到着”はこの前のコンサートでアンコールだった。
その後ピアソラ、サティ、ラヴェルとギターとチェロの響きが効果的な曲が選ばれていると思う。
この時期こういうアルバムがリリースされれることをとても良いことだと思う。

実はこんなことは書いちゃいけないのだけれど、なんでこんな音が出るのだろうと思う。
凄い楽器を使っているのだけれど、自分が弾いたらどうしようもない音なのだろうか。大ちゃんのチェロを弾く姿の美しさからその音が出ているのだろうともちろん考えるけれど、少し嫉妬の念があるのはいけないことだろう。

でもなぜこんな音なのか、うらやましい!



Travelogue / 宮田大 大萩康司

宮田 大(チェロ)
大萩康司(ギター)
録音時期: 2020年7月2,3日
録音場所:長野県上田市、サントミューゼ

1.ルグラン:キャラバンの到着
2.ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ
3-5.ニャタリ:チェロとギターのためのソナタ
Ⅰ-Allegretto comodo
II-Adagio
III-Con Spirito
6.ショパン:チェロ・ソナタOp.65~III.Largo
7.サティ:ジュ・トゥ・ヴ
8.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
9.ピアソラ:オブリビオン
10.ピアソラ:ブエノスアイレスの冬

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Boccherini Cello Concertos Complete / Enrico Bronzi

2021-02-04 21:03:35 | チェロ無難


年にいとど受ける人間ドックに行った。去年の3月ここでステージ0の食道癌を見つけてもらって、告知後わずか2週間で除去の処置まで済ますことが出来た。だからここは大変御あるところでとても良いところだと思う。ドックの胃カメラ検査は半年に1度の経過観察をしているから、しないことになってなんとも簡単にドックも済んだ。(なにかあるかもしれないけれど)
この街には中古屋さんがあるので寄ってみた。そして見つけたのがこのアルバム。
CD3枚組でボッケリーニのチェロ曲をえんそうしたものだすだけど、ボッケリーニってこれまで名前しか知らなかったと思う。18世紀のイタリアの作曲家だそうで、モーツアルト、ハイドンと尾の味時代の人。



3枚もあるCDを聞き出したのだけれど、これがとても良い。チェロのいろいろな競協奏曲だけれど、これがいかにもチェロが美しくメロディする。チェリストがこう弾いたら気持ちいいという流れです。ボッケリーニがイェロの奏者だったそうで、それでうなずけました。
ジャズの中古はわかっているからほとんど買わないけれど、クラシックは素人なのでまだまだ驚きがあって楽しいし、チェロのアルバムも順調に増えていきそうです。
ゲンのいい街で良いアルバムが見つかってついている。
というので良いなと思ったアルバムをもう一枚。これは仕事場の中古屋さんで買ったアルバム。



「フィンランドのチェロ小品集」 エルッキ・ラウティオ(チェロ) 舘野 泉(ピアノ)

フィンランドの作曲家の曲をチェロで演奏したものだけれど、こちらはフィンランドというイメージがまさにチェロとぴったりな感じで良い。シベリウスとかフィンランドの作家の作品だけれど、土地というのが音楽に反映することがとてもよくわかる。なんとも静かな心地にしてくれる演奏です。一般的にはこっちの方が受けるかもしれない。

ついでだから後買った中古品ンはイサーリスをちゃんと聞いた覚えがないので買った2枚。



もう2枚はボッケリーニと一緒に買った。アンドレ・ナヴァアという人のアルバムは選曲は良いのだけれど録音が古いのだろう音がちょっとだった。もう一つはビルスマのバロックだけれど、まあちょっと地味なアルバムだった。



という事でボッケリーニは大当りで、フィンランドは当たり、チェロのアルバムなんか新譜を別にして記事にする人いないから、ちょっと聞いてみるのはいいかもしれません。


Boccherini Cello Concertos Complete / Enrico Bronzi

Concerto For Cello And Strings In D No. 2 G 479
1-01 Allegro 6:57
1-02 Adagio 4:40
1-03 Allegro Assai 4:35
Concerto For Cello And Strings In G No. 3 G 480
1-04 Allegro 6:46
1-05 Adagio 4:03
1-06 Allegro 5:09
Concerto For Cello, 2 Horns And Strings In C No. 1 G 477
1-07 Allegro 5:09
1-08 Largo 3:38
1-09 Allegro 4:36
Concerto For Cello, 2 Horns And Strings In B Flat No. 9 G 482
1-10 Allegro Moderato 7:50
1-11 Andantino Grazioso 6:00
1-12 Rondò Allegro 5:18
Concerto For Cello, 2 Oboes, 2 Horns And Strings In E Flat No. 12
2-01 Maestoso 5:59
2-02 Largo 4:49
2-03 Allegro 4:05
Concerto For Cello, 2 Oboes, 2 Horns And Strings In D No. 8 G 478
2-04 Allegro Con Spirito 6:37
2-05 Larghetto 7:13
2-06 Rondò - Rondò II - Comodo Assai 9:23
Concerto For Cello, 2 Oboes, 2 Horns And Strings In A No. 6 G 475
2-07 Allegro 4:10
2-08 Adagio 4:03
2-09 Rondò - Allegro 4:00
Concerto For Cello, 2 Oboes, 2 Horns And Strings In D No. 10 G 483
2-10 Allegro Moderato 7:34
2-11 Andante Lentarello 5:39
2-12 Allegro E Con Moto 6:42
Concerto For Cello, 2 Oboes, 2 Horns And Strings In E Flat No. 5 G 474
3-01 Allegro 7:47
3-02 Largo 6:25
3-03 Allegro (Rondò) 3:46
Concerto For Cello, 2 Trumpets, 2 Oboes And Strings In C No. 11 G 573
3-04 Maestoso 6:09
3-05 Largo Cantabile 4:19
3-06 Allegro Comodo 5:29
Concerto For Cello, 2 Flutes And Strings In C No. 7 G 476
3-07 Allegro 6:54
3-08 Largo 5:13
3-09 Allegro 4:04
Concerto For Cello, 2 Horns And Strings In C No. 4 G 481
3-10 Allegro Moderato 6:55
3-11 Adagio 5:25
3-12 Allegretto 4:58

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東京チェロアンサンブル 12th  アット 紀尾井ホール 2021.1.18 

2021-01-19 16:05:29 | チェロ無難
世の中このような状況だけれど、延期になっていたコンサートが座席数を変更して開催された。
無事チケットも取り直せってオクサンの友人も一緒に行ってきた。



始めていくホールで地図を見ていったけれど、坂道は地図にでていないので、途中大変つらい思いをしたけれど何とかたどり着けた。(実は腰椎が悪くなっていて途中足がしびれて相当困った。)



座席の方はおかげさまで前と同じ1列目、ホールの感じもいいし、ゆったりと聞くことが出来ました。

  

メンバーは東京チェロアンサンブルのメンバー10名、宮田大ちゃんや新倉瞳さんなんかが名前を連ねます。



演奏はアンコールルグラン”キャラバンの到着”を入れて1時間10分ぐらいだった。

内容はテーマがオープン・ザ・ドアというテーマがあって統一感があり、チェロ・アンサンブル”パリのアメリカ人”が世界初演であった。アレンジの小林幸太郎君はこのごろ多くのアレンジを手掛けている。

コンサート終了して売っているTシャツは買わずに外の出た。(でたばかりの大ちゃんのCDだったら買ったのに)



駅までの道のりでこんなものを頂いたけれど、特に感動なし、きっと忘れてしまうでしょう。





演奏会の感想  「瞳ちゃんかわいい!」  じゃなくて久しぶりでチェロのハーモニ―深く酔うことが出来ました。

次回は22年3月21日だって、忘れないようにしよ。



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David Darlingを忍ぶ

2021-01-11 13:16:12 | チェロ無難


お仲間の中年音楽狂さんのblogでDavid Darlingが亡くなったことを知った。古いアルバムを聞いていたら急に追憶記事を書いておこうという気になった。
そこで、そちらからお写真を借りてきた。

聞いているアルバムは「CYCLES」や「Dark Wood」で記事にしていた。
これ以外にもいくつか記事にしていますが、JAZZとチェロを結び付けてくれた人はこの日とかもしれません。(ジャズとチェロのことは記事に書いてます。)
ですからチェロを始めたこともこの人のおかげがちょっとあると思いますので、ご冥福を祈ろうと思ったわけです。
Derlingのリーダーアルバムはこれ以外にも「Cello」を記事にしているし、リーダーじゃなくてもKetil Bjornstadの「The Sea」も記事にしている。



これらを並べて聞いていて、記事にしていなくてDerlingがいっぱい引いているのをと探したらこれがあった。



Epigraphs / Ketil Bjornstad & David Darling

Ketil Bjornstadとのデュオ・アルバムで2000年の作品。特に説明はいらない、二人の当時の特徴が大変よく伝わるアルバムです。
もちろん当時、なくなることなんて考えたことはないけど今となってとても素晴らしいアルバムをのこしてくれえたなとしみじみ思います。
合掌。

Epigraphs / Ketil Bjornstad & David Darling

Epigraph No.1
2 Upland
3 Wakening
4 Epigraph No.1, Var.1
5 Pavane
6 Fantasia
7 Epigraph No.1, Var.2
8 The Guest
9 After Celan
10 Song For TKJD
11 Silent Dream
12 The Lake
13 Gothic
14 Epigraph No.1, Var.3
15 Le Jour S'endort

Cello – David Darling
Composed By – David Darling (tracks: 10, 11), Ketil Bjørnstad (tracks: 1 to 4, 7 to 9, 12 to 14)








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新春をチェロる

2021-01-05 15:56:57 | チェロ無難
今年の元旦は東京にいる天使は風邪をひいていて会うことができなかった。関西からの天使は年末からきているので5人でのおせちをいただいた。





3が日をほとんど家から出ずに過ごしてきたけれど、外の具合はよろしくないようで、これからも家時間が多いのだろう。
チェロの練習も毎日するのだけれど、今の課題曲がどうも頭にはいらない。予想と違う音が連なっているように感じるけれど、作曲家がつくったものだから、課題曲として何とか乗り切らなければとゆっくり始めている。

チェロの演奏家って派手な動きはしないけれど確実にやることをやっているように思う。
年末から集まった(1年ぐらい前のアルバムもあるけれど)アルバムを並べてみた。

まずはチェロを始めたころ勇気づけをいただいた水谷川優子さんの新譜、ジャケットも舞台女優のスナップのようで、ベルリンとイタリアに在住の演奏家のメッセージのようです。アルバムはブラジルの作曲家エイトル・ヴェラ=ロボスの曲を集めたもので聞きごたえがあります。



「BLACK SWAN」 水谷川優子(チェロ) 黒田亜樹(ピアノ)

「ブラック・スワン」~ヴィラ=ロボス(1887-1959):チェロとピアノのための作品集
(1)黒鳥の歌W122(1917)
(2)さすらいW461(1946)
(3)-(6)チェロ・ソナタ第2番Op.66,W103(1916)
(7)シクロ・ブラジレイロW374(1936)~第2楽章「夕べのときめき」
(8)-(13)小組曲W064(1913)
(14)(15)ブラジル風バッハ(バシアーナス・ブラジレイラス)第2番(1930)より
(14)アリア「祖国の歌」W250
(15)トッカータ「カイピラの小さな汽車」W254

【演奏】
水谷川優子(チェロ)
黒田亜樹(ピアノ)

【録音】
2019年9月16-20日オドラデク・スタジオ、ザ・スフェアーズ,イタリア[62:41]

もう一枚は出ていることを知らなかったけれどジャケで顔を見て気が付いたアルバム。2CELLOSのハウザーがロンドン・シンフォニーをバックに有名チェロ曲お演ったもので選曲もうまい。相方のルカもこの前ビバルディの四季全曲演奏したアルバムを出しているからそろってよかった。(今年の来日はダメだろうね)



「CLASSIC HAUSER] HAUSER CELLO

1. チャイコフスキー: 白鳥の湖より第2幕
2. ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番第2楽章
3. ダッラ:カルーソー
4. バッハ:G線上のアリア
5. チャイコスキー:くるみ割り人形~パ・ド・ドゥ
6. モーツァルト:クラリネット協奏曲~アダージョ
7. ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作
8. マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
9. イルマ:リヴァー・フロウズ・イン・ユー
10. ヘンデル:リナルド~涙の流れるままに
11. ザンフィル:孤独な羊飼い
12. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番~第2楽章
13. ボロディン:弦楽四重奏曲第2番~第3楽章夜想曲
14. プッチーニ:トゥーランドット~誰も寝てはならぬ
15. モーツァルト:レクイエム~ラクリモーサ
16. バーバー:弦楽のためのアダージョ 作品11

【演奏】
ハウザー(チェロ)
ロバート・ジーグラー(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
2019年6月 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

日本のチェリストとして宮田大ちゃんや横坂源ちゃんが有名になっているけれど、最近若手もアルバムを出しているので並べてみた。まずはちょっと古いアルバムだけれど1989年生まれの伊藤悠貴氏のアルバム。ラフマニノフの演奏で高い評価という事で買ったアルバム。



「ザ・ロモアンチィック」  伊藤悠貴
【曲目】
(1)ラフマニノフ:夜のしじま作品4-3(伊藤悠貴編)
(2)スクリャービン:ロマンス(伊藤悠貴編)
(3)チャイコフスキー:ユモレスク作品10-2(ゲリンガス編)
(4)ディーリアス:ロマンス
(5)ブリッジ:春の歌
(6)リル:記憶(伊藤悠貴に献呈、世界初録音)*
(7)エルガー:愛の挨拶作品12
(8)アイアランド:聖なる少年(伊藤悠貴編)
(9)シューマン:献呈作品25-1(伊藤悠貴編)
(10)マーラー:私はこの世に捨てられて(ゲリンガス~伊藤悠貴編)
(11)シュトラウス:あなたは私の心の王冠作品21-2(伊藤悠貴編)
(12)ポッパー:ハンガリー狂詩曲作品68

【演奏】
伊藤悠貴(チェロ)
ダニエル・キング・スミス(ピアノ)
ジェイムズ・リル(ピアノ)*

【録音】
2017年4月12日~14日 五反田文化センター

そして次が辻本玲氏のアルバム。1982年生まれだから大ちゃんや源ちゃんより年上だけれどアルバムはこれがデヴュー。こちらも有名な曲を集めたもので伊藤氏との音色の違いなどがとても面白い。演奏についてはただただ神戸を垂れて聞く身だけれど音色はこれ個性だから。




「オブリヴィオン」  辻本玲

フォーレ:夢のあとに
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品より 第1曲
サン=サーンス:白鳥
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
クライスラー:愛の悲しみ
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
メンデルスゾーン:無言歌
ブルッフ:コル・ニドライ
シューベルト:アヴェ・マリア
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ピアソラ:オブリヴィオン
カタロニア民謡/カザルス:鳥の歌

【演奏】
辻本玲(チェロ)
須関裕子(ピアノ)

【録音】
2019年 2月20-21日 稲城市立iプラザ ホール

そして最後が佐藤晴真さん。昨年日本チェロ会では一番の話題だったのではないでしょうか。日本人初のミュンヘン国際音楽コンクール、チェロ部門を優勝した22歳。
凱旋して昨年9月に録音したアルバム。チェロの響きスケールの大きさと余裕にうれしくなってしまいます。



「The Senses」 佐藤晴真

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
1.チェロ・ソナタ第2番Op.99
2.メロディーが導くようにOp.105-1
3.森に覆われた山の上からOp.57-1
4.死、それは涼しい夜Op.96-1
5.子守歌Op.49-4
6.チェロ・ソナタ1番Op.38

佐藤晴真(チェロ)、大伏啓太(ピアノ)

録音:2020年9月7日~10日稲城市立iプラザ・ホール

という事で最近のチェロ話題作を並べて聞いてみた。もちろんまるで違うのだから、こちらの練習にはちっとも影響はないけれど、頑張ろうとは思います。





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これって?????

2020-11-15 14:01:52 | チェロ無難


なに?

普通の方は一生関係がない。私だって長い人生で関係を持つのはこれが初めて。



こうやって名前がでてもまだわからない。こんなのがついている。



ダムピットという名前のようだけれど、今の必需品らしい。説明書をみるとなんだかわかると思う。



チェロのためのものかと思ったら結構いろいろな楽器で使われているようだ。
チェロを初めて7年になるけれど、これまではお世話にならなかった。
ここ1週間ぐらい、練習をしようとケースから取り出すと弦がボヨボヨ(なんと表現しよう)になっている。ペグっていうんだけれど糸巻きのところが緩んで弦がゆるゆるになっている。そうすると弦を巻き戻して音程を合わせるのだけれど4本ある弦すべてがボヨボヨ。
私の楽器はほとんど音程が狂わないで凄いと思っていたのだかえれど、音合わせした翌日も2本ボヨボヨなのでこれはどうにかというのでダムピット登場となったわけです。
昨日買ってkたんだけれど、お世話になっている某K楽器店でも4日前はすごくって並べてある楽器の多くがペグが緩んじゃったそうです。

という事でこんなようにしたわけです。



ゴムのチューブの中にスポンジがはいっていて、それに水を含ませて楽器の中に入れて乾燥を防ぐわけです。



こうゆう状態で練習もそのままだそうで、わがチェロ君も新しい景観です。
来年の3月まで、コロナ予防じゃないけれどこれは聞効きそうです。

ふつうはそれで、めでたしめでたしのお話しなんだけれど、どうも頭が変なことをかんじてします。

こんな感じで想像がとんでしまうのです。



これを思い出して、チェロの中に、これがいるようで、ちょと気味が悪い。

チェロを演奏するかよわき方ごめんなさい。






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みなとみらい クラシック・マチネ 2020 8 31

2020-09-01 16:07:27 | チェロ無難
世の中がこんな状況になったので、各種イベントの中止が続いていたけれど、少しずつ復活し始めただろう。
こちらの身体もおかしくなったこともあって、音楽を聴きに行くことが激減していたけれど久しぶりに生の音楽に触れてきた。

最後に生を聞きに行ったのがいつだったか思い出せないので調べたら、なんと昨年のクリスマスの渡辺貞夫が最後であった。
半年以上ライブ会場に座っていなかったのです。
チェロの音に関してはなんと昨年の11月23日宮田大さんの鎌倉芸術館いらいです。
1月のチェロアンサンブルが延期になった中、こちらも延期されているコンサートのチケット再発売をみつけて申し込んだわけです。

「3人の俊英」によるピアノ三重奏」というタイトルのコンサートです。
演奏するのがチェロの横坂源ちゃん、ヴァイオリンの郷古廉氏、ピアノの北村朋幹氏の3人、チェロの源ちゃんは前からずっと見ているし、バイオリンピアノもオクサンとオクサンの師匠(ピアノとバイオリンを教えている人)が大好きで追っかけになっている二人です。



この3人実は2018年3月21日にめぐろパーシモンで見ているけれどこの時はそれぞれのソロだった。
今回は3人の共演ということで凄くうれしかったし、その時もオクサンの師匠も追っかけてきていた。

パーシモンも素敵な会場だけれど、今回のみなとみらいホール、席は一人おきでゆったりだし、見つけたのが発売日だったから一番前の席がとれて文句の言いようがなかった。

   

1部と2部構成でチケットはそれぞれ発売、値段も1,500円でこれがきけるのだからすごいお得な気分だった。
出し物は各2曲づつで、時節柄かアンコールはなかった。奏者の方も久しぶりの舞台なのか緊張しているようでちょっと表情が硬かったし、お話もなし。



だけど練習は十分したという感じで演奏は素晴らしかった。
郷古くんと北村くん(おっかけなのでくん呼び)はとても柔らかい音をだす稀代の演奏家だと思うし目の前の生音が素晴らしかった。源ちゃんも久しぶりにきいたら、音が力ずよくなおかつ柔らかいというようになったと思った。ご一緒の師匠も自信がすごく着いたようでとても良かったというのが感想だった。

ちょっと残念なのが途中の昼時間、以前だったらワインかビールなどいただいていたのに、ダメだし。
ゆったりした気分は少しへってしまって、しょうがないから屋台みたいなタイ料理屋さんでこんなんいただいただけでした。
久しぶりなのに。まあしょがないか。

   
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チェリストのための基礎講座  黒川正三 監修・著

2020-08-25 11:20:12 | チェロ無難


チェロを初めて7年目にはいって、はたからみればだいぶ弾けるだろうなどと思われるかもしれないけれど、どうも自慢できない。
ただ良い音で弾きたいという思いはあるので、弾き方やテクを見直すのも時期かと思った。
それでずっと拾い読みなどしている「サラサーテ」のせきれい社から出ている「チェリストのための基礎講座」を買ってみてチェックを始めた。

なんせ基礎講座なんだから、基礎の見直しですよ。
ほんの内容はもちろん基礎ですから、楽器の扱い、持ち方から右手、左手と正しい基礎の手順です。ちょっと目次を見ておきますとこんな感じです。

  

それでもちろん、楽器の選び方や扱い方については思い通りなので、右手についてを読みだしています。

おおそうだそうだ、ここは私の悪いところだ、とか、マーキングしながらこれは参考になると始めました。

最初のマーキングの部分はここ

「右の手首は常に力を抜いてぶら下がった状態を保ちます。そのため、ひじは手首より上になるよう、やや持ちあげ気味になっています。」って部分私ひじの位置が安定してないのがいけないのわかっています。



続けていくと「ダウン・アップの二つの弓の動きを繋(つな)げると∞(無限)という記号になります【図】。無限の可能性を引き出す基本中の基本です【図】。
ってなかなかスムーズにいかなんだよね。



って読み進んで7ページ目、滑らかな弓の返しは連続した動作からって、返す時に音がきれないような方法なんだけれど、ここらへんでちょっとへたる。
7年目だから基礎講座だっていいけれど、この本かなり高度じゃないか。

それで10ページ目

「それでは【練習曲1】でこれまでのことを踏まえて表現について学んでみましょう」ってあってフォーレの「夢のあとに」が載っている。



知った曲が練習曲で解説されていてこれはいい。っていうのは無論正しいのですが、これって本当。10ページ目のこの楽譜、ヘ音記号から途中ト音記号に移って、ポジションめちゃめちゃに変わるじゃないか。こりゃ楽譜を音にするのにかなりの時間が必要で、右手の練習どころじゃないじゃない。
これって初心を過ぎたかな、などと思い始めている人にはかなりきつい1曲目じゃないでしょうか。
ちなみに3曲目がラフマニノフの「ヴォカリーズ」が音程を作るための練習曲になっているけれど、これだって私半年以上かかった曲じゃないか。

ということで初心者を過ぎた人のための教本という思いは間違っていたかもしれない。(私だけかもしれないけれど)

この本のタイトルをきちんと読まなかったことがいけない。「チェリストのための基礎講座」。

チェリストですからね、チェリスト。

これで思い出した。チェロをはじめて1ヵ月ころ、こんな駄文を書いていました。「私をなんと呼ぶ

チェリストという言葉にあこがれて、チェリストって呼ばれるのはどの程度のなのかなどくだらないこと(本当のチェリストにとっては)を書いたいた文。

そこで当時の私を自分で評価して△、3曲ぐらい弾けるで△にしてたけど、あまいあまい。7年たって30曲ぐらい弾いたかもしれないけれど、ああ△は変わらない。○と思えるのはいつの日か。

チェリストへの道は険しいと、がっくり来たわけでした。
 
なんとか練習はつづけます。 初心を通りこしたチェリストもしくは△の方々、くれぐれもご注意を!。
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7年目

2020-08-19 17:32:28 | チェロ無難
8月に入るとちょっと思うことがある。それはチェロをしていることで今年で7年目に入ったことになった。決して進歩が目覚ましいわけではないけれど7年これほど真面目につづけていることはない。練習の軌陸は残しているから6年済んでチェロを弾いた日は1990日、チェロに触らないのが月3日程度というのだから、これはもう何でも弾けるだろうと言われそう。そう考えるとまるで進歩がないのだけれどしょうがない。とにかく7年目なのです。
 音楽雑誌に「サラサーテ」というのがあって、バイオリン属を中心にした弦楽器を演する人向けのものです。
拾い読み程度しかしないけれどそれもチェロ特集もだいぶたまってきた。



最近の特集は別冊でこちら。



チェロをはじめようとあるけれどなかなか難しい。楽譜がいくつかあるけれどその中にショパンのノクターン9-2があった。
この楽譜Ⅰポジ(ファーストポジションといってチェロの運指の基本位置)だけになっていて、チェロを触りだした人でも1週間ぐらいで音は終えるかもしれない。



友人の集まりで、この楽譜をつかって「30分でショパンのノクターンを弾けます」というのをやってみた。実際には30分では弾くことはできないけれど、7,8小節は続けられて、みんな満足してくれた。
それはチェロは構えると楽器が胸にあたって弾く音が体にしっかり伝わること。この楽譜の最初の4小節は抑えるところが2か所で開放弦との和音がなるのでとても気持ちが良い。
というのでチェロからでる音がとても気持ちよいのです。
それをつたえられたので、7年目のチェロ伝道師は良かったと思ったのでした。

ということが前段で、実は自分でこの簡単と思う楽譜を自分で弾いてみるのだけれど、どうもうまく収まらない。楽譜の音程がなってはいるけれど、まるで歌にならないとじつは思っていた。

実は書きたいことはこれからで、古いサラサーテをパラパラめくってみたら、このショパン:ノクターンをチェロ・レッスンとして教えているぺ自があった。2019年2月号で教師はビートルズの曲などをカバーしている1966カルテットのチェリスト林はるかさん。この人実際生徒さんもとっているようで案内を見たことがある。



この中の1節を読んで、実際それを参考にひいてみたらアララと変わったのでびっくりした。
ここらへんが7年続けてきた甲斐だ、というのが実は書きたかったこと、いいわけみたいだけれど、時間をへてもう一度見直すといろいろ気が付くことがあるよということでした。

ちなみにその記述なのですがちょっと長いけど先生のことばを引用。

ショパンのノクターンop・9-2はピアノの作品で、原曲は12/8拍子でかかれている。チェロ用に編曲されたこの楽譜は3/4拍子のため、音価(楽譜上の音の長さ、注monaka)が原曲の倍になり、1小節分がが4小節に分割されている。そのため、どうしてもフレーズが細かく切れてしまい、音楽の流れが停滞してしまう。
 かるか先生は「1小節=1拍とイメージして弾いてみてください」とアドバイスしている。

ふむふむ、ということでイメージして弾いてみるとこれが曲に流れが見えてきそうなのと驚いた次第です。

ということで7年目でもこんなもんなのですが、うなずくことが結構みつかるからまだまだ続きそうです。

ということで見直す意味で、この雑誌に連載されていたチェロレッスンが出版されていたので買ってみた。そちらはもう少し読んでから。


コメント (2)
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