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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

小説仕立てで 魂柱と鞴  新倉 瞳 & 佐藤 芳明

2020-08-09 14:23:32 | チェロ無難


夏休みに入って、と言っても日常はほとんど変わらないけれどレッスンがあって都心にいった。ちょっと危険だけれどショップとレンタル屋さんでお休みに聞くアルバムを仕入れた。何も決めていなくてその場で見てえらんだのが5枚、2枚は内容がわかっているもの、2枚はまるで知らないけれど試聴で、そしてこれは知らなかったけれど試聴はする必要ない。
チェロとアコーディオンのデュオ・アルバム。
新譜だと思ったらば昨年出ていたものだったのですね。
チェロは新倉 瞳さん、1枚持っていた人です。



アコーデオンの佐藤 芳明さん は知らないけれどジャズが多い人みたい。

内容に行く前に、まず素晴らしいと思ったのがこのジャケット、というかこの感じです。
タイトルが「魂柱と鞴」、知らない人が多い顔すれないけれど、魂柱とは弦楽器バイオリン属の本体の中に立っている棒。表板と裏板との間に立っていてこれで楽器が鳴るという見えないけれど実は要のパーツです。鞴の方はふいごと呼んであの伸び縮みして空気を送るあれ、こちらはアコーデオンの要パーツ、これを二つ並べたのでたタイトル。演奏曲目などの表示でなく、二つの楽器の存在を大きく主張したいという意志の表れでしょう。
リリースしているのがJavaLa-Yeahというところで、どうやらアコーデオン関係が多いのでしょうか。なんかうれしくなる感じです。
そしてジャケット、神ジャケの見開き、解説なしでまずはスタジオにある二つの楽器、左上にタイトルが感じで、ここでもうイメージが出来上がる。たぶんその意図あるのだろうと感じたけれどスレは後で。
見開くとミュージシャン二人がそれぞれの見開きに、なんだか映画の主人公みたいに、演奏することが必然で決まったようなストーリーを思ったりします。

  

そして裏にはスタジオに並んだふたり。表から裏まで写真4枚ですが、紙の素材をふくめてこれまるで、小説をてに取るような感じです。



後でといったけれど、このアルバムを手に取って思い浮かべたのが恩田陸の小説「蜂蜜と遠雷」です。漢字の名詞を並べたタイトルだからこちらも単純ですが、なんだかその想像だけでもうこのアルバムが素晴らしいと決まったようものです。



そして、内容ですが思った通り、「蜂蜜と遠雷」と同じようにとても素敵です。チェロとアコーディオンのそれぞれがそれこそ二つ丁寧に並んで、そして主張し、保管し、リスペクトしあう演奏が収録されています。

音が出て1曲目、まず嬉しくなるのがヴィバルディのチェロソナタ第5番 ホ短調、大好きで1,2曲目を演奏会で演奏したのですからこのようなアルバムに選ばれていることで心入れも倍増。
そしてバッハ、ピアソラなどチェロとアコーディオンを生かす選曲、それぞれが抜き出てでしゃばるカンジではなく、うまく保管して楽器を知らしてくれるというか、だから面白いのですが、アコーディオンがちょりに近い通奏低音のようになったり、チェロがオルガンみたいになったように感じたのはもはや二人の作るストーリーに組み込まれたからなのでしょう。

という事でお休みにあえに、大好きな世界に誘い込んでくれたアルバムでした。

魂柱と鞴  新倉 瞳 & 佐藤 芳明

    新倉 瞳    cello
    佐藤 芳明 accodion

アントニオ・ヴィヴァルディ Antonio Lucio Vivaldi
 チェロソナタ第5番 ホ短調 Cello Sonata No.5 in E minor RV40
  1.第1楽章 ラルゴ  Ⅰ Largo
  2.第2楽章 アレグロ Ⅱ Allegro
  3.第3楽章 ラルゴ  Ⅲ Largo
  4.第4楽章 アレグロ Ⅳ Allegro

ヨハン・セバスチャン・バッハ Johann Sebastian Bach
 シュープラー・コラール集より Schublerschen Chorale fur Orgel
  5.わが魂は主をあがめ Meine Seel erhebt den Herren BWV648
 オルガン小曲 コラール・プレリュードより Das Orgelbuchlein
  6.主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる Ich ruf' zu dir, Herr Jesu Christ BWV639

アストル・ピアソラ Astor Pantaleon Piazzolla
 7.タンティ・アンニ・プリマ Tanti Anni Prima
 8.リベルタンゴ(編曲:佐藤芳明) Libertango (arr.Yoshiaki Sato)

リシャール・ガリアーノ Richard Jose Marius Gabriel Galliano
 9.マルゴーのワルツ La Valse a Margaux

クレズマー Klezmer
 10.コロメイカ(トラディショナル) Kolomeyka (Traditional)
 11.スコチネ(トラディショナル)~ Skotshne (Trad.) -
  コイレン(ナスキー・ホランダー) Koilen (Nuske Hollander)

久石 譲 Joe Hisaishi
 『ハウルの動く城』メインテーマ Howl's Moving Castle
  12.人生のメリーゴーランド Merry-Go-Round of Life

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こっちも入院

2020-08-03 16:36:17 | チェロ無難
我が愛器が入院をしていた。私の入院より短い三日間だったけれどちょっと心配であった。
入院理由は、おでこをぶつけたというか、傷が出來てしまった。といっても自分で走り回るわけではないので他の人が傷つけたというのが本当のところ。
一緒になってから、扱いは特に悪いわけではないけれど、プロのミュージシャンと同じとはいいがたい。
チェリストが何人もでるコンサートにいったときに、舞台の出入り時、ちょっと楽器をぶつけた場面に遭遇したけれど、一瞬舞台では見せない顔が奏者によぎった。むこうずねをぶつけたようなウッというのではなく、ちょっとコツぐらいだろうけれど、大切なパートナーだからそれは申し訳ないとなるのだろう。

こっちはちょっと傷ができてしまったのだから、これは結構ショックになった。実はこちらはボケもあるので、確信をもって、自分じゃないと言えないところはあるのだけれど、いつついたのかわからない。毛替え、弦交換のお願いに預けたすぐあとだったから、そのショップにも相談したら、快くできる限りのことをすると言ってくれた。
ということで入院となった。チェロをおもいのかたでも、そのような経験は誰でもしないから、このぐらいというのは気になるだあろう、ということで報告です。

こちらがあっりゃとなった傷。



こちらが治療後。嫁に出せないほどでなく良かった。



ということで良かった良かった一安心なのだけれど、もう一つ申訳ないとニコニコしたことがある。
どうせリペアーするなら、こちらはこれまでの私のミスも含めた(中古品だからそれ以前もある)傷も治そうとマークしていった。
そうしたらお店の人がいいですよ、一緒にやってあげると素敵な返事。
見積してもらったわけでないので、はっきりしないけれど、毛替えと弦替えぐらいの費用になっただろうと、気が引けるといやら、ニコニコしてしまったわけです。

こちらは古傷たち。

 

そちらが、帰ってきたらどこかわからなくなったぐらいでした。

   

でもきっと、まじめなチェロの人からはバーカと思われるだろうな。スミマセン。
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再構築の技 ASTRO PIAZZOLLA / EL CIELO 2020

2020-07-27 16:35:11 | チェロ無難


ちょっと時間が経ってしまって、どのような経緯で購入したか忘れてしまったけれど、ピアソラをヴァイオリン、ピアノ、ベース、チェロの組み合わせで演っているのだから、どんな時でも買っていただろう。
チェロでピアソラというのは結構あるけれど、この組み合わせで全曲ピアソラというのは珍しいのではないだろうか。それもこの、エルシエロというグループは日本のミュージシャンなのです。

長谷川智恵という方が、実に丁寧な解説をジャケットに書いてくれていて、理解が深まる。(ジャケット解説でうれしくなるなんて実にひさしぶり)
まず強調されているのが、ピアソラの曲をバンドネオンを使わずに、この4っの楽器で構築していることの努力が挙げられている。そういうところ楽器構成も、アレンジもとても意図的で、また意図が上手くいっていることはとても良く伝わる。

2015年より活動を始めているエルシエロだそうだが、そのメンバーから計算されたものだろう。クラシック・ヴァイオリンの桜井大士とプロデューサーの森理の発想でスタートし、そこによき共演者であるピアノの高木梢をくわえ、少し硬質なメロディラインを形作っている。
本来ならばクラシック系になるところをジャズ・ベーシストの金森基を入れてクラシックにない間合いを作り出す。ここにチェロが加わってメロディ、音色の幅とでき、かなり凄いピアソラになっていて驚く。
リベルタンゴのアレンジなども凝っていてピアノのソロからヴァイオリン、チェロとそれぞれの楽器の魅力が出ていて秀逸。バンドネオンの作る世界を再構築していこうとする意図が理解できる。
そこら辺を聞いていよく演るということでうれしくなるが、その分ちょっと難しさとか生真面目さが感じられたけどそれも置いておいてよいように思う。
ベースの登用などでの間あいなどグループがもっと演奏に慣れができていったときに、バンドネオンを解体しこの組み合わせで演ることの美しさが増していくだろうという気がならない。



ASTRO PIAZZOLLA / EL CIELO 2020

桜井大士(ヴァイオリン)
高木梢(ピアノ)
金森基(ベース)
橋本專史(チェロ)

エスクアロ(鮫)
リベルタンゴ
秋 – ブエノスアイレスの四季より
天使のミロンガ
天使の死
冬 – ブエノスアイレスの四季より
オブリヴィオン(忘却)
ミルトンの肖像
ミケランジェロ ‘70
春 – ブエノスアイレスの四季より
夏 – ブエノスアイレスの四季より
悪魔のロマンス
アディオス・ノニーノ


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チェロに旅させる  el camino de los vientos / Matthieu Saglio

2020-07-19 13:17:02 | チェロ無難


多分チェロを演っているとかいう人以外なかなか手にとらないアルバムだろうけれど、もちろんこちらは真っ先に聞いてみた。普通の人にもなかなかいいと思う。
リーダーのマチュー・サグリオという人はこれまでまるでしらなかったけれど、クラシックの素養(チェロ奏者はほとんどきちんと教育を受けているのではないだろうか)がある人らしい。

まずこのアルバムの作り方が特異なのでそれを知っておくべきでしょう。サグリオがバレンシアの小さなスタジオで全曲のチェロのトラックを録音し、それを共演するミュージシャンに送り、最低限の指示をしただけであとは自由に演奏してもらいMixして出来上がっている。だから実際にはいろいろなところの奏者のところには出向かずに出来上がったという現代的な、コロナ禍的なアルバムなのです。(もしかしてそれは良い結果だったといえるかもしれない。)
作り方はしらないで、まず聞いた時には、なんとも生々しいチェロのおとだなあというのが、第一印象。けして悪いというのでなく、こちらがクラシックのチェロ録音に慣れているので、そのまろやかな良い響きとは違う。まるでなっている横にいるような感じです。最初にチェロだけの録音とあるので、もしかするとそれがチェロを独立させるような感じになっているのかもしれません。(いえ、違和感はありません。)
共演者はNguyên Lê 、Nils Petter Molvær 、Vincent PeiraniなどのACTのおなじみの面々(これはACTの設定かも)と共演歴のある人々で、スペインにいるサグリオとフランス、ノルウエー、ベルギーなどとの場所との連なりとなっている。演奏のほうはパーカションなどの奏者もおおいので、スパニッシュ、中近東とかアフリカをかんじるし、グレン・レの演奏にはボレロが流れている。とてもゆったりとした風景のなかでチェロがその風景と会話しているような感じを醸している。
アルバムのタイトルが「風の道」でジャケの中にある写真もこんなのだから、まるでチェロを担いで旅して歩いているような感じがするのは意図したところかもしれない。



グレンの後にバイオリンが2曲共演するけれど、これが弦つながりで、情熱と悲哀のようなものが絡み合ってとても良い。だからアルバムを通しているとなんとも、吟遊詩人じゃないけれどいろいろな風景の中をあるいているような気持になってくる。
それはそれで気分的には良いのだけれど、実際チェロを演る人がこんなことしたら、一日で腰が壊れてしまって、翌日は起き上がれなくなってしまうだろう。そういうことは考えない、関係なくこのアルバムを聴いていただくのが最上です。



el camino de los vientos / Matthieu Saglio

Matthieu Saglio (cello & vo)
Nguyên Lê (g M6)
Nils Petter Molvær (tp M4)
Carles Benavent (b M9)
Vincent Peirani (acco m2)
Steve Shehan (perc, p, b M3, 4, 9, 10)
Bijan Chemirani (perc M1, 6)
Léo Ullmann (vln M7, 8)
Ricardo Esteve (flamenco g M2,9)
Isabel Julve (voice M9)
Abdoulaye N’Diaye (voice M3)
Camille Saglio (voice M5, 7)
Teo, Marco & Gael Saglio Pérez (vocals M3)

1 L'appel du muezzin (Matthieu Saglio)
2 Bolero triste (Matthieu Saglio)
3 Metit (Matthieu Saglio & Steve Shehan, lyrics by Abdoulaye N'Diaye)
4 Amanecer (Matthieu Saglio)
5 Atman (Matthieu Saglio)
6 Caravelle (Matthieu Saglio, Nguyên Lê & Maurice Ravel)
7 El abrazo (Matthieu Saglio)
8 Sur le chemin (Matthieu Saglio)
9 Tiempo para soñar (Matthieu Saglio, lyrics by Isabel Juve)
10 Las Sirenas (Matthieu Saglio)
11 Las Cathédrales (Matthieu Saglio)





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133日目

2020-07-02 13:26:49 | チェロ無難
133日ってのは最後にレッスンを受けた2月16日から、久しぶりのレッスンまでの間の日数。
チェロを始めた2014年、チェロを買ったその日からレッスンをはじめて、これほど間があいたことはなかった。
なんと4か月以上教えを請わない独りよがり練習の日々でした。やっていたのはほぼ同じ練習、Gメジャーのスケールとアルペジオで初めて、アポリの練習曲No97番、スズキ・メソッド1の無窮動とエチュードのバリエーション、そして課題曲バッハの”アレグロ・モデラート”終わりの方で次の曲ブレヴァールの”Snata in C Major”を自分なりに始めていた。
ほとんど家にいたのけど、入院騒ぎもあったので、チェロに触らなかったのが12日、練習時間は短くなっていて、1回30分ちょっと、133日で81時間自分だけで練習したことになる。
それで久しぶりのレッスン、師匠は冷静なひとなので、どくサラリとレッスン入り。スケールは同じものそれこそ毎日だから、ちょっとずれても「修正できるようになってますね。」っていうのが133日ぶりのただ一つの誉め言葉。2弦から4弦までは音出てますが1弦の右手位置が悪いので出ていません。弦と弓の方向も変な癖がついていますねって133日一人なんだからしょうがないじゃないか。
それでもレッスンは進んでバッハの方の課題曲は次はピアノ合わせだから終了になるのだろう。なんたって半年弾いている。(まだうまくないところがちゃんとある)次の曲は今回初めて弾いてみたけど、間違った運針と譜面適当読みのところ指摘されて次からレッスン開始なんだろうな。
来月から月2回に戻る日程、変にならないと祈る。
でチェロにトラベル、スケール弾いているとG線がビビリ音がすると師匠、こちらの耳には言われてみればそう感じるけれど、こちらの弾き方のせいと考えるのが弟子流。
レッスン後ここはリペアー師が常駐だから見てもらった。





どこかに割れが入っているかはそんなことはなく一安心だけど理由がわからない。叩いたり、ひっくり返したり、のぞき込んだりしたけれど、よくわからない。G弦を変えてみたけれどあまり変わらない。
そういえば前のレッスンの時も指摘を受けたのを思いだした。その時はちょっと駒触ったら治ったから、微妙な関係なんだろう。
そろそろ弦、毛変えのころと思っていたので次の時に両方変えてみることにした。(みんなメンテの間が開いていて結構調整が多いらし)

次回のレッスン日程みればすぐ、前はそうだったけれど、結構せわしくなってきた。



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素晴らしい音創造 DRIFT / SEIGEN TOKUZAWA & MASAKI HAYASHI

2020-06-16 19:55:51 | チェロ無難


林正樹氏のピアノが好きになってアルバムも大分たまって来た。最近も須川氏とのアルバムがすごいと思った。活動範囲も大変広いから、いろいろな人たちと共演しているアルバムがある。ショップでみて共演者の覚えもないし、ジャケは、なんかラップの人としているのかと思ってスルーして家にかえった。調べたらSEIGEN氏はチェリストでチェロとのデュオ・アルバムだったので慌てて頼んだしだい。SEIGEN氏は持っているアルバム「Pendlum」で2曲一緒してました。ちょっと忘れていたけれど、これもいいアルバムだったね。2曲は林さんの曲だったので林さん色がでている曲でした。

今度手に入れたアルバム、1曲目が林氏の曲で、広がりを感じるピアノがなっているなか、チェロがこちらはちょっと重ためな感情をピアノに語り掛ける感じでスタートしています。
徳澤 青弦というそうでまるで知らない。くるりやポラリス、菊地成孔などのサポートやラーメンズの舞台音楽担当だそうですがそういわれても菊地成孔しかわからない。さだまさしの名前もでていたから新しい目のミュージシャンなのだろう。2曲目がSEIGEN氏の作品でよりピアノとチェロ起伏の絡まり方を追うような曲調。
アルバムは二人の連名で、それぞれの人柄と共同による戦況によって、二人の統合されたような色になったアルバム。
どうしても林氏の曲に耳が行くけれど、6曲目” Quarter”、いかにも林さんの今日、ピアノのハーモニーがそれ自体で林さん世界、これが変わらない。生まれる前に母体内で包み込まれているような世界の中にいる個性。個性はチェロがあらわしてくれているようなこれが林さんの曲だなと思う。
7曲目はSEIGEN氏のタイトル曲” Drift"でこちらは表現に挑戦色のはいった、チェロ奏者には演奏テクに耳がいくかな。(チェロをこうやって弾けたら凄いと思う)
10曲目”Utsuroi”が林氏の曲、これはちょいクラシックの小品の雰囲気。今度のアルバム林氏の曲をつい聞きに一けれど、これは好みだからしょうがない。
実に素晴らしいのはチェロとピアノが相手に感化されながら音を紡いでいく雰囲気と実際の音。ピアノを自由に扱う人が隣にいたら素晴らしい世界ができるのだろなと思ってします。

DRIFT / SEIGEN TOKUZAWA & MASAKI HAYASHI

SEIGEN TOKUZAWA CELLO
MASAKI HAYASHI PIANO

01. Elect  
02. Einstein Effect  
03. Iambic 9 Poetry  
04. In the Early Morning
05. The South Downs
06. Quarter  
07. Drift
08. Soramame 
09. Keichitsu 
10. Utsuroi  
11. Venus in Furs
コメント (3)
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チェリストの主張 ちょっと冷たく natural songbook / GIOVANNI SOLLIMA

2020-06-12 17:20:35 | チェロ無難


ジョバンニ・ソリッマ氏が来日して100人のチェリストを集めてコンサートを見逃したことがすごく残念だった。また来日するはずだったけれどそちらな中止でいつになるかわからない。
そんななかでこのアルバム、かれの音楽そのものにじっくりと触れることが出来るアルバムだと思う。
サティやジョプリンに触発されたりベートーヴェンのチェロ・ソナタをモチーフにした演奏もあるけれど、ナチュラル・ソングとなずけられた11曲が素晴らしい。彼が温めてきた自作をソロで演奏した曲集で彼が感じているものの発露そのもの。
チェロ演奏がクラシック曲の表現手段ではなく、彼の受け取る感受ことすべての表現になっている。
テクニックも驚くべきで4曲目などはパーカションとのディオでインプロのように聞こえるし、5曲目のピアノとの演奏は格調高いソナタになっている。
凄いなと驚くけれど、もうちょっと驚いたのがこちら。
16から18曲目、”エヌ=アイス・チェロ協奏曲と名付けられた曲はなんと、アメリカの彫刻家ティム・リンハートという人がソリッマのためにつくった氷のボディのチェロ。
ツアー後は海に戻されたらしいから聞けるのはこのアルバムになるだろう。

  



って聞いてみると何が違うかよくわからない。だけど蒸し暑く、うっとうしいこの頃。
ちょっと涼しい気分になりましょう。

natural songbook / GIOVANNI SOLLIMA

【演奏】
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
 [使用楽器]
1679年クレモナ、フランチェスコ・ルジェッリ作製チェロ(1-15, 19)
   2018年、ティム・リンハート作製、氷で作製されたチェロ(16-18)
【参加アーティスト】
Track 4 - Percussions: Giuseppe Cacciola
Tracks 5, 6 and 7 - Piano: Giuseppe Andaloro
Track 8 - Cellos: Enrico Bronzi, Massimo Polidori, Fabrizio Scilla
Track 11 - Cellos: Enrico Bronzi, Massimo Polidori, Fabrizio Scilla. Percussions: Giuseppe Cacciola
Track 13 and 14 - Cellos: Enrico Bronzi, Massimo Polidori, Fabrizio Scilla
Track 15 - Viola: Elena Faccani. Cellos: Massimo Polidori. Percussions: Giuseppe Cacciola
Tracks 16, 17 and 18 - Fondazione Orchestra Sinfonica Siciliana
【録音】2018年2月、2019年6, 7, 9月

1. Natural Songbook I: Preludio for cello solo
2. Natural Songbook II: Toccata after a poetry by Robert Browning, A Toccata of Galuppi’s, Men and Women” (1855) for cello solo
3. Natural Songbook III: Variazioni for cello solo
4. Natural Songbook IV: Pizzica roots for cello and percussions
5. Sonata 2050 for cello and piano Allegro con brio after L.Van Beehoven “Grande Sonate” op. 64, first movement fragment from Artaria publisher
6. Sonata 2050 for cello and piano Mosso after Beethoven’s unfinished sketches, Biamonti - B 242
7. Sonata 2050 for cello and piano Andante calmo after J.S. Bach Prelude BWV 998
8. Natural Songbook V: Hora for cello ensemble
9. Natural Songbook VI: after Satie Gymnopédie No.1, recomposed for cello solo
10. Natural Songbook VII: after Joplin Maple Leaf Rag, recomposed for cello solo
11. Natural Songbook VIII: after O’ Carolan for cello ensemble and percussions
12. Natural Songbook IX: The Lass of Peatie’s Mill for cello solo
13. Natural Songbook X: Virgil’s Cello after W.Allen “Take the money and run” for cello ensemble and sampler
14. Natural Songbook XI: Siciliana for cello ensemble
15. Citarruni from The Taranta Project for viola, 2 cellos and percussions
16. The N-ice Cello Concerto I: Andante for ice cello and orchestra
17. The N-ice Cello Concerto II: Allegro “Ballo Palazo dele albere”, Cadenza for ice cello and orchestra
18. The N-ice Cello Concerto III: Adagio/Andante “Monsiuzam” for ice cello and orchestra
19. Natural Songbook XII: Postludio for cello solo

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成功する音楽家の新習慣 / ジェラルド・クリックスタイン 著 古谷晋一 監修 藤村奈緒美 訳

2020-05-23 20:23:01 | チェロ無難


コロナ禍のためにおおくのチェロ教室がお休みになっていると思う。わたしの場合、最後のレッスンをうけたのが2月26日だから、約3か月レッスンなしの一人で何とかしなさい、という日が続いている。
この間に、入院でチェロに触らない日が7日続いたりした。そのせいもあるのかもしれないけれど、ここのところチェロの練習時間が30分ぐらいに落ちてしまった。
チェロを初めて8月で7年目、週6日1時間のペースで練習をしてきたから結構まじめな方だと思う。それが30分におちているから、これはいけないかもしれないと悩んでいる。
毎日同じパターンの練習で、モチベーションが落ちてきているのだろう、繰り返しの練習は決して悪いとは思わないけれど、直してくれる人はやっぱり欲しい。意欲的がですのは、人の意見があるからと思う。
そんな中で見つけたのがこの本。タイトルからして刺激的です。なんたって音楽家になれるのですよ。
欧米の音大新入生が読んでいる”一生使える音楽家の教科書”だそうです。

なんたって最初から耳が痛いけれど第一部「練習上手になるには」の書き出しを少し長くなるけどちょっと。

”大事なのは、どこから来たかじゃない。どこを目指すかよ。” というエラ・フィッツジェラルドの言葉の引用がまずあって

 ”音楽という旅では、どこを目指すとしても、そこに至る道はただひとつ―練習だけだ。自分はその才能があるだろうかと不安に思う人がいるかもしれないが、音楽的な成長は才能よりも練習によるところが大きい。才能は自分が秘めている可能性を象徴するもので、その可能性を現実に導くのが練習だ。だが、むやみに練習すればいいというものではない。”

ということでまだ読み始めたばかりだからようやくはできないけれど、Ⅰ部「練習上手になるには」Ⅱ部「恐れずに演奏する」Ⅲ部「音楽家であり続けるために」と続く。
だから私としてはⅠ部、Ⅱ部と順番に重要かな。

気になる方のために目次を写真にしました。







参考までにYAMAHAより2,800円で出ています。
読みだして2日ですが、すこし練習に気が入りだしました。







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バロック・チェロが素晴らしい sonate a violin e violone o cimbalo Op.5 Vol.1 / Enrico Onofri

2020-04-04 10:53:31 | チェロ無難


なぜ買ったかは忘れてしまったけれど、コレッリの合奏協奏曲が気に入っていて、時々聞いている。



中古屋さんにフラッとはいって安いクラシックのアルバムを買うのがここのところの欲求不満解消法になっている。そこで見つけたのがこのアルバム。知る人なら当たり前なのだろうけれど、この「ヴァイオリンと、ヴィオローネまたはチェンバロのためのソナタ 作品5 Vol.1」はバロック音楽の金文字塔と言われるらしい。そういうことも知らないで、よさそうと買って当たるのは、中古買いの慶びです。
ここのところバイオリンも少しづつ増やしているのはちょっと訳があるけれどそれはまたのはなし。
このバロック・バイオリンを弾いているエンリコ・オノフリさんはコレッリと同じ場所の生まれだからか、この演奏歓喜に満ち溢れているようで、良きイタリアを思い出させてくれる。これがイタリアなのだ。
そしてこれもよかったのはヴィオローネ(バロック・チェロ)がとても良くてチェロの人が聞いてもとても面白い。あんまりおもしろいので性器の値段でVol.2の方うもポチった。



sonate a violin e violone o cimbalo Op.5 Vol.1 / Enrico Onofri & Imaginarium Ensemble

・ソフィア・カルロッタ王女への献呈文(語り:E.オノフリ)
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第1番ニ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第7番ニ短調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第3番ハ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第9番イ長調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第5番ト短調
・コレッリ:ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ 作品5~ソナタ第10番ヘ長調
 エンリコ・オノフリ(vn)
 イマジナリウム・アンサンブル
 録音時期:2012年10月27日-30日
 録音場所:カッシーナ・ジャルディーノ(クレマ・イタリア)
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最期にチェロで勝ち blue shadows

2020-04-02 17:54:05 | チェロ無難


久しぶりに中古のあるショップにいって、新旧合わせて10ケぐらい買ってきた。ビル・フリゼールのアルバムはメンバーをみたら、これは好きなサウンドやっているだろう。
バイオリンのJenny ScheinmanとチェロのHank Robertsたちとの、ビルのルーツ・ミュージック。



このメンバー単純で聴きやすいというのではない、タイトル曲”Sing of Life"なんかダークな感じで、人生そんなに爛漫なわけじゃない。



このビルのアルバムの隣にあったのがこのアルバムで、まるで知らない人たち。2017年に出ていたみたい。 なぜ隣にあったのかはわからないけれど、みてみたらトップのミュージシャンがチェロを弾いているから買ってみた。
チェロ以外はギターとドラムす、ベース、持ち替えでキーボード、だからサウンド的にはフリゼールと感じが似ている。カントリーにロックやジャズ、クラがクロスオバーしていている感じです。
結構独特な音作りになっていて、よく練られたセンスがあり、これはばったりにして、フリゼールのアルバムより好みということで、こっちの紹介に変更してしまった。



メンバーをみるとかなりのオヤジ集団で驚いた。全然知らないから調べたらタワーで紹介してくれたのでこれはその部分そのまま、失礼。

『チェコのテレビ番組がきっかけとなって生まれたカルテットのデビュー作!ギタリストで映画音楽の作曲家としても活躍するペトル・オストロウホフが、旧知の仲間を集めて2015年に自作曲からなる番組「ブルー・シャドウズ」のためのサウンドトラックを録音。その創造的な仕事に好感触を得て、1年後に再びスタジオで制作し、番組名をグループ名に冠したのが本作というわけです。ほとんど白紙の状態で始めて、共同作業の中で作曲と演奏を形にしていく独特のスタイルで完成。メンバーが持参したアコースティック、エレクトリック、ペダル・スティール等の各種ギターが楽想の刺激となり、チェロ、ヴァイオリン、バンジョーを含む弦楽器オリエンテッドな、フォーキーでアンビエントな室内楽的サウンドが生まれました。』

ということでまるで知らないのに驚いたのでおすすめに登場、もう少しバラエティに富んだ方がよかったかもしれないけれど、トータルのBlueWを維持したかったのかもしれない。

ちなみにチェロを弾いているのは写真一番左のジリ・バールタという56歳のおじさんで、バッハやドボルザークなど20枚ぐらいのクラシックのアルバムをだしている人でした。

blue shadows

Jiri Barta (cello, electric cello)
Martin Novak (drums, percussion)
Josef Stepanek (guitar, strings, harmonica)
Petr Ostrouchov (guitar, strings, keyboards)

1. Blue Shadows
2. Talking without Speaking
3. 44 Years Later
4. Theme from Blue Shadows
5. Elsewhere
6. Song of Happiness
7. Dancing in the Supine
8. Eternal Summer
9. Based on True Events
10. Home
11. Beauty Should Look So
12. Shadow Play
13. Untutored Youth
14. Leaving Them

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