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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

記憶の音 A Short Diary / Sebastian Rochford

2024-10-16 16:33:07 | 聞いてますCDいいと思う


Kit downesというピアニストが面白いかと買ったら、リーダーはドラムスのSebastian Rochford だった。
この頃サブスクで気になる人を買うようになって、買ったその一人がこの人。
ピアニストで買ったけど、アルバムのリーダーはドラムスだった。
最初良いかなと思ったけれど、これが相当に地味な演奏。リーダーのロックフォード曰く、"愛を持って、慰めの必要性から作られた、音の記憶 "だそうで詩人であり父親であるジェラルド・ロックフォードへの思いを綴った作品だそうだ。
こういう作品をどう評価するのは難しいかもしれない。聞く時のこちらの状態でまるで違ってしまうのではないだろうか。
サブスクで聞いて面白いかもと買って、良いなとおもいながら聞いて、次に聴くとアリャぼやけていると感じてしまう。パンチがはっきりしているアルバムならば、はっきり言えれけれど、こちらちょっと”お父さんへの思いを鎮魂した”アルバムで結構、宗教音楽的な風合いになっている。
ピアノとドラムスのディオで記事にするののは初めて。



ピアノのKit Downesが気になって方わけだけれど、何かをしながら聞いているとまるでこちらには邪魔にならないというか侵害してこない。注意すれば和音があることを見せているようなピアノになっている。
そこら辺が気に入って買ったわけだけど、それをどう感じるかはそれぞれ、聴くときの体調によるのかな。
おいておいても、記事にならないので、エイヤッ、そのままこれで良しとしよう。
結局詩人だった父親への強い思いがアルバムになって、それが無比のアルバムとして残っていくような、ちょっと特異のアルバムになっていると思う。

A Short Diary / Sebastian Rochford

Sebastian Rochford (ds)
Kit Downes(p)

1. This Tune Your Ears Will Never Hear
2. Communal Decisions
3. Night of Quiet
4. Love You Grampa
5. Our Time Is Still
6. Silver Light
7. Ten of Us
8. Even Now I Think of Her
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Verveのロマーノ PLOSODIE / ALDO ROMANO

2024-10-14 13:40:53 | 聞いてますCDいいと思う


2枚買ったアルド・ロマーノのアルバムのもう一つ、1995年2月8、9、10日に録音。「Palatino」の一つ前でベースのベニータ、ペットのフレス、ドラムのロマーノは一緒.
こんどのあアルバムはVerveからのリリースでその点、売れとジャズを意識している。
1曲目はフレスとバテースタの2管の哀愁あるメロディで、一つ前と感じが同じ、これが買いの理由かもしれない。
2曲目、ちょっとエレのペットを意識しての曲。
3曲目はロマーノが語りを入れた曲で、語りは少ないのでまあいいか。
4曲目、ミッシェル・ピルクのピアノ。ソロから展開するけれど、これはピルクがいい、たぶんこのソロがいいので、次のバティッタとフロスのソロも良くなる。
5曲目目はオーリオという人のハモニカがかなり哀愁のある旋律でこの人知らなかったな、調べてみよう。トゥーツ・シールマンスの唯一の後継者と言われているらしい。一枚ぐらいアルバム探してもいいかもね。
7曲目、Jean-Michel Pilcはこのころ、最近とは違った雰囲気でピアノを弾いているのも面白い。
9曲目、ロマーノのドラム・ソロから始まってフレスのソロ、かなり気持ちの良い展開のジャズになっていると思う。
10曲目ロマーノが詩を朗読するけれど、この人、歌をうたったりとかはあまり感心しない。
このアルバムのタイトル「prosodie」、プ”ロソディー”は「声楽で,歌詞の音節の強弱,長短などを音楽上のそれと一致させる技法」ということらしいが、特にそれとは関係していないようで、もう一つの「韻律」という方かもしれないけれど、意味はよく解らない。
これら全曲ロマーノの曲を演奏したもので、カンツォーネ集とは違う方向、でもメンバーがかぶっていて、イタリアをやればこうなる、ジャズ色を強くするとこうなる、という感じで、集まったメンバーの雰囲気が同じようで面白い。

   

PLOSODIE / ALDO ROMANO

Oliver Ker Ourio harmonica
Paolo Dewau trumpet,dlufwlkone
Stefano Di Batista alto and soprano saxophone
Franco D'Andrea piano
Jean-Michel Pilc Fender Rhodes and piano
Michel Benita bass
Furio Di Castri bass
Aldo Romano drums

1 Silenzio 6:24
2 Kadie B. 5:04
3 Dida (Poem) 2:17
4 Folk Off 4:31
5 Oracion 4:02
6 La Samba Des Prophètes 5:08
7 A Richman Is A Poor Man With Money 4:33
8 On John's Guitar 6:23
9 Nat Eyes 6:05
10 Il Silenzio (Poem) 1:16
11 Abstraction Lyrique 8:15
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ALDO ROMANOを並べてみると

2024-10-09 17:16:07 | 聞いてますCDいいと思う
ストリーミングで最初に選ばれるアルバムがどうも同じようなので、ミュージシャンを選んで検索して聞くことが多くなった。
そんな中で選んだのがALDO ROMANO,1941年生まれのイタリアのドラマー、結構好きなアルバムがあって、そこで知らないアルバムを選んで聴いたらこれが良い。2枚良くてどうしようかとおもったけれど、2枚とも買うことにした。(どちらも1,000円ちょっとだった)
さてその2枚を記事にしようと思うのだけれど、その前にこれまで持っているロマーノのアルバムを録音順に並べてみて、こんどのアルバムどこに入るかを観ていきたい。

一番古いアルバムがこれだった。1983年のアルバムだけど42才、結構ベテランになってからのアルバムですね。


「ALMALATINA」 1983年2月 録音

ロマーノは、他のリーダーのアルバムにも参加しているから結構多い。一番多いのはアンリ・テキシエとの共演だけれど双頭グループの感じになっている。まずはテキシェのアルバム。


「COLONEL SKOPJE」 HENRI TEXIER 1989年6月12,14日録音 

その後ロマーノとテキシェ、クラリネットのスクラヴィスを加えたトリオで写真家のLe Querrecとのアフリカでの写真の音楽を担当する。


「CARNET DE ROUTES」 1990年 ROMANO,SCLAVIS,TEXIR

次の録音はテナーのClaudo Fasoliという人のアルバム。テキシェと二人で参加している。


「Trois Trios」 Claudio Fasoli 1994年4月15日 録音

次はだれがリーダーだか解らないけど、最初にはベースのMichel Benitaの名前のあるグループの作品。


「Palatino」 1995年2月1,2日録音

次はロマーノのアルバム、ジャケの半分は銀座の写真とよく解らない。ここでもベニータがベースを弾いている。


「CORNERS」 1998年7月 録音

次もロマーノアルバムここらへんでメンバーが少し変わる。


「Because Oof Bechet」 2001年8月31日9月4日 録音

次が再びLe Querrecの写真集の為の音楽。アフリカの文化は変わったのかとちょっと疑問もおこる写真集。


「african flashback」 2005年4月18日 録音

次は3人連名のBaptiste Trotignonを迎えてのフラワー・ムーヴメントの音楽を集めたちょっとヒット狙。


「FLOWER POWER」 2006年4月 録音

ここでもテキシェと共演して新しいサウンドに挑戦をしていると思う。


「JUST JAZZ」 2007年2月26,27日 録音

アフリカのグループにエンリコ・ラヴァ、ネグレン・リ、ボヤン・Zを加えたアルバム。


「3+3」  2011年 録音

一番新しいアルバムは2017年録音だけれど、新しい追及を続けていると思うアルバムになっている。


MELODIES EN NOIR &BLANC」 2017年 録音

さて今度かったのはかなり古いアルバムだけれど、両方ともパオラ・フレスがバラッドをふいているのが、たむん理由だと思う。













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ナイスなメンバー SPACES / Larry Coryell

2024-10-05 21:57:39 | 聞いてますCDいいと思う


ミロスラフ・ヴィトウスのアルバムの古い一枚を聴いて時代の流れなんか感じたけど、一枚持っていなかったアルバムがあった。
ラリー・コリエルのアルバムで知っているのはこのジャケだった。



録音は1969年3月だからまさに「NOW HE SINGS,NOW HE SOBS 」を録音しているさなかにコリエルとマクラフリンがトリオに参加して録音したアルバムになっている。コリアは1曲のみの参加。コリエルはゲイリー・バートンのバンドをやめたすぐ後になる。
バートンのバンドで人気のあったコリエルが、ドラックの関係で首になった直後に、人気を引っ張って出来上がったアルバムではないだろか。格上のマクラフリンを相手に気張った一枚というところか。
ヴィトウスのアルコソロで始まるタイトル曲がメインになるアルバムだと思うけどコリエルのギターとマクラグリンの2ギターが、もちろんリーダーのコリエルが先にソロをとって、その後はマハヴィシュヌ手前のマクラフリンのソロと結構燃える掛け合いかもしれない。
2曲目はコリエルとマクラフリンのデュオ。いや当時の演奏としてはかなり良いデュオだと思う。
3曲目はヴィトウス、コブハムとのコリエルのトリオ、ここでもヴィトウスがアルコのソロを見せて、ヴィトウスこのころが一番のっていたような気がする。
4曲目はマクラフリンを入れた、カルテット、ここでもヴィトウスのアルコが活躍、このころアルコを弾きまくっている感じです。マクラフリンとコリエルのソロ・交換はなかなかの出来になってるとおもいます。
5曲目でこの曲だけチック・コリアが参加の総員での演奏、「NOW HE SINGS,NOW HE SOBS 」がアコ・ピアノ・トリオだったのを換えてエレピ。このころのエレピのコリアもありだけど、アコのあとだけに、このアルバムも一曲アコピの曲がはいっていたらずっと価値が上がっただろうなと思う。
6曲目は短い曲。
コリエルのアルバムとしては悪いできではない。輝いているときのコリエルだから良いアルバムだけどコリア、1曲アコ弾いていたら価値もっと上がったと思う。

SPACES / Larry Coryell

Bass – Miroslav Vitous
Drums – Billy Cobham
Electric Piano – Chick Corea
Guitar – John McLaughlin, Larry Coryell

1. "Spaces (Infinite)" (Julie Coryell) 9:23
2. "Rene's Theme" (Réne Thomas) 4:12
3. "Gloria's Step" (Scott LaFaro) 4:32
4. "Wrong Is Right" (Larry Coryell) 9:02
5. "Chris" (Julie Coryell) 9:32
6. "New Year's Day in Los Angeles 1968" (Larry Coryell) 0:21
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秋のJAZZ selected by MONAKA

2024-09-30 16:29:02 | 聞いてますCDいいと思う


夏にピッタリというテーマでアルバムを選ぶことにしたら、これって4回使えると思い秋のJAZZを考えた。
それが結構大変なことになってしまった。大体秋っていつのことをいうのか、もう9月の後半なのに秋だろうかと思う。
秋がもしくは春がとても短くなったと感じるこの頃に、秋のJAZZというのを選ぶのに思ったより迷った。
実に秋はいつからいつまでをいうのか、9月は秋というのは言いずらいけど、ミュージシャン、9月から秋とするみたい。
この演奏は秋らしいと思うアルバムを持ってきたりしたけれど、特にミュージシャンが秋を意識した(タイトルとか)ものを選ぶようにした。
思いつくのが”枯葉”とタイトルからは”オータム・イン・ニューヨーク”だけど、実はその2曲だけでどうしようとなった。探していくうちにいくつか見つかったからから、そこら辺から並べていこう。

まず最初の演奏に選んだのはこれ。しっとりと秋らしく始めたい。



1 Autmn In New York  DIANA KRRALL 「THIS DWEAM OF YOU」

そして、”枯葉”、これは外せない。



2 AUTMN LEAVES  JULIAN "CANNONBALL" ADDERLEY 「SOMETHING'ELES」
 
これを選んでこちらを入れないのもまずいので、これは二つ選ばざる得ない。



3 AUTMN LEAVES BILL EVANS 「Portrait in Jazz」

ここまでは有名曲でごく普通、ここからです、探した秋曲。ピアノトリオの秋4つ、まずはRie Losacco Trioのポーランドの秋



4 Autumn in Poland  Rie Losacco Trio  「Nella Memoria」

次は
同じタイトルだけど、それじれ自作曲。



5 November  ROBERTO OLZER TRIO  「DREAMSILLE」



6 November  SEAN FORAN TRIO 「Transmission Point」

続いてはこういう曲調の秋もある。



7 Autumn of Love  SHAHIN NOVRASLI TRIO 「BAYATI」

続いて同じ曲でも、それぞれ特徴がでたので3曲つづけて。



8 TIS AUTUMN   Stacey Kent  「The Boy Next Door」

 

9 TIS AUTUMN STAN GETZ 「STAN GETZ plays」



10 TIS AUTUMN Louis Van Dijk Cees Hamelink 「SEPTEMBER」

そしてちょっと古い演奏だけどこれ古い秋



11 SEPTEMBER IM THE RAIN ZOOT SIMS 「THE MODERN ART of jazz Vol.1」

でタイトルが秋を示しているのが尽きたので、タイトルと演奏でこれ秋だろうというのを2曲。



12 Fly Me To The Moon TOKU 「Dear Mr.SINATORA」



13 Lost in The Sters Sweet Jazz Trio 「Live in Sala」

これで丁度CD1枚分。秋らしい曲として選んだけど、1枚に収まらなかったアルバムがこれ。



これどうかなと思ったけど聞いただけで選ばなかったのがこのアルバム。
 


秋のJAZZ selected by MONAKA

1 Autmn In New York  DIANA KRRALL 「THIS DWEAM OF YOU」
2 AUTMN LEAVES  JULIAN "CANNONBALL" ADDERLEY 「SOMETHING'ELES」
3 AUTMN LEAVES BILL EVANS 「Portrait in Jazz」
4 Autumn in Poland  Rie Losacco Trio  「Nella Memoria」
5 November  ROBERTO OLZER TRIO  「DREAMSILLE」
6 November  SEAN FORAN TRIO 「Transmission Point」
7 Autumn of Love  SHAHIN NOVRASLI TRIO 「BAYATI」
8 TIS AUTUMN   Stacey Kent  「The Boy Next Door」
9 TIS AUTUMN STAN GETZ 「STAN GETZ plays」
10 TIS AUTUMN Louis Van Dijk Cees Hamelink 「SEPTEMBER」
11 SEPTEMBER IM THE RAIN ZOOT SIMS 「THE MODERN ART of jazz Vol.1」
12 Fly Me To The Moon TOKU 「Dear Mr.SINATORA」
13 Lost in The Sters Sweet Jazz Trio 「Live in Sala」


  
 






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ヴィトウスの隙間 purple / MIROSLAV VITOUS

2024-09-23 17:29:07 | 聞いてますCDいいと思う


1970年11月にCBSソニーからリリースされたアルバムの初CD化だそうで、持っていないので買ってきた。
このアルバムをヴィトウスの録音順に並べてみよう。
まずヴィトウスにであったのがこのアルバム。


「NOW HE SINGS,NOW HE SOBS 」 1968年3月14、19、27日 録音
当時このピアノ・トリオ・アルバムは衝撃的で今でも”MATRIX"は大好きだ。ドラムスはビリー・コブハム。

ヴィトウスは当時フルートのハービーマンのバンドにいたからその録音が2つ。

 
「MEMPHIS UNDERGROUND」 HERBIEMANN 1969年4月リリース
「Live at the Wisky A Go Go」 1969年6月7日 録音

そしてブルーノートのウエイン・ショーターのアルバムに参加している。


「SUPER NOVA」 Wayne Shorter 1969年8月29日9月2日 録音
マクラフリン、チック・コリアも参加。

そしてハービーマンのプロデュースでヴィトウスの初リーダーアルバムが録音される。


「限りなき探求」 Muroslav Vitous 1969年10月18日 録音
なぜかこのアルバムは日本タイトルで私には定着している
マクラフリンが参加。”FREEDOM JAZZ DANCE”の衝撃だったことよ。

翌年ヴィトウスはジョー・ザヴィヌルのアルバムに参加する。


「ZAWINUL」 1970年8月6,10,12日 録音

そしてハービーマンのグループとして来日する。その時CBSソニーに持ち込んだのがNYで録音したテープでそれがヴィトウスのセカンド・アルバム「Perple」となってリリースされる。


「Perple」 Muroslav Vitous   1970年8月25日 録音
メンバーはザヴィヌル、マクラフリン、ビリー・コブハムでそれぞれの組み合わせとなっている。 
内容についてはおいといて、その来日中に録音されたのがこちら。


「GREEN LINE」 Steve Marcus 1970年9月11日 録音

そしてヴィトウスはハービーマンをはなれ、ショーター、ザヴィヌルとウエザー・リポートを結成となる。


「WEATHER REPORT」 1971年2月16日 - 1971年3月17日 録音

そして、もう一枚、ヴィトウスの存在感があるウエザー。


「LIVE IN BERLIN 1971」 1971年9月3日 録音

これ以外にヴィトウスがラリー・コリエルと演奏したものと、1970年にあるけれど、添えは別途。
さて「Purple」の方だけど1,2曲がザヴィヌルとのトリオ、ヴィトウスはアルコでザヴィヌルのエレピとのインター・プレーという感じ、まだウエザー色になっていないザヴィヌルとフリーダム・ジャズ・ダンスに近いリズムが楽しい。
3曲目はマクラフリンとのトリオで、ヴィトウスはエレピでオーバーダヴを付けている。サウンドとしてはエレ・マイルスが一番近い。
4,5曲目はヴィトウスとコブハムのデュオ、このアルバムではコブハムのタイトなリズムが一番効果を発揮しているように思うのはヴィトウスがそう多胎くれるように依頼したのだろう。ヴィッチェスのトニー・ウイリアムスみたいだ。

こうやってヴィトウスの参加アルバムを1969年から71年までならべてみたら、これにマイルスの「In A Silent Way」1969年「Biches Brew」を加えたら、当時を流れがそのまま教科書のようにわかると思う。

purple / MIROSLAV VITOUS

1. Purple
2. Mood
Miroslav Vitous(b), Joe Zawinul(el-p), Billy Cobham(ds)
3. Water Lilie
Miroslav Vitous(b,el-p), John McLaughlin (g), Billy Cobham(ds)
4 .Dolores
Miroslav Vitous(b), Billy Cobham(ds)
5. It Came From Knowhere
Miroslav Vitous(b,el-p), Billy Cobham(ds)


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偽 BROSELLA FESTIVAL 2023 / FRED HERSCH TRIO

2024-09-21 08:19:00 | 聞いてますCDいいと思う


ブートレク入手の道が一つあって、これは聴きたいというのだけ手に入れる。それが今回のアルバムだった。2023年にベルギーのブリュッセルでのフェスティバルに参加したフレッド・ハーシュのトリオの演奏。
持っているアルバムで一番新しい演奏はECMから出たソロ「Silent Listening」で、2023年3月の演奏だから6月のこれが一番新しくなる。



ストリングス・カルテットとの共演だけどトリオで演奏しているのは2021年8月24,25日にNYで録音された「BREATH BY BREATH」がある。



ピアノ・トリオだけとしては2017年11月24日に、これもベルギーのブリュッセルのスタジオで録音された「LIVE IN EUROPE」がある。



ですから、こんどのアルバムはトリオの演奏のとしては6年ぶりになる。

メンバーはDrew Gress - bass 、Joey Baron - drumsだから慣れ親しんだチーム。特筆すべきは音のバランスの良さで、STEREO SOUNDBOARD RECORDINGとなっている。

で聞き出すと1曲目は、前アルバムとおなじモンクの” We See”これで調子を上げていくのかなとおもいつつ、聴いているとどうもおかしい。前のアルバムとの比較をしたいのに、演奏されている曲がアレアレ、ずっとおんなじじゃないか。
まてまて、ソロの順番も同じ、出方も同じ、アンリャこれは同じ演奏じゃないか。
ウーム、どうやらこれは騙された。「LIVW IN EUROPE」は発売された2018年に買っているから、こんどのアルバムが2023年のはずがない。



これがネットに出ていたもの、もちろん現在は削除されていた。

それにしても演奏者をDrew Gress - bass 、Joey Baron - drumsとして、演奏風景まで写真にしているのが凄い。



2017年に演奏していたERIC McPHERSON drums とJohn Hebert bassの二人には大変失礼なことになる。


私も思ったアルバムではないものに支払いをしたから被害者だが、これはある意味おいしい。(実はフィッシングで数十万円の詐欺にあっているからこれぐらいは笑っていられる、1,380円)

でも一応騙されたので、発送元に質問の連絡をいれて、どういうことか問い合わせた。(ただでおかないなんてことは言わない、ミュージシャンに大変失礼なことですといった。)
さてどのようなことだったのか回答はくるか、回答期限をとってどうなることやら、そのことは1週間後に。
発売元からなお詫びと、代金の返金っ続きしたというメールが来た。
どうやら仕入れをしたみたいで、仕入れ先に問い合わせをして2023年の演奏のアルバムはなくて、破棄してほしいとのことだった。
まあ、こんなとだろうけど、皆さんご注意のほど。



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アコーステック・クラーク

2024-09-10 22:00:06 | 聞いてますCDいいと思う


何を書こうかと考えたら、スタンリー・クラークのアコーステックーベースを纏めて聞くのは同だろうと思いついた。
昔からスタンリー・クラークのアルコはうまいと思っていた。それで棚にr彼のアルバムからアコだけの演奏を選んでならべて聴いてみることにした。
どうせなら、とっかえひっかえしないよう1枚のCDにしてアコーステック・クラークとしたら売れるかな。
あるアルバムを年代順にならべて、そこからアコの演奏を選んでいこう。

まずはこのアルバムから


「SCHOOL DAYS」 1976 DESERT SONG

つぎはすべてウッドをつかったピアノ・トリオで スタンダードを演ったもの。あまり面白い演奏とは言えないので1曲だけ。


「Standards] 2001 Jeru

次は上原ひろみを迎えてのトリオから2曲


「JAZZ IN THE GARDEN」 2000 SICILIAN BLUE、SOLAR

自分のバンド結成前の1枚2曲


「THE TOYS OF MEN」 2007 BACK IN THE WOODS、LA CANCION DE SOFIA

次に自分のバンドにして上原をゲストに迎えたアルバムから1曲


「the STANLEY CLAKE BAND」 2010 SONNY LOLLINS

自分のバンドのアルバムが続いて「UP」から3曲、ピアノはチック・コリア


「UP」 2014 Bass Firk Song #13:Mingus、Bass Fork Songs #14,15、La Cancion De Sofia

そしてグループとしては一番新しいアルバムから2曲


「THE MESSAGE」 2018 BACH CELLO SUTE 1、THE LEGEND OF THE TALISMAN

アコベの演奏だけ選んでCDに焼いて聞くと、ウ~ム、これが思たよりもちょっと、これ挟まってるから良いのかもしれない。つくちゃったけどね。

ACOUSTIC CLARKE

ASTANLY CLARKE acoustic bass

1 DESERT SONG
2 Jeru
3 SICILIAN BLUE
4 SOLAR
5 BACK IN THE WOODS
6 LA CANCION DE SOFIA
7 SONNY LOLLINS
8 Bass Firk Song #13:Mingus
9 Bass Fork Songs #14,15
10 La Cancion De Sofia
11 BACH CELLO SUTE 1
12 THE LEGEND OF THE TALISMAN
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若い日々 CHRLES LLOYD QUARTET RTBF STUDIO 1966

2024-09-04 17:21:50 | 聞いてますCDいいと思う


ネットで見つけて買ったDVD。チャ-ルズ・ロイドがキースやデジョネットをメンバーにしての映像。
ベルギーのTV放送用に録ったもの。

この時期のことを中山康樹氏の著書「キース・ジャレットの頭のなか」から纏めてみよう。
キースに関してのこの本の第1章がまさにこのころ。だかあらチャールズ・ロイド・グループから始まるかというと、その前4か月間はアート・ブレーキ―のところにいて、66年に「バターコーン・レディ」というアルバムに参加している。ジャレットがロイドのグループに参加したのは1966年2月と思われる。
そして「ドリーム・ウィーヴァー」を1966年3月29日に録音する。



ロイドのマネジャージョージ・アヴァンキャンは過去にロイドの売り出しに失敗しているため、新しいグループの新作の前にヨーロッパ・ツアーを組み、そこでの成功をもとにアメリカに凱旋することにした。それが今回の映像になる。ロイド・グループは1966年4月28日スウェーデンでジャレットが参加した初めてのライヴをおこなった。その5日後、ベルギーの放送局用の映像がこれになる。
とにかくみんな若い。26歳ぐらいだった。



このころのロイド・グループが青春だったから買った。
参加2ヵ月のキースはアピアノの中に手をつっこんだりするけれど、まだきーすにはなっていない。ちょっと片鱗を見せる程度。

 

デジョネットのステックを持つ手が大写しになるけれど、実に柔らかく握るんですね。



特筆したいのはセシル・マクビー、斬新なベースラインとそれを安定して弾くテクニック、これが一番驚いた。



そして
アメリカに帰り1966年9月8日にモントルーで大ヒット作を生む。



翌年1967年6月18日にスイスMontreux jazz festivalの時にはベースがロン・マクルーアに変わっていたけど、日本にはこのマックルーアと来た。
それでマクルーアが好きになったのを想えている。



若い日々の出来事。

CHRLES LLOYD QUARTET RTBF STUDIO 1966

チャールズ・ロイド(ts, fl)
キース・ジャレット(p)
セシル・マクビー(b)
ジャック・デジョネット
May/2nd/1966

1.East Of The Sun
2.Love Song To A Baby
3.Of Course, Of Course
4.Manhattan Carousel
5.Island Blues
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今 この曲を A NEW DAY / GIOVANNI GUIDI

2024-08-29 17:06:50 | 聞いてますCDいいと思う


ジョヴァンニ・グイディのデヴュー・アルバムは日本のヴィーナスからでた「TOMORROW NEVER KNOWS」でもっていたと思うけど、売ったのだろう。
そのうちECMからアルバム「THIS IS THE DAY」がでてこれは良かった。
ネットで新作が出ていたので試聴したら、これは一発で購入。理由は1曲目を聴いて即決した。
その1曲目”Cantos del ocells”は「鳥の歌」としてしられている曲。
チェリストのパブロ・カザルスがスペイン、カタルーニャの民謡のこの曲をとりあげ、編曲して毎回最後に演奏する。1971年10月24日の世界国際平和デーに国際連合本部で演奏会を行い世界中に放送さあれたし、アルバムとしては1961年11月13日ホワイトハウスで演奏したものがリリースされている。



チェロを演るひとなら、だれもが知っている話だが、なぜ今「鳥の歌」なのだろうか。
世界に放映された国連デーでのカザルスの挨拶を紹介させてもらいましょう。
「生まれ故郷の民謡を弾かせてもらいます。鳥のうたという曲です。カタロニアの小鳥たちは、青い空に飛びあがるとピース、ピースといって鳴くのです。」(読売新聞の記事)
ウクライナやガザでの惨状をおもうにつけ、全世界でこの鳥の歌を取り上げるべきと思い、このアルバム即買いでした。
2曲目、3曲目、雰囲気の似たトリオでのフリーインプロのような曲、このピアノ・トリオの今の行き方なのだろう。
4曲目、再びサックスのJames Brandon Lewisがテナー・サックスを吹く。ちょっとコルトレーンのみたいなフレージングを聴かせ、太い音色といい、知らなかったけど、なかなかいいサックスが登場した。
5曲目もルイスのサックスの入ったバラッド、このサックスちょっと気になる、調べてみよう。
6曲目、マイ・ファニー・ヴァレンタインとあるけれど、始まりまるでわからない。真ん中1回だけヴァレンタインだと思わしてくれる、トリオでの楽しい曲。
7曲目、再びルイスが入ってソフトなサックスで終わる。
このサックスを知ったのは拾い物だった。
そして再び書いておこう。今世界で「鳥の歌」を。

A NEW DAY / GIOVANNI GUIDI

Giovanni Guidi (p)
James Brandon Lewis (ts)
Thomas Morgan (double-b)
João Lobo (ds)

Recorded August 2023
Studies La Buissonne,
Pernes-les-Fontaines

1. Cantos del ocells
2. To a Young Student
3. Means for a Rescue
4. Only Sometimes
5. Luigi (the boy who lost his name)
6. My Funny Valentine
7. Wonderland

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