JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

今 この曲を A NEW DAY / GIOVANNI GUIDI

2024-08-29 17:06:50 | 聞いてますCDいいと思う


ジョヴァンニ・グイディのデヴュー・アルバムは日本のヴィーナスからでた「TOMORROW NEVER KNOWS」でもっていたと思うけど、売ったのだろう。
そのうちECMからアルバム「THIS IS THE DAY」がでてこれは良かった。
ネットで新作が出ていたので試聴したら、これは一発で購入。理由は1曲目を聴いて即決した。
その1曲目”Cantos del ocells”は「鳥の歌」としてしられている曲。
チェリストのパブロ・カザルスがスペイン、カタルーニャの民謡のこの曲をとりあげ、編曲して毎回最後に演奏する。1971年10月24日の世界国際平和デーに国際連合本部で演奏会を行い世界中に放送さあれたし、アルバムとしては1961年11月13日ホワイトハウスで演奏したものがリリースされている。



チェロを演るひとなら、だれもが知っている話だが、なぜ今「鳥の歌」なのだろうか。
世界に放映された国連デーでのカザルスの挨拶を紹介させてもらいましょう。
「生まれ故郷の民謡を弾かせてもらいます。鳥のうたという曲です。カタロニアの小鳥たちは、青い空に飛びあがるとピース、ピースといって鳴くのです。」(読売新聞の記事)
ウクライナやガザでの惨状をおもうにつけ、全世界でこの鳥の歌を取り上げるべきと思い、このアルバム即買いでした。
2曲目、3曲目、雰囲気の似たトリオでのフリーインプロのような曲、このピアノ・トリオの今の行き方なのだろう。
4曲目、再びサックスのJames Brandon Lewisがテナー・サックスを吹く。ちょっとコルトレーンのみたいなフレージングを聴かせ、太い音色といい、知らなかったけど、なかなかいいサックスが登場した。
5曲目もルイスのサックスの入ったバラッド、このサックスちょっと気になる、調べてみよう。
6曲目、マイ・ファニー・ヴァレンタインとあるけれど、始まりまるでわからない。真ん中1回だけヴァレンタインだと思わしてくれる、トリオでの楽しい曲。
7曲目、再びルイスが入ってソフトなサックスで終わる。
このサックスを知ったのは拾い物だった。
そして再び書いておこう。今世界で「鳥の歌」を。

A NEW DAY / GIOVANNI GUIDI

Giovanni Guidi (p)
James Brandon Lewis (ts)
Thomas Morgan (double-b)
João Lobo (ds)

Recorded August 2023
Studies La Buissonne,
Pernes-les-Fontaines

1. Cantos del ocells
2. To a Young Student
3. Means for a Rescue
4. Only Sometimes
5. Luigi (the boy who lost his name)
6. My Funny Valentine
7. Wonderland

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喧嘩しなくても Soul Jazz / SAMETHING ELSE!

2024-08-27 11:11:31 | 聞いてますCDいいと思う


まずはアルバム・タイトルで惹かれてしまった。ちょっとべたなタイトルをこのメンバーが演奏するのはある意味間違いないだろう。ヴィンセント・ハーリングを真ん中にした「 SAMETHING ELSE! 」というグループのデヴュー・アルバムだそうだ。この名メンバーでは常時揃うのはむりだろうから、「SMOKE」での定期演奏になるのだろうか。
1曲目、ホレス・シルバーの曲から入ってくれるのが間違いなく乗る。



こんな感じの演奏は見ていても楽しいだろうな。2曲目はスタンリー・タレンタインのブルース。ウェイン・エスコフェリーとポール・ボレンバックのユニゾンのテーマが心地よい。
3曲目もエディー・ハリスの曲、これも良い感じだけど、ちょっとソウルというよりかファンキー色があって、そっちの名があっているような。
4曲目は”The Chiken”でこれはソウルというの強くなった感じ。例えばここでエレピを演奏したりエレベで演奏するというのもありではないだろうか。
5曲目ハンコックの曲はちょっとゆったりしたファンキーでいい感じだけどもう少し激しくても良いかも。
6曲目ドナルド・バードの曲、ホーンのハーモニーギターのアクセントからはーリングのアルト・ソロ、実にうまい展開。
最期にコルトレーンの”Naima”を、これをファンキーで演るのは面白かった。

これまでのジャズの流れをよく知り、ここで選択された曲を吟味出来ている奏者たち、とてもうまく纏める技量は十分で、それは当たり前だけれど、うまいミュージシャンの集まり、喧嘩バンドなんかできるわけじゃない。それを期待することは無理と解る。でも、もうちょっと弾けた舞台ができるメンバーなので、そこは、今後に期待したい。 

Soul Jazz / SAMETHING ELSE!

eremy Pelt (tp)
Vincent Herring (as)
Wayne Escoffery (ts)
Paul Bollenback (g)
David Kikoski (p)
Essiet Essiet (b)
Otis Brown III (ds)
Recorded on February 26, 2024 at a "Daylight Session" SMOKE Jazz Club, New York City

1. Filthy McNasty (Horace Silver) 4:56
2. Too Blue (Stanley Turrentine) 7:55
3. Mean Greens (Eddie Harris) 4:05
4. The Chicken (Pee Wee Ellis) 4:57
5. Driftin' (Herbie Hancock) 7:05
6. Slow Drag (Donald Bryd) 7:23
7. Strasbourg/St. Denis (Roy Hargrove) 5:34
8. Naima (John Coltrane) (Bonus Track) 8:57
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新企画 夏にJAZZ

2024-08-18 14:13:29 | 聞いてますCDいいと思う
blogに書くこ内容を結構考えている。それで思いついたのが夏に合ったジャズを集めてみようということ。この手、あと3回使えるし。
そう思ったのはタワーで買った「4 Seasons of jazz」というお得盤。



春夏秋冬を4枚のCDにまとめたもの。夏は2つ目で1曲目が”スリー・サンズの”オーソレミオ”でそれなりに夏だ。2曲目はスタン・ゲッツだし、と考えられているのはわかる。それに対抗してこちらの夏ジャズをあつめようという狙い。

アルバムの曲はこのようになっていた。



著作権落ちのものを集めたものだからちょっと古い。 こちらの夏にあう曲、アルバムを並べてみよう。
まず”サマー・サンバ”やジョビンの曲を思いついたけれど、うちの棚にあるもので勝負しなければいけない。棚をあさって選んでいって、イメージ合うか聞いてみると、結構大変な作業になってきた。
作業しているうちあることに気が付いた。
集めたアルバムは21枚になりました。

さてどれからにしよう、まずはジャケが有名なちころで、これが最初で、良いだろう。


「surf ride」 Surf Ride  ArtPepper 1953 12 24

続いてジャケから選んでいこう。Marc Johnsonのこれは夏の朝の出来事だ。


「Summer Running」 SUMMER RUNNING Marc Johnson 1998

夏季の特別講座はスタンリー・クラーク



「SCHOOL DAYS」 SCKOOL DAYS STANLEY CLARKE 1976

続いてこれは避暑地での思い出


「思い出の夏」 THE SUMMER KNOWS  ART FARMER 1076

次は学校のプールの夏休み解放


「Swimming Pool」 Swimming Pool Benjamin Moussay 1991

夏の夕暮れの道


「ROAD SONG」 ROAD SONG WES MONTGOMERY 1968

ここら辺からジャケは夏といえないけれど、感じで夏。


「sugar」 suger Stanley Turentine 1970

夏の空にブーンという飛行機


「FOREST FLOWER SUNSET」 Forest Flower CHARES LLOYD 1966

こちらも夏の夕暮れか


「Ballet」  Duster gary burton 1967

ここら辺になって気が付いた。そのある事とは、夏のイメージで集めだしたけれど、これって自分の青春の時のアルバムがほとんどになっている。まさに人生の夏の集まりなんだ。


「Stuff」Miles In The Sky Miles Davis 1968


「COUNTRY PREACHER」 Cannonball Adderley 1969


「Memphis Underground」  Menphis Underground HerbieMann 1969


「EVERYMAN'S YOUR BROTHER」 The Fouth Way 1969

こうやってみると1969年が続いていて、このころ青春真っ盛りだったということになる。

熱い夏の街


「Inner City Blues」 INner City Blues Grover Wasington Jr. 1972

こうやって並べてみているけれど、昨今の夏の暑さはちょっと知あってきているので、夏のイメージも一昔前の夏ということにしてもらいたい。


「FIREBIRD」 Giant Box Don Sebesky 1973

ここらへんでゲッツ、ジルベルトも並べておきたいけど持っているアルバムはこれだけ。


「CORCOVADO」 LIVE AT THE BERRLIN JAZZ FESTIVAL 1966


「La Fiesta」 SPAIN again MICHEL CAMiLO & TOMATiTO 2006

曲名からもいくつか。


「サマー・レイン」  アナザー・マインド  上原ひろみ  2002


「Summer Day」 METHENY MEHLDAU 2006

我々の時代夏、海とくればパイプラインだった。


「Pipeline」 GUITAR IN THE SPACE AGE! BILL FRISELL 2014

そしてこの曲も夏につながっている


「波路はるかに」 SUNGASSL  Nakamura Seiichi 2008

この企画思いついたのは随分前だけど、旅行したり、そちらの記事だったりで、もうだいぶ夏も進んでしまった。没にしようかともおもったけれど、まだまだ暑い日はつづきそうなので、アップすることにした。秋、冬とアルバムが見つかるか、見つかっても区切りはどうするか、ここのところの季節感は難しい。早めに考えて、タイミングはずさないようにしよう。












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アメリカからイタリア Ennio / Gregoire Maret Romain Collin

2024-08-14 16:45:03 | 聞いてますCDいいと思う


ショップを歩いていたら棚に見つけたのは Grégoire Maretの名前。知らないで買った前作「Americana」がとても気に入ったので声は即選択。前作ではビル・フルゼールをゲストにカントリー的な良い味付けだった。



今回はなんとイタリア、「ennio」というタイトルだからエンニオ・モリコーネ集。”ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”のおなじみのテーマから始まる。
ピアノは連名の Romain Collinで同じ。ギター、フルートが曲によって参加、ゲストヴォーカルの名がある。
知らない曲もだいぶあるけれど、7曲目は”Cinema Paradiso”結構サラッと演ってしまう。8曲目がヴ男女2人のデュオ入りだけどなんと Cassandra Wilson,とregory Poter、これはちょっと驚き。クレジットみたら録音は2021年9月NYの録音だった。前作のリリースの翌年に録っていわけだ。
余り癖の強くないハーモニカは、前作もそうだけれど、てーまにうまく合っていくように思う。アメリカのあとイタリアだったから都議も面白いのをテーマにしてアルバムを出して欲しい。


Ennio / Gregoire Maret Romain Collin

Chromatic Harmonica: Grégoire Maret
Piano, Keyboards: Romain Collin
Drums: Marcus Gilmore
Bass: Burniss Earl Travis II
Guitars: Marvin Sewell
Flute: Alexandra Sopp
Special guests: Cassandra Wilson,Gregory Poter

2024年作品

1 Once Upon a Time in America (Deborah's Theme)
2 For a Few Dollars More: Watch Crimes
3 The Good, the Bad and the Ugly: The Ecstacy Of Gold
4 Suoni Per Dino
5 Once Upon a Time in the West (Intro)
6 Once Upon a Time in the West
7 Cinema Paradiso
8 Se Telefonando
9 Chi Mai - Le Professionnel
10 The Sicilian Clan
11 Tragedy of a Ridiculous Man
12 Man with a Harmonica

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パリ日記 番外編 SEE YOU in PARIS !サウンド・トラック

2024-07-31 20:25:57 | 聞いてますCDいいと思う
パリなどで過ごした思い出を記事にしたけれどかなりの量になりました。この記事を読み返すときに聴く音楽を作ってみようと思った。
題して「SEE YOU in PARIS!」、年に一度ぐらいコンピ・アルバムを作って友達にあげるのだけれど、今年はパリ編を作ってみた。
聞いていてパリを感じるのを勝手に選んで並べてみた。

全部で19曲、聴けないだろうけど番外編、パリを感じて、です。

今年買ったアルバムで特に気に入ったのがこの曲、亡くなったフランスのママへの思いを表した曲をはじめに持ってきたかった。

1 Maman 「Maman」 THIERRY MAILLARD TRIO 2023年8月録音 から”Maman"



こちらは今年亡くなった、SYLVIN LUCがガリアーノと共演したアルバムから”アコーデオン弾き”

2 アコーデオン弾き 「LA VIE EN ROSE」 RICHARD GALLIANO SYLVAIN LUC 2014年8月録音


古いアルバムからの曲。日本タイトルがついているかと思ったけれど見つからない。

3 YVAN IVANOVITCH 

「CINEMAS」 MICHEL PORTAL 1994,1995録音


フランスらしい歌ものは入れたい。”エッフェル塔”ってっピタリなタイトルの曲が見つかった。

4 エッフェル塔 
 
Entre eux deux」 MELODY GARDOT 2022

フランスの雰囲気というのを表したジョン・ルイスの名曲。

5 ジャンゴ  

「DJANGO」 MJQ 1955 6 9


フランス人のBARNEY WILENのフレンチのバラッドはいろいろあるけど、一般受けするこの曲にした。

6 思い出の夏 

FRENCH BALLADS」 BARNEY WILEN 1987 6 24,25


歌ものをもう一つと思ってこの人のフランス語での歌と思たのだけれど、英語のこれを選んだ。このきょくなら、許されるだろう。

7 SMILE

「THE BEST OF MADELINE PEROUX」 2014


ミッシェル・ルグランもフランスに欠かせない音楽家だけれど、ステファン・グラッペリとの共演作から、この曲。

8 シェルブールの雨傘

MICHEL LEGRAND / STEPHANE GRAPPELLI」 1992年5月25~27日


最近聞いたフランスの現役バイオリニストがグラッペリに捧げたアルバム、ジャンゴの曲を選んだ。

9 ダフネ

UN VIOLON POUR TOUT BAGAGE」 2023


曲を空きCDに焼いてから気が付いたんだけど、これはフランスじゃなくてイタリアだった。でもこの二人の感じが好きで(治すのが面倒くさい)そのまんま。
雰囲気はあると思う。

10 Soledad

VOLA VOLA」 DANIELE DI BONABENTURA MICHELE DI TORO 2019 3 27,28


こちらは正真正銘のフランス、パリ。前回パリに行ったクサンが街で演奏している彼から買って帰ったもの。

11 小さな花

「Joue Sidoney BECHET


この曲も多くのミュージシャンが演奏していて、誰にしようかと思ったけど、わが寺井尚子で。

12 バラ色の人生

「C'est La Vie」  2013年


ガリアーノのアルバムから1曲、これはタイトルから選んだ。

13 フレンチ・タッチ

「French touch」 1998


この人もフランスの香りがしっかりとする音楽家。1曲入れたかったので好きな古いアルバムから。

14 ソラメンデ・ドス・ヴェセス

(H)omber」 Jean-Pierre Mas 2003 1月~7月 録音


いかにもフランスのアコーデオニストという感じのアゾーラがピアフ没30年企画として作ったアルバムから必須曲。

15 愛の賛歌

「L’accordeoniste」 marcel azzola 1993 11 10 録音


こちらは少し若いフランスのアコーデオン奏者のアルバムからフランス民謡を1曲。

16 澄んだ泉で

in other words」 marc BERTHOUMIEUX 2011


後録音時間の残りをどうしようかと思ったら、いかにもパリの人と思うステファン・グラッペリを並べるのもいいなと思い選びました。
まずはグラッペリを敬愛する日本のバイオリニスト古澤 巌とのデュオ。

17 As Time Gose By

「As Time Gose By」 Strphsne Grappelli & Iwao Furusawa 1996年8月


バーニー・ケッセルとの名盤から1曲。

18 アイ・リメンバー・ジャンゴ 

「I Remember Django」 Strphsne Grappelli & Barney Kessel 1969年6月23,24日


最期はミッシェル・ペトルチアーニとの共演でグラッペリの曲。

19 峠のワルツ

flamingo」Stephane Grappelli & Michel Petrucciani 1995 6 15~17


SEE YOU in PARIS

1 Maman THIERRY MAILLARD TRIO
2 アコーデオン弾き RICHARD GALLIANO SYLVAIN LUC
3 YVAN IVANOVITCH  MICHEL PORTAL
4 エッフェル塔  MELODY GARDOT
5 ジャンゴ MJQ  
6 思い出の夏 BARNEY WILEN 
7 SMILE MADELINE PEROUX
8 シェルブールの雨傘 MICHEL LEGRAND / STEPHANE GRAPPELLI
9 ダフネ Mathilde Febrer
10 Soledad DANIELE DI BONABENTURA MICHELE DI TORO
11 小さな花 Philippe AUDIBERT
12 バラ色の人生  寺井尚子
13 フレンチ・タッチ  richard galliano
14 ソラメンデ・ドス・ヴェセス Jean-Pierre Mas
15 愛の賛歌 marcel azzola
16 澄んだ泉で marc BERTHOUMIEUX
17 As Time Gose By Strphsne Grappelli & Iwao Furusawa
18 アイ・リメンバー・ジャンゴ Strphsne Grappelli & Barney Kessel  
19 峠のワルツ Stephane Grappelli & Michel Petrucciani

焼いて友達に挙げるので、ジャケもパリで撮った写真から作ってみました。良いのを選んでもらおうかと思います。

  







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パリで買ったCD 4 L'AIR DU TEMPS VINCENT TOUCHARD TRIO

2024-07-29 08:47:14 | 聞いてますCDいいと思う


次に買ったのはまるで知らないないアルバム、見ていてエイヤッっと選びました。
これは日本のサイトにはないアルバムだと思います。
ヴァンサン・トゥシャールという人がリーダーでドラムスのようです。
ジャン=ジャック・アクアヴィヴァというのがピアニスト、ガブリエル・ミドンのコントラバス
のトリオの演奏。
古めか曲目しい演奏ではなくて、かなり現代的とは思います。
1曲目、ベースが途中結構頑張ったソロをとって、その後ピアノと温度を上げていく演奏。ピアノはそれほどガシガシというよりかは流麗なタッチ。
2曲目もほぼピアノが先導する形で、そこにベースが変化をつけて、トータルでドラムスがコントロールしているという感じ。
5曲目のドラム・ソロを聴くと、今の革新系ドラムスとはちょっと思わない、残念だけど。
ピアノ、ベースが良い雰囲気を作ってくれていて、良い感じのアルバムにはなっているけれど、残念ながら主役のドラマーがおとなしい。

いまおもえば、とても良い雰囲気のフランスの部分という感じで、それも良い。
もうパリにはいかないだろうから、これは記念の一枚。



L'AIR DU TEMPS VINCENT TOUCHARD TRIO

VINCENT TOUCHARD batterie & compositions
JEAN-CHARLES ACQUAVIVA piano
GABRIEL MIDON contrebasse

1 AUJQURD'HUI
2 LACHER-PRISE
3 42 A BREST
4 SOBRIETE
5 D'APRES LES SOUNDAGES
6 OPEN SPAVE
7 FAKE NEWS
8 TELETRAVIL
9 LA QUARANTAINE
10 MOUVEMENT SOCIAL
11 SELFIE
12 HD1

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パリで買ったCD 3 Duo BOUSSAGUET - MIRABASSI

2024-07-22 15:05:18 | 聞いてますCDいいと思う


2024年の新しいアルバムミラバッシはおなじみだけれど、ベースのピエール・ブサゲは知らなかった。
ピエール・ブサゲ、1962年フランス・タルヌ県アルビ生まれ。9歳でアコーデイオンを学び肇、13歳で自分のグループを作った。レイ・ブラウンのコンサートを聴いて衝撃を受けてじゃっず・ベーシストに転向したベテラン。
実は、かえって調べたら、どうやら覚えのあるアルバムが一枚いつ買ったけど現在手元にはなし。
フランスではピアノとベースのデュオの好きパターンなので買った。かえって調べたら日本でも手に入るみたい。ミラバッジの人気なら売れるだろう。

どちらも巧者なので、実に軽やかなデュオが続く。軽やかなところは軽やかに、美しいところは美しく。レイ・ブラウン系のベースをもう少し音を重くして、メロディアスなパターンにしてくれたら嬉しいのだけど、これはしょうがない。
とても気持ちよく聞くことのできるデュオだと思う。ミラバッジがプサゲを立てているような感じがするのも悪くない。
6曲目”My funny Valentine”をミラバッシがエレピで演るのがとても良い。エレピの音色のメロディーに触発されて、プサゲがメロディアスなベースを聞かせて、エレピ1曲だけだけど光っていて素晴らしい。
内容を知っていたら日本では買わないような気もするけれど、パリ、シャンゼリゼで出会って日本に来たアルバムだからそこがプラス。

Duo BOUSSAGUET - MIRABASSI

Pierre Boussaguet (b)
Giovanni Mirabassi (p)
2024年作品

1 Portrait de famille
2 Red for Fred
3 Villa Bys
4 Sur les quais du vieux Paris
5 My secret love
6 My funny Valentine
7 Specchio con Giovanni
8 Madisiana
9 Without a song
10 La vie en rose
2024年作品
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パリで買ったCD 2 moog project / THIERRY MAILLAD

2024-07-06 09:00:14 | 聞いてますCDいいと思う


このアルバムは日本にいるときに既に知っていたのだけれど買っていなかった。 MAILLADがmoogというのはどうかと思って買っていなかったけれど、パリの棚で出会ったのだから買うことにした。 MAILLADのアルバムはこれ一枚しか見つからず。(知らないアルバムを期待していたのに)
ところで声を買ったフナックというのは大型電気チェーン店、でもCDはあまりなく棚1ケぐらいで20分もあれば観る音が出来る。
わざわざ知っているアルバムをかったけれど、 MAILLADがmoogは不思議な感じもするけれど、そこは才人、難なくそのサウンドを作り上げている。聞き出すとドラムスは打ち込みではなくYoann Schmidt という人が叩いていてそれ以外にAmaury Fayeがキーボードであとはmoogで作っているのだろう。MAILLADの幅広い音楽視野でmoogでの表現も演りたかったのだろう。さうんどから嬉々とした感じが伝わってくる。



sy心を観てもわかるととおり多くのmoogを使っているのがわかる。



それにしても5曲目、何でmoogになると、ロケットの発射場面が出てくるのだろう。
今回のこれで THIERRY MAILLADほぼすべてかな。いずれにしてもパリで THIERRY MAILLADを買ってきた。

moog project / THIERRY MAILLAD

Thierry Maillard : keyboards and xurlitzer
Yoann Schmidt : drums anf PAD Roland SPD
Amaury Faye : piano, Fender Rhodes et keyboards

1.It's Raining Again
2.Breakfast in America
3.Cannonball
4.Kristelle
5.Towards The Moon
6.Free As An Eagle
7.Dreamer
8.The Logical Song
9.All The Things You Are
10.Private Joke
11.Goodbye Stranger
12.Le Bagne
13.Do Not Disturb
14.Take The Long Way Home
15.Moog To The Moon (edit radio)
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ただいまです IVRESSE / Jean-Philippe Viret

2024-06-22 13:48:17 | 聞いてますCDいいと思う


パリから昨日無事戻ってきた。もちろん問題が発生しなかったわけではないけれど、大きな失敗もなくほっとしている。
写真をパソコンに移したら1,000枚以上あったから(そのうち半分近くはダメだろうけど)そちらはえにっきとしてだんだんと旅の記録にしていきたい。
旅の途中でショップに行く時間もとれたので、まずはパリで仕入れたアルバムから紹介。
買ったのは全部で4枚、ちょっと危ない(持っているかもしれない)のが1枚、日本でも手に入るけれど持ってないからと買ったのが1枚、知ってる人だけどこの組み合わせ好きで買った1枚、そしてまるで知らない人のアルバム、カンでエイヤが1枚の4枚。まずは危ないかなと思いながら買ったものから。

Jean-Philippe Viretのアルバムがあって、知らないジャケだけど、ジャケだけ変わっているというのがよくある。2019年アルバムだけど、マッ良いかで購入、日本に帰ってみてみたら持っていなかったので大正解。
Jean-Philippe Viretはステファン・グラッペリが来日した時にバックで来ていたベーシストで、まえには六人のベーシスト集団「オルケストラ・ド・コントラバス」の一人。



日本では澤野さんのところからピアノのEdouard Ferletとのトリオ・アルバムがででいて買っている。並べてみた彼のアルバムはこうなっていた。


AUTREMENT DIT」  Rec 2002/11 ATELIER SAWANO


LE TEMPS QU'IL FAUT」 Rec 2008/3 ATELIER SAWANO

写真の感じがにていたのでこのアルバムとかぶっているかと心配した。


「POUR」 2010/6 ATELIER SAWANO

この後はmellssというところからアルバムがでている。


L'ineffable」 2014 mellss


Les idees heureuses」 2016 mellss

そして今回のアルバムですが録音が2019年2月22,23日 コンサートを録音したもので、mellssでの次のアルバムになるのでしょう。

ベースのリーダー作でピアノのEdouard Ferletも自分のアルバムを多く出している実力者だし、3者が完全にインプロを作り上げる完成された演奏となっています。
ベースがリーダーですから、ベースの比率が高いく、それっをうまい具合に引き立てるピアノとドラムスが聴けるというベースずきには良いアルバムです。
この後に「in vivo」というアルバムが2022年にリリースしてますが、そちらはパリの店にはなかった。アマゾンで聞けるのでそれでよしです。

IVRESSE / Jean-Philippe Viret

Jean-Philippe Viret bass
Edouard Ferlet  piano
Fabrice Moreau  drums

1 Saint Awawa
2 Cest ainsi
3 Entre deux reves
4 Pessoa
5 Indissocuable
6 Contre toute attente
7 A ta place
8 For Emile




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ゲイリー・バートンとパット・メセニーのアルバムを並べてみよう。

2024-06-10 15:39:56 | 聞いてますCDいいと思う
パット・メセニーがゲイリー・バートンのバンドに参加しているころの発掘アルバムをきいたけれど、二人の関係は面白いので並べてみよう。
まずバートンの自伝に書かれていることだけど、メセニーとの出会いから。
それは1973年」カンサス州ウイチタの地元大学バンドへの客演に出向いていたゲイリーはスタッフから凄いギター・プレーヤの存在を聴いた。共演を進められたが気の乗らないゲイリーに、あったその男は「僕はあなたの曲はすべて覚えている。一緒に演らして欲しい」と頼む。そして挙げたのが”ウォルターL”その演奏を聴いてゲイリ―は驚嘆する。
しかしバンドにはミック・グッドリックという、」この地域で最高のレベルのギタリストがいて、ミックが脱退しない限り、パットが加入できる見込みはなかった。
 「そんなある日解決策が突然現れる。その日、パットは地元の楽器店で買ったという12弦のエレキギターを持ってきた―奇妙な楽器としか言いようがない代物だ。~だがこのエレキバージョンは、普通の6弦ギターとまったく違う独特の音をだす。からかくしてゲイリー・バートン・クインテットとなり、続く2年間パットは12弦のエレキギターを演奏しつつ。6弦のギターを弾くミックとのあいだでソロを分け合った。」

そしてこのグループになって最初に録音したのが、エバーハルド・ウエーバーをゲストにしたこのアルバム。まだなじみが出来ていなくてちょっと地味な演奏になっている。


「RING」 WITH EBERHARD WEBER 1974年6月23,24日

それがブートだけれどライヴで、コリアの”Sea Jurney”やキースとも演った”Como En Vietnam”などのびのびとした演奏になある。バートン自身「僕のグループで人生で最高のグループである。」と書いている。


Amazing Grace 1975」 1975年3月4日

「クインテットとして活動中、これも僕の人生で最高のレコードが生まれた。カーラ・ブレーの音楽をフューチャーした2枚目のプロジェクト『ドリーム・ソー・リアル』である。


「DEWAMS SO REAL」 1975年

そして再びエバーハルド・ウエーバーが参加したライヴ演奏。ここでの個性ある二人のエレベが何とも刺激的で、この組み合わせでもう一つぐらい出て欲しいものだ。


LIVE IN OLYMPIA,WASHINGTON 1976」 1976年3月4日

その後、ミック・グッドリックとドラムスのボビー・モーゼスが抜けたメンバーで(ドラムスはパットの同僚壇・ゴットリーヴ)でECMへの録音。


「PASSENGER」 1976年11月15日

そして今回入手のアルバムとなる。12弦ギターだけだったことに不満なところがあったのが、縦横にギターを弾けるようになったパットがいい。


「OSLO 1976」 1976年11月25日 クラブ7」

ここでもう一度バートンの自伝を引用しよう。

 「1977年のあるとき、僕はパットのバンド脱退が近づいている予兆を感じ取った。そろ演奏の時間があまりに延び、音量もときどき大きくなり過ぎることに気づいたのだ。また一部の曲をどう扱うか僕が本雄少しアドバイスしただけで、口論となることもあった。~つまりスタン・ゲッツの基を離れる直前の体験とおなじであり、~パットが次の段階に移らなければならないことを、僕は(おそらく彼自身より早く)理解した。」
「ドラマーのダニー・ゴットリーブもパットのバンド結成を助けるべく。(僕の祝福を受けて)カルテットをさった。二人はマイアミ大学に通っていたころからの知り合いで、ともに活動を続けたがっていることは僕緒知っていた。そして僕の予想通り、パット・メセニーグループはほぼ一夜にして国際的な名声を勝ち取ったのである。

次の今日お延は12年後になる。そのこともちょっと自伝から。

 「僕はモントリオール・ジャズフェスティバルでようやくパットとの再会をはたした。~ある日、デイレクターかのひとりから僕の自宅に電話があり、パットを僕のバンドにいれて演奏させてみないかと提案を受ける。『面白そうだと』と僕は感じた。しかしモントリオールに入ってみると、どうしても不安が湧き上げる。長いことパットに合ってないし、どうゆうことになるか見当もつかない。しかしヴィブラフォンの準備をしていると、「やあ、チーフ」という聴き奈良田声が耳に入った。そして突然、ともに演奏したのが昨日のように感じられた。その夜、二人のパフォーマンスはこのうえなく素晴らしい出来だった。僕らはすぐ、レコーディングの計画と立て始める。」
そしてできたのがGRPからのこのアルバム。


「REUNION」 1989年5月6-10日

そしてそれが素晴らしいメンバーでの最高と言える演奏となるこのアルバムが生まれる。


LIKE MINDS」 1997年5月

そして時を経て再びカルテットでのライブ、ここで”ウオルターL”を演奏するのはパットの提案だと確信する。


QUARTET LIVE」 2007年6月10,11日 ヨシズ

そしてECMの主催のエバーハルド・ウエーバーの誕生日の祝賀演奏での共演になる。


「HOMMAGE EBERHARD WEBER」 2015年2月

これが二人の共演になるけれど、ほかにもあるのか知らない。
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