goo blog サービス終了のお知らせ 

JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

陪審2番 

2025-05-07 21:38:18 | 映画
 

DVDの宣伝をみていたら、好きな裁判物らしきものがあって、なんとクリント・イーストウッドが監督だということで即借りてみた。
どうやら日本では未公開だったようで、知らなかった。手元に届く前に、感度の高いお仲間がすでに見ていて評判もいい。
2時間を切る映画だけど、これが息をつかさぬ場面が続く。
これを観れば、多くの人が1957年シドニー・ルメット監督の「12人の怒れる人」を思い起こすだろう。もちろんイーストウッドもこの作品をベースにその展開をはかっていると思う。
57年の作品ではヘンリー・フォンダが陪審審議で12対1からだんだんと真実をつかみ取っていく映画で、その真実と正義への道が素晴らしかった。
同じようなフレーム・ワークでの陪審員の場面だけど今回の方が結構つらい。
「12人」の方は1957年のアメリカ映画、正義が保持されるところが何とも気持ちがよいのである。
ネタバレになるから筋は書かないけれど1057年と2024年と67年時代が変遷して、正義の意義は変わったのだろうかというのが、興味ある人の味方になるかもしれはい。
映画の最期で結論も(ちょっと微妙だけど)を出すけれど、感じるのは、正義の正体が複雑になってきているなと思うことです。

ツタヤ採点 3.17 採点  4.4
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GWの穴場

2025-05-05 13:10:32 | その他
連休にオクサンの実家にいって何日か過ごした。
結構おすすめが確認できたので記事にしておこう。暇がある人はどうでしょう。
藤のライトアップを見に行こうとしたけれど、そちらは雨で中止。
翌日はいつもの美術館へ、しばらくお休みをいただいてリニューアル(照明などを換えたみたい)だそうだ。
「エコールド・パリの画家たちと松本俊介」という題材で再スタート。入魂の展示となっていた。館長のご挨拶から。



知らなかったブラックに作品もうれしい。





「エコールド・パリの画家たちと松本俊介」はこんな感じ、お借りしたモリジアーニが真ん中にあった。俊介はモジリアーニ大きく影響を受けていたのですね。この絵を見て解った。



今回俊介の絵が多く展示さえれていて、久しぶりに圧巻だ。

  

お金がままならなかったからモデルはオクサンが多い。

他にも 

  

大川美術館を楽しんだ夜は前に行ったフレンチが家に料理を持ってきてくれるというので、ちびも来たのでそちらになった。

  

  

翌日は動物園とかいってその翌日、こちらは初めて行く、「昆虫の森」というところ。県立でしっかりとした管理ができている。



展示もしっかりした説明があって、一つ一つ見ても楽しめる。

 

圧巻は温室、蝶が乱舞していて、これは久しぶりに驚いた。

  

行ったのは平日だったけど、広いところだからGW結構いいかも。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古きも新しい SINNY STITT PLAYS

2025-05-04 15:15:57 | 聞いてますCDおすすめ


たまにだけどソニー・ステットがとても聞きたくなる。あの明るく、思い切りよくフレーズを吹くステットが好きだ。
ステットを振り返ったこともあたけれど、あれ、これ持っていないかったというアルバムがあり、1,000円ちょっとなので、直ぐ注文した。
1955年の録音で、ステットの録音としてはほぼ初期、アルトのフレージングに迷い(パーカーと似すぎているいわれた)もなく、気持ちよくフレーズを吹くステットは、、まさにパーカーと同じくらいのフレージングをつくる人だったと思う。
そしてこのアルバムがまさにそれだろう。
1955年の録音だから、かなり初期の録音で迷いがない。ステットは途中パカーと同じ路線過ぎるということで(パーカーには勝てない)テナーなんかも吹いていたけど、その後吹っ切れて晩年がとても味があって良かった。
こちらは初期でその悩みもなく、フレーズにまっすくに挑むところが気持ちが良い。

新しいのを捜すのも大切だけど、こういうのを忘れちゃいけないな。


SINNY STITT PLAYS

Bass – Wendell Marshall
Drums – "Shadow" Wilson*
Guitar – Freddie Greene*
Piano – Hank Jones
Saxophone – Sonny Stitt
1955年12月15,16日 録音

1 There'll Never Be Another You
2 The Nearness Of You
3 Biscuit Mix
4 Yesterdays
5 Afterwards
6 If I Should Lose You
7 Blues For Bobby
8 My Melancholy Baby

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜望峰の風にのせて

2025-05-02 13:18:32 | 映画


海洋の話が好きでDVDをみたし、ドキュメンター作品の本も読んだ。
海洋物が好きだからと別のDVDを借りたら、この前読んだ「狂人たちの世界一周」の無寄港世界一周のレース、ゴールデン・グローヴ・レースを題材にした映画だった。
サンデータイムズ社が企画した1968年に開催されえたこのレース、9人が参加し8人が脱落した。
映画は優勝したイギリスのロビン・ノックス=ジョンストンが主人公ではなく、レースに参加したドナルド・クロスハーストという人が主人公。このクロスハーストを演じたのが「英国王のスピーチ」のフリン・ファースト。監督は「博士と彼女のセオリー」のジェームズ・マーシュ、スタッフは素晴らしいけれど、題材としては重くなるだろう。

というのもレースでは、完走者がロビン・ノックス=ジョンストンただ一人で、この映画の主人公ドナルド・クロスハーストは一番の悲劇人になるからだ。
エレクトロにクスの会社を営むドナルド・クロスハーストは、非常にポジティヴな性格で、自分の開発品の機材の販売に、このレースが利用できると考える。会社はかたむいていて、家族を養ううえでも大きな賭けにでる。ヨットに素人なのに前向きに挑戦をはじめ子供3人のいる家庭を納得させレースに参加する。
そして長い不慣れな航海に変調をきたしていき、悲劇に繋がっていく。
本の方はメンバーがたくさんだったけど、こちらはその一人が対象だからわかりやすい。ただ相手は悲劇の人と解っているのでそちらはつらい。本では読み取りずらい主人公の苦悩が伝わる。前向きな人間が、すべて壊されていくことが描かれる。

この映画単に悲劇をえがいているわけではなく、壊れていく主人公が最後にたどり着く心境を描いたもの。
公開された映画の間違ているところは、その邦題。「喜望峰の風にのせて」これじゃ伝わらない。
原題は「THE MERCY」 慈悲という意味。邦題を付けた人はこのタイトルがついた理由を知っていたのだろうか。
ピーター・ニコルスの書いた「狂人たちの世界一周」のさいごのページ最後の文章はこうである。それは亡くなったクロスハーストが船に残したログブックに残した最期の言葉。

「これは慈悲である。」

この映画で知ったことでうれしいことが、エンディング・ロールでながれた。
優勝したロビン、ノック=ジョンストンは優勝賞金をクロスハーストの遺族に贈った。

ツタヤ 採点 3.15 採点  3.2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アドリフト 41日の漂流

2025-04-29 10:29:36 | 映画


漂流の話が昔から結構好きで、読んだりしている。ネットで見ていたらそんな題材があるので借りてみた。
2018年アメリカの映画だそうで、主演はシィリーン・ウッドリー(1991年生まれ)、この人知っている。
この人がでた2014年の映画「きっと星のせいでない」が大好きな映画だった。



その彼女もちょっと年がいっての、漂流もの体当たりな演技になった。

最初から、マストがなくなった壊れた船に取り残されたヒロイン。大きな嵐にあってフィアンセのリチャードがいない状態からストーリーが始まる。
その後、画面ではデンキーにしがみついた彼をみつけて船に引き上げ、漂流がはじまる。
タヒチからカルフォルニアへ航海の途中での嵐で船は自力走行が不可能で、ハワイを目指し漂流をはじめる。
後半、なるほどそうだよね、という場面があって話が落ち着く。しれも実話なので、突飛な結末ではなく、現在も航海を続けるヒロインがエピローグで移り納得の終焉となる。
ヨットのドキュメンタリーを丁度読んだところなので、海の風の優しさと凄さを思う。

アドリフト 41日の漂流
評価  3.05   ツタヤ評価 3.26
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狂人たちの世界一周 ピーター・ニコルス 著 園部晃哲 訳

2025-04-27 20:30:40 | 
 

信頼を置いている書店にいったら、ドキュメンタリーの棚にこれがあった。ちょっとお高くて、ハードだけれど、テーマは好きな海洋ものなので買ってみた。
”最も過酷なヨットレースに挑んだ男たち”と副題がついている本。1968年サンデータイムズ社主催でおこなわれた、ゴールデン・グローブ世界1周レースの模様をえがいた本。

レースは無寄港、海上でも出港時につみこんだもの以外一切受け取る事ができず、新聞も手紙もうけとれないという非人道てきなルールが決められていえ、その割に参加資格の制限はほとんどないものだった。
読み始めると本の装丁が硬くて開いているのが結構大変。そして登場人物はもちろん外人で人数もおおいので、なかなか入り込めないで苦労した。
そんなことで参加者は様々、そこからの問題も発生する。
9人が参加したが、船の手配から準備ときちんとできた人が結局勝つことになるわけだけれど、とんでもない人がいて、結果的にひどいことになった。現代の原子機器のない時代での冒険、読んでいておもしろといえる展開になる。

本の帯にネタバレがあるのは(こちらはそれに気が付かないで良かった)よろしくない。

帯の文を引用してしまおう。

1968年に開催された、史上初の無寄港世界一周レース。9人が出航し、8人は脱落、遭難、自殺。かえってきたのはたった一人ー。

この帯で内容はわかってしまうけど、ドキュメンタリーだから話は結果だけじゃないからいいか。

この後いくつか映画にであったので添えは後程。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝石に会うような WHEN EVERYONE HAS GONE / ESBJORN SVENNSON TRIO

2025-04-26 16:55:59 | 聞いてますCDおすすめ


ネットの販売業者がセールしますと案内をくれて、見ていたらいくつか欲しいのがあった一枚。
エスビョルン・スヴェンソンが亡くなってからすでに17年がたつのですね。E.S.T.のアルバウはかなり買っているけれど、このアルバムは持っていなかった。1993年のデヴュー・アルバムで懐かしいDRAGONからでたもの。
これまでもっているので一番古かったのは1996年にリリースされたモンクの曲を演奏したものだった。こちらはE.S.Tの『Mr. and Mrs. Handkerchief』(Prophone)に続く第三作目。


「Esbjorn Svensson Trio Plats Monk」 1996年1月録音

ちょっとワクワクして聴きはじめたけど、これがなんと懐かしいスヴェンソン。サウンドが変化する前でも、スヴェンソンはスヴェンソン。というか逆に彼のエッセンスが鮮明に聞こえてくる。
磨き抜かれたというか、宝石を岩の中から取り出すようなフレーズが連なる。
昔に探したけれど、たぶんなかったアルバムなんだろう。これに出会えたことは結構うれしい。

WHEN EVERYONE HAS GONE / ESBJORN SVENNSON TRIO

ESBJORN SVENSSON(p,rhodes,etc)
DAN BERGLUND(b)
MAGNUS OSTROM(ds)
1993年録音

1 When Everyone Has Gone
2 Fingertrip
3 Free Four
4 Stella By Starlight
5 4 AM
6 Mohammed Goes To New York, Part 1
7 Mohammed Goes To New York, Part 2
8 Waltz For The Lonely Ones
9 Silly Walk
10 Touch Touch
11 Hands Off
1993年録音
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1965年のコルトレーン おまけ

2025-04-24 16:32:02 | 聞いてますCDいいと思う
1065年のジョン・コルトレーンの演奏が気になって並べたら、随分永くなってしまった。
1965年の演奏がこれですべてかというと、いやいやもっとあって、そちらは聴いたことがない。
研究されている方資料によれば、記事にしたタイトルのほかにいくつかの録音記録がある。
そのアルバムは聴いたことがないわけだけど、せっかくここまで来たのだから記載をしておこう

「Creation」 1965年4月
「Coast To Coast」 1965年4月
「Brazilla」 1965年5月
「Live in Complaim -la Tour 1965」1965年7月

もっとあるかもしれないけれど、大体の形はつかめたと思う。

黄金のカルテットとよばれながら、新しい音を求めて突き進んでいった、コルトレーンの手法と実際が、解ったような気がする。そして改めて、彼の寿命がもう少しのびていたら、この先のサウンドがあったと確信するに至った。

こん回、こんな長い企画にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回聞いた曲を録音順にならべたリストを掲載しますので(赤字は聴いていない)参考にしていただければと思います。」

1965年のコルトレーン
録音日      曲名       アルバムタイトル
1963/4/29 Dear Old Stockholm DEAR OLD STOCKHOLM
1963/4/29 After The Rain      DEAR OLD STOCKHOLM
1963/7/7 My Faverite Things   SELFLESSNESS ニューポート・ジャズ
1963/7/7 I WANT TO TALK ABOUT YOU SELFLESSNESS ニューポート・ジャズ
1965/2/17 Nature boy FeelIN 'Good
1965/2/18 Nature boy The John Coltrane Plays
1965/3/17 Chim Chim Cheree The John Coltrane Plays
1965/3/17 Brazilia       The John Coltrane Plays
1965/3/17 SONG OF PRAISE   The John Coltrane Plays
1965/3/26 Afro Blue       Song Of Praise New York1965
1965/3/26 One Down.One UP   Song Of Praise New York1965
1965/3/28 Nature Boy     THE NEW WAVE IN JAZZ
1965/5/7 Song of Praise Song Of Praise New York1965
1965/5/7 My Faverite Things Song Of Praise New York1965
1965/5/26 One Down.One UP   DEAR OLD STOCKHOLM
1965/5/26 After The Crescent   DEAR OLD STOCKHOLM
1965/5/26 Dear Lord      DEAR OLD STOCKHOLM
1965/5/26 Dear Lord     TRANSITION
1965/6/10 WELCOME      KULU SE MAMA
1965/6/10 TRANSITION     TRANSITION
1965/6/10 組曲 A-E     TRANSITION
1965/6/10 UNTITLED 90314 LIVING SPACR
1965/6/10 THE LAST BLUE LIVING SPACR
1965/6/16 LIVING SOACE LIVING SPACR
1965/6/16 DUSK-DAWN   LIVING SPACR
1965/6/16 UNTITILED 90320 LIVING SPACR
1965/6/16 VIGIL     KULU SE MAMA
1965/6/28 ASENSION
1965/7/2 One Down.One UP NEW THING AT NEWPORT
1965/7/2 My Faverite Things NEW THING AT NEWPORT
1965/7/26,27 A LOVE SUPREME A LIVE SUPREME LIVE
1965/6/26,27 IMPRESSIONS   A LIVE SUPREME LIVE
1965/7/27 NAIMA        LIVE IN FRANCE
1965/7/27 ASCECION      LIVE IN FRANCE
1965/7/27 My Faverite Things    LIVE IN FRANCE
1965/7/27 IMPRESSIONS    LIVE IN FRANCE
1965/7/28 ASCECION      LIVE IN FRANCE
1965/7/28 AFRO BLUE      LIVE IN FRANCE
1965/7/28 IMPRESSIONS    LIVE IN FRANCE
1965/8/26 DEARLY BELOVED  SUN SHIP
1965/8/26 ATTAINING      SUN SHIP
1965/8/26 SUN SHIP      SUN SHIP
1965/8/26 ASCENT        SUN SHIP
1965/8/26 AMEN        SUN SHIP
1965/9/2 LOVE First Meditation 黄金カルテットの最期
1965/9/2 COMPASSION JOY First Meditation 黄金カルテットの最期
1965/9/2 CONSEQUENES   First Meditation 黄金カルテットの最期
1965/9/2 SERENITY     First Meditation 黄金カルテットの最期
1965/9/22 JOY First Meditation 黄金カルテットの最期
1965/9/30 UNTITLE ORIGINAK THE UNISSUED SEATTLE
1965/9/30 AFRO BLUE      THE UNISSUED SEATTLE
1965/9/30 LUSH LIFE      THE UNISSUED SEATTLE
1965/9/30 My Faverite Things     THE UNISSUED SEATTLE
1965/9/30 COSMOS John Coltrane Featurung Pharao Sanders
1965/9/30 OUT OF THIS WORLD John Coltrane Featurung Pharao Sanders
1965/9/30 EVOLUTION John Coltrane Featurung Pharao Sanders
1965/9/30 BODY And Soul John Coltrane Featurung Pharao Sanders
1965/10/1 OM

1965/10/2 A LOVE SUPREME A LOVE SUPREME LIVE IN SEATTLE
1965/10/14 SELFLESSMESS   SELEFLESSNESS
1965/10/14 KULU SE MAMA   KULU SE MAMA
1965/11/23 父と子と精霊     MEDITATIONS
1965/11/23 COMPASSION   MEDITATIONS
1965/11/23 LOVE        MEDITATIONS
1965/11/23 CONSEQUENCES   MEDITATIONS
1965/11/23 QERNITY     MEDITATIONS


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せな人生の選択

2025-04-22 22:24:38 | 映画


幸せな人生の選択

日本タイトルはどうでも良いようなものになっているけれど、現代は「トルーマン」、主人公のかっている犬の名前だ。
どう考えてもことらの方がおさまりが良い。
話はスペインに住む肺がんで余命がない友のもとを、カナダから落ち連れた親友との4日間の物語になる。

カナダの冬の街並みとギターの音で始まって、主人公がスペインに出発する場面は、わずか1分で死期を悟った友人への思いが見事に表された。
実に丁寧に描かれたストーリーは、この年になる見には実は身近だ。
亡くなる友人を送ったことも、いやもうすぐこちらの身のことかと思うことも、また気を使ってくれる息子がいることも、すべてこの映画はこの年になると身にしみる。

2015年のスペイン・アルゼンチン合作でセスク・ゲイ戸井監督の作品でスペイン版アカデミー賞といわれる第30回ゴヤ賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞の5部門を受賞したそうだ。
このストーリーなら、日本を舞台に俳優をえらんでリメイクが十分に可能な日本にあるストーリーだとおもった。
ゴミみたいな犬も良い。

採点 3.7 ツタヤ採点 3.02
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水面の動きのように TIDS OF BLUE / 栗原すみれ・須川崇志・藤本一馬

2025-04-20 22:20:28 | 聞いてますCDおすすめ


栗原すみれさんというピアニストは知らないけれど、藤本一馬と須川君はしいているから、これは面白そうと買ってみた。
これが、うまい具合に各プレーヤーの立ち位置があっている。それぞれに音楽的に確立していることは確かなのだけれど、ここではインター・プレー、それが何とも落ち着いて調和する。
誰がリーダーということないのだけれど、ちょっとピアノのすみれさんの流れが出ているかな。
1曲目のピアノのアルペジオと須川氏のアコベに耳がいくと、そこには藤本氏のギターがきちんと寄り添っている。1曲目、2曲目、5曲目7曲目が栗原すみれ氏の曲で、個性が確立している。残りが藤本一馬氏の曲。曲も書ける須川氏の曲がないのはちょっと寂しい。
個性が絡み、浪打ったり、さざ波になったり、静かななぎが訪れたりと、3人の思いがよく伝わる。
3本のアコーステックがみずみずしくからみあうので、強い刺激、興奮はないけれど、ときどきテーブルになせる気がするアルバムになると思う。

TIDS OF BLUE / 栗原すみれ・須川崇志・藤本一馬

栗林すみれ piano
藤本一馬  guitar
須川崇志  bass
2024年8月22日 東京録音

1. Tides of Blue
2. The Ways to Come Back Home Again
3. Let Me...
4. Dew
5. Here My Home
6. Pathway to Light
7. Road




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする