JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

草刈りの後

2024-08-25 13:37:13 | その他
義姉の誕生日で、庭に雑草が大分はえたというので、2日がかりの草刈りに行った。それなりに大変だけど、夜はいたことのない店に連れて行ってくれた。
そこがここ。



町中華みたいだけれど、声がフレンチの店、予約制に8人までの店でこの日は3人で貸し切り。



宇通の家をレストランにしたてたお店、まずはアミューズメント



鰹の瞬間スモーク茸のメリネ添え バルサミコ酢の香草ソース



これ大変に良い味付け

ズッキーニのフラン雲丹入りブールブランソース



ガスパチョスープ 茄子のキャビア添え



白身魚のブイアベース仕立て



国産鶏胸肉のローストと腿肉のコンフィフォアグラ風味



これも美味

上州牛のイチボのロースト ポートワインソース添え



デザートは白桃歌姫メルバ風



この後4種類のケーキを小さく切り分けてくれた。

シェフ一人とオクサンの小さな店だけれど、味のレベルが安定していいてとても良い流れの食事だった。

翌日はここでパスタをいただいてもどったけれど、義姉の車に携帯と財布を落としてた。やれやれ、でも良しとするか。

 





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これで死ぬ 羽根田 治 著

2024-08-23 21:27:16 | 


副題に”アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集”とあって山と渓谷社からでているので、ある意味まじめに読む本と思って借りてみた。
山や海や川アで起こる事故の事例と、予防策がならんでいる。確かに一つ一つおこったら大変なことだから、きちんと読むべきだ。
ほんの方はどこから読んでも良いと書いてあるので目次で読むところを捜していく。

 

1章「山で死ぬ」の最初”転倒して死ぬ”はありそうだなと思って読むけれど、順盤に見ていくと、どうも遭遇しないだろうとおもうことがほとんど。”毒ヘビに咬まれて死ぬ”とか“ため池に落ちて死ぬ”とか何とも勘弁願いたいけど、どうもそのような目に遭遇しそうにない。
この本の装丁活動は、登山、はいイング、キャンプ、山菜・キノコ採り、スキー、スノボ、マリン・スポーツ、磯遊び、釣り、海水浴などだから、この年のこちらにはあまり関係なかったか。

”もちをのどに詰まらせて死ぬ”とか”階段から落ちて死ぬ”とか”風呂で寝込んで死ぬ”とかそうゆうのがこちらには必要で、主婦の友社ぐらいで出してくれないか。
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新しい看板か MY PROPHET / ODED TZUR

2024-08-21 11:12:43 | 聞いてますCDおすすめ


イスラエル出身のテナーサックス奏者、オデッド・ツールのECMから3枚目のリーダーアルバムだそうで、ちょっと変わった風合いのテナーは、そうか、チャールス・ロイドの後釜みたいな感じを狙っているのか、と思ってしまう。それが悪いわけではないけれど、数年前のenjaからのリーダー作の風合いも良い感じがする。



1曲目の”エピローグ”のあと、ちょっとソプラノかとおもうような柔らかい音色のテナー、独特のフレージングはどこかの民謡を思わせる。ピアノはアヴィシャン・コーエンのところにいたニタイ・ハーシュコヴィック。このテナーの風合いにはぴったりな人選だと思う。そういえば一作目はシャイ・マエストロだからイスラエル繋がりなんだ。
3曲目ベースのPetros KlampanisはギリシャとNYで活躍するひとだそうだけれど、ディスコグラフィーをみると1枚も聴いたことがなかった。中盤に再びなかなかいいソロをとる。
4曲目”Renata”では中盤、音色をブローさせてオオと思わせる、その後にタイのピアノがスッとそこを安定させる、なかなかに気の利いたアレンジ。
タイトル曲 ”My Prophet”は心安らかにする雰囲気ではじまる、この私の預言者は、オクサンのことだそうで、ちょっとカッコいい。
最期の曲、リズミックになってどこかで聞いたようなテーマ、静かな曲調のなかでこういう風にも終わらせると幅も見せる。
ドラムスは今回からブラジル出身のCyrano Almeidaに代わっている。ピアノ、ベース、ドラムスが何ともうまくツールの音色とメロディを支える構図で、安定したサウンドを作る。
このグループこのまましばらく続くと思う。ECMのテナーに一つ看板ができただろうか。

MY PROPHET / ODED TZUR

Oded Tzur – tenor saxophone
Nitai Hershkovits – piano
Petros Klampanis – double bass
Cyrano Almeida – drums
2023年11月 フランスペルヌ・レ・フォンテーヌ・ステュディオ・ラ・ビュインンヌ録音

1. エピローグ Epilogue
2. チャイルド・ユー Child You
3. スルー・ア・ランド・アンソウン Through A Land Unsown
4. レナータ Renata
5. マイ・プロフェット My Prophet
6. ラスト・バイク・ライド・イン・パリ Last Bike Ride In Pparis
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新企画 夏にJAZZ

2024-08-18 14:13:29 | 聞いてますCDいいと思う
blogに書くこ内容を結構考えている。それで思いついたのが夏に合ったジャズを集めてみようということ。この手、あと3回使えるし。
そう思ったのはタワーで買った「4 Seasons of jazz」というお得盤。



春夏秋冬を4枚のCDにまとめたもの。夏は2つ目で1曲目が”スリー・サンズの”オーソレミオ”でそれなりに夏だ。2曲目はスタン・ゲッツだし、と考えられているのはわかる。それに対抗してこちらの夏ジャズをあつめようという狙い。

アルバムの曲はこのようになっていた。



著作権落ちのものを集めたものだからちょっと古い。 こちらの夏にあう曲、アルバムを並べてみよう。
まず”サマー・サンバ”やジョビンの曲を思いついたけれど、うちの棚にあるもので勝負しなければいけない。棚をあさって選んでいって、イメージ合うか聞いてみると、結構大変な作業になってきた。
作業しているうちあることに気が付いた。
集めたアルバムは21枚になりました。

さてどれからにしよう、まずはジャケが有名なちころで、これが最初で、良いだろう。


「surf ride」 Surf Ride  ArtPepper 1953 12 24

続いてジャケから選んでいこう。Marc Johnsonのこれは夏の朝の出来事だ。


「Summer Running」 SUMMER RUNNING Marc Johnson 1998

夏季の特別講座はスタンリー・クラーク



「SCHOOL DAYS」 SCKOOL DAYS STANLEY CLARKE 1976

続いてこれは避暑地での思い出


「思い出の夏」 THE SUMMER KNOWS  ART FARMER 1076

次は学校のプールの夏休み解放


「Swimming Pool」 Swimming Pool Benjamin Moussay 1991

夏の夕暮れの道


「ROAD SONG」 ROAD SONG WES MONTGOMERY 1968

ここら辺からジャケは夏といえないけれど、感じで夏。


「sugar」 suger Stanley Turentine 1970

夏の空にブーンという飛行機


「FOREST FLOWER SUNSET」 Forest Flower CHARES LLOYD 1966

こちらも夏の夕暮れか


「Ballet」  Duster gary burton 1967

ここら辺になって気が付いた。そのある事とは、夏のイメージで集めだしたけれど、これって自分の青春の時のアルバムがほとんどになっている。まさに人生の夏の集まりなんだ。


「Stuff」Miles In The Sky Miles Davis 1968


「COUNTRY PREACHER」 Cannonball Adderley 1969


「Memphis Underground」  Menphis Underground HerbieMann 1969


「EVERYMAN'S YOUR BROTHER」 The Fouth Way 1969

こうやってみると1969年が続いていて、このころ青春真っ盛りだったということになる。

熱い夏の街


「Inner City Blues」 INner City Blues Grover Wasington Jr. 1972

こうやって並べてみているけれど、昨今の夏の暑さはちょっと知あってきているので、夏のイメージも一昔前の夏ということにしてもらいたい。


「FIREBIRD」 Giant Box Don Sebesky 1973

ここらへんでゲッツ、ジルベルトも並べておきたいけど持っているアルバムはこれだけ。


「CORCOVADO」 LIVE AT THE BERRLIN JAZZ FESTIVAL 1966


「La Fiesta」 SPAIN again MICHEL CAMiLO & TOMATiTO 2006

曲名からもいくつか。


「サマー・レイン」  アナザー・マインド  上原ひろみ  2002


「Summer Day」 METHENY MEHLDAU 2006

我々の時代夏、海とくればパイプラインだった。


「Pipeline」 GUITAR IN THE SPACE AGE! BILL FRISELL 2014

そしてこの曲も夏につながっている


「波路はるかに」 SUNGASSL  Nakamura Seiichi 2008

この企画思いついたのは随分前だけど、旅行したり、そちらの記事だったりで、もうだいぶ夏も進んでしまった。没にしようかともおもったけれど、まだまだ暑い日はつづきそうなので、アップすることにした。秋、冬とアルバムが見つかるか、見つかっても区切りはどうするか、ここのところの季節感は難しい。早めに考えて、タイミングはずさないようにしよう。












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現役JAZZピアニスト100人選定評議会 第19回定期理事会

2024-08-16 09:02:47 | 現役ピアニスト名鑑
この会の報告を書くにあたって、年ごとに夏の気温が上がってきているのを思い知らされる。
会合のために集魚することを取りやめて、リモート会議ということになった。

特に議題を定めないトークで、山野楽器のCD販売撤退、CDの売り場面積縮小など、ショップの品質が落ちてきていることを懸念する声が多くでた。
またCDのハードでの販売から配信のものが多くなり、従来とくらべ、ミュージシャンの活動の把握の仕方もかわってきていること。
流れでこの会自体の存続を危ぶむ声が上がってきた。

今回も議題自体乏しく、新しい選定が乏しいことを注意事項として確認した。

今年度の議決1件

ピアニストこの一枚でアントニオ・ファラオのものが「ENCORE」であったが今回最近リリースされた「Tribtes」に変更することとした。
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アメリカからイタリア Ennio / Gregoire Maret Romain Collin

2024-08-14 16:45:03 | 聞いてますCDいいと思う


ショップを歩いていたら棚に見つけたのは Grégoire Maretの名前。知らないで買った前作「Americana」がとても気に入ったので声は即選択。前作ではビル・フルゼールをゲストにカントリー的な良い味付けだった。



今回はなんとイタリア、「ennio」というタイトルだからエンニオ・モリコーネ集。”ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”のおなじみのテーマから始まる。
ピアノは連名の Romain Collinで同じ。ギター、フルートが曲によって参加、ゲストヴォーカルの名がある。
知らない曲もだいぶあるけれど、7曲目は”Cinema Paradiso”結構サラッと演ってしまう。8曲目がヴ男女2人のデュオ入りだけどなんと Cassandra Wilson,とregory Poter、これはちょっと驚き。クレジットみたら録音は2021年9月NYの録音だった。前作のリリースの翌年に録っていわけだ。
余り癖の強くないハーモニカは、前作もそうだけれど、てーまにうまく合っていくように思う。アメリカのあとイタリアだったから都議も面白いのをテーマにしてアルバムを出して欲しい。


Ennio / Gregoire Maret Romain Collin

Chromatic Harmonica: Grégoire Maret
Piano, Keyboards: Romain Collin
Drums: Marcus Gilmore
Bass: Burniss Earl Travis II
Guitars: Marvin Sewell
Flute: Alexandra Sopp
Special guests: Cassandra Wilson,Gregory Poter

2024年作品

1 Once Upon a Time in America (Deborah's Theme)
2 For a Few Dollars More: Watch Crimes
3 The Good, the Bad and the Ugly: The Ecstacy Of Gold
4 Suoni Per Dino
5 Once Upon a Time in the West (Intro)
6 Once Upon a Time in the West
7 Cinema Paradiso
8 Se Telefonando
9 Chi Mai - Le Professionnel
10 The Sicilian Clan
11 Tragedy of a Ridiculous Man
12 Man with a Harmonica

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東山魁夷とペルー まるで関係ない

2024-08-12 09:35:21 | その他
義姉が日曜日に用事があるので前日泊まることとなった。昼間から時間があるということで、休みの間に行こうとしていた展覧会に一緒に行った。
そこから電車で1本(線は乗り換える)の駅にある、お気に入りのお店で食事をすることにした。

まずは展覧会は東山魁夷、場所は山種美術館。



東山魁夷は長野の美術館でしっかりみているので、今回展示されていた十数点ではちょっと迫力不足。でも展示は「東山魁夷と日本の夏」とあるのでこちらの不注意。今回この1枚だけが撮影可で他はすべてダメ。



パリでどこの美術館も撮り放題だったので、なぜだかおかしい。(長野は撮ることができたので、作者からの規制ではなさそう)

あっという間に見終わって、食事するお店の駅に移動。お店があくまで1時間、これを潰すのは良い手は見つからなかった。
ゆっくりゆっくりあるいて、お店の前で10分待って開店。



ランチには来ているけど、夜にも来てというのが果たせた、御贔屓のペルー料理のお店。コースをいただいた。



夏野菜とワンカイーナ 黄色唐辛子とゴーヤのチーズソース
ゴーヤの苦みとソフトなジャガイモ、2種類のソースとのづ馬らしいハーモニー



夏野菜のセビチェ トマトのレチェティグレと鮮魚、季節野菜のマリネ



パパ・レジェ-ナ ペルー風コロッケと茄子のソース



チチャロン・デ・チャンチョ 豚ブロックと秘伝のタレ、パパセカクリーム煮
油をしっかりと落としてまるでもたれない



親鳥出汁とオレガノ風味の濃厚スープ キヌアのおじや ロコトジュレ



チリモヤのアイスクリーム パッションソースと白瓜コンポート生姜ジュレ

帰りは歩きたくないのでタクシーにして、待つ間にこんなの頂いちゃいました。



ラムを一杯。




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ラブカは静かに弓を持つ 安壇美緒 著

2024-08-10 14:11:03 | 


本の外表紙を見てもわかるようにチェロを弾くこのものがたっりだろうと借りてみた。今年の本屋大賞の候補作だった。
全日本音楽著作権連名に努める橘樹という25歳の男が主人公でこの子は5歳から13歳までチェロを弾いていた。あることでチェロをやめていたけれど、大手音楽教室を運営するミカサの教室にスパイとして通うことを支持される。音楽教室での著作権料の支払い問題での教室の授業内容の調査目的だった。
教室に通うようになって、やがてチェロの魅力にひかれだし、という話。
この本もちろんチェロということでかりただけど、あまりこの主人公には思い入れが持てなかった。子供のころの体験(誘拐されかけた)がトラウマになっていて、性格もストレートということがなく、不眠症、引っ込み思案でどうも暗い。そしてしていることは教室での行使の盗聴と素直なチェリストとは言えない。
この作家が実際にチェロを弾くかどうかもちょっと疑問で、もし引くとなればもうすこし、演奏のことが表現されたような気がする。
でもチェロの小説なんてすくないからまあ、楽しめた。

一か所チェロのことの記述で心に残った個所。

 「 そして運指に気をやり過ぎない、と浅葉(チェロ講師)が手本でチェロを弾く。
  とにかくチェロは弓なんだ、というのが浅葉の口癖で、もう何度、同じセリフで注意されたかわからない。」

これは頭にいれておこう。
  
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改めて向かい会う Tributes / ANTONIO FARAO

2024-08-08 09:55:48 | 聞いてますCDおすすめ


アントニオ・ファラオのリーダー・アルバムは久しぶりで10年ぶりだろうか。
参加アルバムでは5年前にこれがある。



PASSERS of TIME

このアルバムではSylvan Beufのサックスが入っている。彼のリーダー作でも前作はJoe Lovanoがメンバーだった。



2013年 「EVAN

ピアノ・トリオとしてはその前の作品にさかのぼる。



2011年〈「DOMI

だから今回は14年ぶりのトリオ・アルバムとなる。ベーシストのジョン・パティトゥッチ、ドラマーのジェフ・バラードという強力な取り合わせとなっているし、クリス・クロスから出すのは初めて。「DOMI」が息子に贈るアルバムで、ちょっと慈悲の感じが多かったけれど、今回はどうだろう。

1曲目、アルバムのタイトルにした”Tributes”にどのような意味をこめたのだろうか。私は最初のテーマのメロディーからマッコイ・タイナーをおもいだした。ジョンとジェフのバックはピアノの熱に同調するように熱くなり、ベース・ソロも熱い。
2曲目も煌めくようななピアノが、同じく煌めくバックにささえられる曲。
3曲目も引き続いて、グルーヴ感のある曲調、疾走するピアノ・ラインは、これが凄い。このアルバム、タイトル名からして、ファラオがジャズの本流に改めて向かい合うことを決意したとアルバムではないだろうか。
それだから4曲目、コール・ポーターの曲も、挑戦のような気迫がこもっている。
5曲目はバラッドになって、しかしここでも高いピアノの音がキラキラして美しい。
6曲目”MT"はマッコイ・ターナーへのトリビュート、最近、モーダルにこう弾くピアノが少ないので嬉しい。
7曲目はどうやらミッシェル・ペトルチアーニに捧げた曲の様だし9曲目はももちろんウェイン・ショーター。そして最後はチック・コリアの大好きな”マトリックス”にするなど、何とも嬉しい選曲。
このアルバム、アントニオがトリビュートとするジャズに、気持ちを込めて改めて向かい会った作品だと思う。


Tributes / ANTONIO FARAO

Antonio Farao – piano
John Patitucci – bass
Jeff Ballard – drums

1. Tributes
2. Right One
3. Shock
4. I Love You
5. Tender
6. MT
7. Memories Of Calvi
8. Syrian Children
9. Song For Shorter
10. Matrix
Recorded on July 26, 2023 at Studio de Meudon, Paris
2024年作品tes / ANTONIO FARAO
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35年の熟成 HINDSIGHT Live At La Seine Musicale / ENRICO PIERANUNZI

2024-08-06 16:14:25 | 聞いてますCDおすすめ


エンリコ・ピエラヌンツィ(p) ,マーク・ジョンソン(b)、ジョーイ・バロン(ds)のトリオの新しいアルバムがでたので、これは買わないわけにはいかない。

結成35周年を記念して2019年12月仏パリで行なわれたコンサートの模様を収めたライヴ・アルバム。録音エンジニアはステーファノ・アメーリオ。
このグループのアルバムは今度のを含めて9作になる。
最初の録音が1984年2月になる。



ここではトリオ名が「Timeless Piano Trio」となっていてオランダのタイムレスからリリースさらた。

それから17年たって、同じメンバーで「CRRENT CONDITIONS」が3人名義の名でCAMJAZZから出て、以後7作が同じレーベルから出ることになる。



まさに互いの相性の良さということが頭に浮かぶ。ピアノを聴く。ベースを聴く。ドラムスを聴く。トリオを聴く。そのどれもがそれぞれに美しい。今回このメンバーのアルバムを並べているのだけれど、このアルバム、一番美しいのではないだろうか。ステファノ・アメリオのおかげがあるのかもしれないけれど、何ともしっとりとしたピアノに、優しいベース、際立ったドラムス、美しい1夜が記録されたと想おう。
今回のリリース、録音から5年も経っているけど、CAMからのリリースでは珍しくない。「AS NEVER BEFORE」は4年、「DOREM DANCE」は5年後のリリース。だから
ただただ、これを出してくれたことを感謝したい。
内容についてはただ一言、結成35年で熟成されたと思う、最上のワインのようだ。

HINDSIGHT Live At La Seine Musicale / ENRICO PIERANUNZI

Enrico Pieranunzi (piano)
Marc Johnson (bass)
Joey Baron (drums)
2019年12月13日フランス-パリのオーディトリウム・ドゥ・ラ・セーヌ・ミュジカルでのライヴ録音

1. Je Ne Sais Quoi 6:54
2. Everything I Love 5:28
3. B.Y.O.H. (Bring Your Own Heart) 7:23
4. Don't Forget The Poet 9:16
5. Hindsight 7:27
6. Molto Ancora (Per Luca Flores) 5:54
7. Castle Of Solitude 5:21
8. The Surprise Answer 6:00




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