ある40代女性の生活

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假屋崎省吾さん: 「美を表現するためには、美しいものを見て美の仕入れが必要」 雅叙園で展覧会

2010年11月09日 10時58分48秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「仕事中おじゃまします 華道家 假屋崎省吾さん 花は勝たない花は負けない」という記事がありました。

各界の方の仕事場におじゃまして、仕事への考えをうかがうコーナーです。

華道家の假屋崎省吾さんは、美を表現するためには、自分が美しいものを見て美を仕入れなくてはいけない、美は勝負けより融合と考えるほうがうまくいくと考えられるそうです。

假屋崎さんは、「美しいものを肌で感じて感性をみがくことが大切。美を表現してお見せするためには、美を仕入れなければいけない。テクニックだけじゃないんです」と話されます。

現在行われている目黒・雅叙園での展覧会の準備作業に、記者の方が同行させてもらいました。

7つの豪華な部屋に、それぞれの趣に合わせた花を生けます。

地下の駐車場に花材が届くと、「アララギは『草丘(そうきゅう)の間』に」「タビビトノキは『清方の間』に」と、一瞬で指示し、イメージを創っていきます。

部屋を行き来しながら、複数の作品を同時進行で仕上げるそうです。
流木の根や、柿が実をつけた大きな枝も使った大作です。

部屋に負けない花を生けようというのではなく、空間と花をどう融合させるかに心を配るということです。
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雅叙園の作品写真が添えられていました。
室町時代の女性が描かれた日本画の大作の前に、大きいテーブルと同じくらいのスケールで花が生けられています。

生け花から連想する、床の間に収まる大きさの花とは、別の世界のようです。
何メートル×何メートルと紹介する必要がありそうです。

假屋崎さんは、日曜日にもテレビの料理番組で見ました。
タレントさんや芸能人が、料理の腕を競って勝ち残っていく番組です。

假屋崎さんは、自分で作った料理を小さめの器に盛り付け、それらを大きめの皿の上に配置し、ミニトマトなどを使って飾っていらっしゃいました。

それを見て、「さすがに違う」と感心しました。美しいです。
もうそれが作品になっていて、普通の人の盛り付けとは次元が違うという感じです。

目黒・雅叙園のホームページには、假屋崎さんのインタビューがありました。
(http://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/interview.html参照)

假屋崎さんは、毎年、ここで展覧会をされていて、今年で11回目なのだそうです。

最初は、雅叙園から「ディナーショーをやってくださいませんか」と依頼を受け、假屋崎さんは

「御社は百段階段という素晴らしい空間をお持ちです。せっかくですから、ぜひあの空間で、お花をいけさせていただけませんか」と返事をしてスタートした企画だということです。


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ぺナさん: チリ落盤で毎日練習 ニュヨークマラソンを完走 「どんな状況でも絶望しない」

2010年11月09日 09時36分53秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「チリ落盤の作業員 NYマラソン完走 「絶望せず、挑戦すること大切」」という記事がありました。

チリの落盤事故で閉じ込められた作業員、エディソン・ペナさんが、ニューヨークシティー・マラソンに出場し、完走したのだそうです。

最初、NYマラソンの主催者側は、ペナさん(34歳)をセレモニーのゲストとして招待していました。
ペナさんが、マラソンへの出場を希望し、参加することになりました。

11月7日のニューヨークシティー・マラソンで、一般ランナーとして完走し、記録は5時間40分51秒でした。
途中、左ひざを痛めていたこともあり、歩く場面もありましたが、大声援を受けて走りゴールしました。

ペナさんは、チリの鉱山に閉じ込められている間、作業用ブーツをスニーカーのように切り、毎日5~10キロを走っていたそうです。

「たくさんの人と走れて、たくさんのサポートを受けて、心地良く走れた」

「どんな状況でも絶望せず、挑戦することの大切さを伝えたい」ということです。
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このニュースは、昨日のGooニュースにもありました。
(http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101108X544.html参照)

救援を待つ間、毎日坑道を走り、仲間からは「ザ・ランナー」と呼ばれていたそうです。

ひざは鉱山でけがをしたもので、マラソン中は氷で冷やして走りました。
「鉱山よりも速く走れた。棄権するために何千キロも旅してきたのではないと自分に言い聞かせた」と話されたということです。

自分がペナさんのような状況になったら、何をするだろうと考えました。
「これが好きだ」と言えるものがあると、生きる力の支えになるのですね。

このGooの記事は、時事通信社の記事を基にしていて、ペナさんが「ペニャさん」になっていました。
外国の人名や地名は、何通りかの言い方がある場合があります。

どういうつづりだろうと、今朝のThe Japan Timesを見てみました。
(英語の勉強のため、取っています)

Edison Penaさんと書かれています。

記事は1面に大きな写真つきで、“ANOTHER ORDEAL, ANOTHER SUCCESS”と見出しがあります。
(「新たな試練、新たな成功」くらいの意味でしょうか)

チリの国旗が大きく広げられ、その前でペナさんがゴールしています。

69日間の密閉生活の救出から1カ月も経っていないペナさんが、ニューヨークシティー・マラソンでゴールテープを切ったという趣旨で書かれていました。

同じできごとを伝えるのでも、新聞社やテレビによって少しずつ違うのも、面白いと感じました。


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