昨日の朝日新聞に、「特派員メモ 四川省綿陽(中国) 警官に起こされた朝」という記事がありました。
特派員の方が、担当地や出張で経験した興味深い話を紹介されるコーナーです。
中国に取材に行った特派員の方は、反日デモが起きた日、警官に朝4時に起こされ、避難させられたのだそうです。
特派員の方は、四川省綿陽のホテルに泊まって熟睡していました。
ドアをたたく音と「警察だ」の声に、一気に目が覚めたそうです。
「朝になったらデモをした連中がホテルを囲むという情報がある。すぐに町を出て成都に行ってくれ」と言われました。
警官は市内のホテルの日本人全員に声をかけていて
「あんたらが襲われたら、デモとは別の次元で問題になってしまうからな。おかげで全然寝ていない」
高いレベルの思惑は分からないが、少なくとも現場の警官たちは、誰のためかは別として、騒ぎを広げたくないと努力していたそうです。
ただ、ホテル代も、成都までのタクシー代も自分持ちだったということです。
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こういう本人が体験された実際の話を読むとドキドキします。
本当の現場は、ニュースを聞いてイメージしたことと違う場合があるのだなと思います。
最近、中国のことを聞かれた中国事情に詳しい方が、テレビで
「中国は政治のライバルや事情を知らない内陸の人たち向けには強硬な姿勢を見せなくてはならない。一方、経済では日本の存在は大きい。悩ましい状態なのです」と話していらっしゃいました。
中国内陸部の人は、インターネットなどが十分に発達していないので、実際の日本を知らず、受けた反日教育を信じている人が多い。
内陸の大学生は、沿岸部の大学生のようにもうかる企業に就職することもできず、せっかく大学を卒業しても就職口がなくて不満がたまっているということです。
反日デモが起きたとき、中国にいた経済評論家の方は、中国ではニュースであまり伝えないので、知らなかったそうです。
日本からのメールで、反日デモが起きていることを知ったと、テレビで話していらっしゃいました。
難しい局面ですが、いろいろな側面があるのだと感じました。
特派員の方が、担当地や出張で経験した興味深い話を紹介されるコーナーです。
中国に取材に行った特派員の方は、反日デモが起きた日、警官に朝4時に起こされ、避難させられたのだそうです。
特派員の方は、四川省綿陽のホテルに泊まって熟睡していました。
ドアをたたく音と「警察だ」の声に、一気に目が覚めたそうです。
「朝になったらデモをした連中がホテルを囲むという情報がある。すぐに町を出て成都に行ってくれ」と言われました。
警官は市内のホテルの日本人全員に声をかけていて
「あんたらが襲われたら、デモとは別の次元で問題になってしまうからな。おかげで全然寝ていない」
高いレベルの思惑は分からないが、少なくとも現場の警官たちは、誰のためかは別として、騒ぎを広げたくないと努力していたそうです。
ただ、ホテル代も、成都までのタクシー代も自分持ちだったということです。
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こういう本人が体験された実際の話を読むとドキドキします。
本当の現場は、ニュースを聞いてイメージしたことと違う場合があるのだなと思います。
最近、中国のことを聞かれた中国事情に詳しい方が、テレビで
「中国は政治のライバルや事情を知らない内陸の人たち向けには強硬な姿勢を見せなくてはならない。一方、経済では日本の存在は大きい。悩ましい状態なのです」と話していらっしゃいました。
中国内陸部の人は、インターネットなどが十分に発達していないので、実際の日本を知らず、受けた反日教育を信じている人が多い。
内陸の大学生は、沿岸部の大学生のようにもうかる企業に就職することもできず、せっかく大学を卒業しても就職口がなくて不満がたまっているということです。
反日デモが起きたとき、中国にいた経済評論家の方は、中国ではニュースであまり伝えないので、知らなかったそうです。
日本からのメールで、反日デモが起きていることを知ったと、テレビで話していらっしゃいました。
難しい局面ですが、いろいろな側面があるのだと感じました。