ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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中国: 特派員さん 反日デモの朝、警察に避難するよう起こされる

2010年11月04日 08時55分55秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「特派員メモ 四川省綿陽(中国) 警官に起こされた朝」という記事がありました。

特派員の方が、担当地や出張で経験した興味深い話を紹介されるコーナーです。

中国に取材に行った特派員の方は、反日デモが起きた日、警官に朝4時に起こされ、避難させられたのだそうです。

特派員の方は、四川省綿陽のホテルに泊まって熟睡していました。

ドアをたたく音と「警察だ」の声に、一気に目が覚めたそうです。

「朝になったらデモをした連中がホテルを囲むという情報がある。すぐに町を出て成都に行ってくれ」と言われました。

警官は市内のホテルの日本人全員に声をかけていて
「あんたらが襲われたら、デモとは別の次元で問題になってしまうからな。おかげで全然寝ていない」

高いレベルの思惑は分からないが、少なくとも現場の警官たちは、誰のためかは別として、騒ぎを広げたくないと努力していたそうです。

ただ、ホテル代も、成都までのタクシー代も自分持ちだったということです。
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こういう本人が体験された実際の話を読むとドキドキします。
本当の現場は、ニュースを聞いてイメージしたことと違う場合があるのだなと思います。

最近、中国のことを聞かれた中国事情に詳しい方が、テレビで

「中国は政治のライバルや事情を知らない内陸の人たち向けには強硬な姿勢を見せなくてはならない。一方、経済では日本の存在は大きい。悩ましい状態なのです」と話していらっしゃいました。

中国内陸部の人は、インターネットなどが十分に発達していないので、実際の日本を知らず、受けた反日教育を信じている人が多い。

内陸の大学生は、沿岸部の大学生のようにもうかる企業に就職することもできず、せっかく大学を卒業しても就職口がなくて不満がたまっているということです。

反日デモが起きたとき、中国にいた経済評論家の方は、中国ではニュースであまり伝えないので、知らなかったそうです。

日本からのメールで、反日デモが起きていることを知ったと、テレビで話していらっしゃいました。

難しい局面ですが、いろいろな側面があるのだと感じました。


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商社: 好調 新興国と鉱山 利益は91~2677億円 前年比181%↑も

2010年11月04日 07時29分03秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「商社、鉱山権益で好調 大手中間決算 純利益合計9割増」という記事がありました。

商社が、新興国での販売と、鉱山の権利利益で、利益を伸ばし好調で、前年比181%増の会社もあるのだそうです。

大手総合商社が、11月2日までに、2010年9月中間連結決算を発表しました。


        連結純利益   前年同期比の増減率
  三菱商事  2677億円   +94.9%
  三井物産  1832億円   +151.6%
  住友商事  1088億円   +75.4%
  伊藤忠商事 1029億円   +86.1%
  丸紅     787億円   +36.1%
  豊田通商   271億円   +181.0%
  双日      91億円   -54.4%

各社は、鉱山を運営する会社に出資して権益を持ち、その投資収益が最大の収益源となっています。

三菱商事は、石炭の価格上昇
三井物産は、鉄鉱石の価格上昇   で利益を増やしました。

資源以外の分野では、

住友商事は、東南アジアでの二輪車や四輪車の販売と販売金融
伊藤忠商事は、食品(猛暑の影響)
丸紅は、金属事業(銅など)と紙パルプ事業 

が伸びたためということです。
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商社は、今、儲かっているのですね。

(この記事の下には、化学大手が黒字という記事もありました。三菱ケミカルホールディングス、住友化学などです)

伊藤忠商事が、猛暑の影響で食品の取扱量が増えたというのは、具体的にどういうことなのだろうと思いました。

「伊藤忠 食品 猛暑」で検索すると、日経新聞の記事(2010年9月23日)が最初に出てきました。
(http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2692&NewsItemID=20100923NKM0041&type=2参照)

猛暑で飲料が好調だったとあります。

「醸界タイムスWeb版」では、ビールと和洋酒が増加とありました。
(http://www.jyokai.com/archives/2010/08/post_2688.html参照)

今、アフリカ各国を旅行した方の本を読んでいます。
治安が不十分で、夜の街では、追いはぎに会う危険性と隣り合わせの旅の様子が書かれています。

商社の方たちは、一般の人が行く前のこのような地域に乗り込んでいって商売の糸口を作られます。

商社のことを具体的に知らないことに気がつきました。

伊藤忠商事のホームページを見ると、「歴史、沿革」に
「1858年 (安政5年) 初代伊藤忠兵衛、大阪経由、泉州、紀州へ初めて麻布の持ち下りをする(伊藤忠商事創業)」とありました。

最初は、国内で商売をする会社として誕生し、大正、昭和にかけて国際的に取引を行うようになっていったようです。



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