ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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花輪陽子さん: 「飲みかけのコーヒーもそのまま」リストラ→「夫婦で年収600万」を提唱のお金のプロへ

2010年11月29日 08時25分09秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 花輪陽子さん(32) リストラ体験をバネに「お金のプロ」に」という記事がありました。

外資系投資銀行に勤め、夫婦で年収1000万超だったのが、リーマンショックで2人で失業、悔しさをバネに「年収600万円」を提唱するお金のプロになったのだそうです。

夫はベンチャー企業に勤め、自分は外資系投資銀行勤務でした。

月収は手取りが約50万円。
夫婦の年収は、1千万円を超えていました。

リーマン・ショックで夫の会社が倒産、自分も「飲みかけのコーヒーもそのままに」5分で私物を片付け、8年務めた会社をリストラされました。

悔しくて、ファイナンシャルプランナーの最上級資格を取りました。

家も、家賃20万円のマンションから安いところへ引っ越し、生命保険を見直し、年160万円を削りました。
ファイナンシャルプランナーとしての知識が生かされた初仕事となりました。

「夫婦で年収600万円」は、自分たち夫婦の目標でもあり、これから結婚するカップルへの応援でもあります。

結婚すれば、家賃、生活費、携帯料金も2人だと安くなり、年100万円以上削れるということです。
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外資系企業のリストラは、急だと聞きますが、本当にいきなりなんですね。

年収がいいときは若くても1千万、2千万もあるそうです。

ただ、ピラミッド型で容赦なくリストラされるので、最後まで勤められる人は頂点だけ。
それ以外の人は、経済評論家やファイナンシャルプランナーになったりして専門知識を生かされています。

花輪さんは、どういう活動をされているのだろうと、見てみました。

ホームページを持って、ブログ、ツイッターをしていらっしゃいました。
(http://yokohanawa.com/参照)

「ひと」欄の記事についても、ブログで報告されています。

プロフィール欄では、青山学院大学国際政治経済学部卒で、現在はファイナンシャルプランナー、作家、翻訳家とあります。

「花輪書店」という項目があるのでクリックすると、『夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術』という本を出されているのでした。


外資系企業は、例えば公務員などとは正反対の世界だと感じます。

途中のリストラは当たり前。
それが前提と考えて入社しなければ勤まりません。

最近は中途採用をする企業も増えたので、転職はできるのでしょうか。

世の中、経済評論家やファイナンシャルプランナーがたくさんになるのではと思いました。


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楊逸さん: 芥川賞作家 安い大学は?→国立・女性向け「お茶大」 「あふれるほどのお風呂」日本の豊かさ

2010年11月29日 06時41分28秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「仕事力 楊逸が語る仕事 2 地方を訪ね、学んだ日本」という記事がありました。

各界の方に、仕事への姿勢を語ってもらうコーナーです。

中国出身で所持金3万円で日本に来た楊逸さんは、安く入れる大学と「お茶の水女子大」に入学し、地理の授業で地方へ行き、農村でも車、電気製品、あふれるお湯のお風呂がある暮らしに驚いたのだそうです。

楊逸さんは、日本語を一言も知らず、所持金も3万円で日本に来ました。

翌日から工場の夜勤で働き、お金を稼ぎ、お金を貯め始めました。

留学しに来たのだから、大学に入りたい。どこなら入るだろう。

3年かけて資金を準備し、日本語も学びました。

日本語学校の先生に、「私お金がないのですけど、安い大学はありますか?」と相談しました。

先生は、「安いのは国立大学、君は女の子だから国立のお茶の水女子大でしょう」と答えられました。

最初の年は、留学生には2つの試験(日本語能力検定1級、統一試験)に合格する必要があることも知らず、2月ごろに大学に行ってみたら募集は終わっていました。

次の年に、試験もクリアし、願書を出して受験し、合格しました。

地理を専攻し、都会的な日本にあこがれて都会の日本しか知らなかったのですが、大学の地理のリポートのため農村や漁村に行くと過疎地もあり、老人ばかりの土地もあることが分かりました。

農村風景は中国に似ていても、乗用車があり、電化製品が揃い、自宅で毎日あふれるほどのお湯でお風呂に入るという暮らしは、中国とは違っていました。

ごく普通の農民がこれだけの生活レベルを持っていることに驚いたそうです。

日本と中国の経済格差を実感したということです。
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たっぷりのお湯のお風呂に、日本の豊かさを感じたというのが予想外でした。

ぜいたくなことなのですね。

地方に行って、その様々な事情をちゃんと読み取られる観察眼はすばらしいと感じました。
(都会ではなかったとひとくくりにしないで、よく見ていらっしゃいます)

留学生が国立大学を受験するには、2試験に合格することが必要なのですね。
(私立は願書を出せば受験できるが、お金が必要と記事にありました)


「日本語能力検定」で検索すると、「日本語能力試験 JLPT」サイトがありました。
(http://www.jlpt.jp/参照)

試験は年に2回(2010年は、7月4日(日)と12月5日(日))。
世界各国でも受験できるようになっていて、特に中国では地方都市でも受験可能になっていました。

願書を書店で購入、受験料を支払って願書を郵送する。
証明書の発行は、無料とありました。

「楊逸」さんで見ると、ウィキペディアが最初に出てきました。

お父さんはハルピンの大学で漢文を教えていたのですが、文化大革命で農村に下放される。
好きな日本語は「土踏まず」。海岸の砂で実際に確かめて感動したということです。


楊さんが日本に来られた1回目の記事は印象的でした。

言葉がわからない国に、所持金3万円で行き、親戚の紹介があったとはいえ翌日から工場で働くようなことができるだろうかと想像しました。

その生活から、日本語学校に通い、大学受験の勉強もする・・・日本の生活で大変なんて言ってられない、頑張らなくてはと思いました。


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