昨日の朝日新聞夕刊に、「野生肉の旬 到来 料理、決め手は下処理 「害獣」転じ道の駅名物」という記事がありました。
イノシシやシカは害獣のイメージがありますが、その肉が名物になっている地域や、フランス料理の「ジビエ」として熟成させておいしい料理を提供するレストランもあり、人気なのだそうです。
千葉県大多喜町の道の駅「たけゆらの里おおたき」では、いのしし丼が名物です。
タケノコの産地でイノシシの食害がありましたが、町が肉の処理場を整備し、今では町の名物です。
町内の旅館、東京都内のイタリアレストランにも出荷しています。
いのしし丼は、スライスした肉とタマネギを炒め、砂糖としょうゆで味付けします。
「ジビエ」として専門レストランもあります。
東京の「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」のシェフ、神谷英生さんは、
「肉の下処理や熟成方法がよければ硬い、臭みはありません」と話されます。
全国の猟師と個別契約し、シカは「胴体ではなく首を狙って」と伝えています。
血の生臭さが肉に移るのを防ぐことができるからです。
熟成も大切です。
熟成専用の冷蔵庫をもち、専門家5人が作った特注品で、温度や湿度を管理します。
「前より4倍はおいしい肉を提供できるようになりました」
シカのレバーのカルパッチョやクマ・イノシシ肉の盛り合わせなどを提供します。
記者の方が訪れた金曜の夜は満席の人気だということです。
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獣肉は食べたことがありますが、熟成させるとよりおいしくなるのは、初めて知りました。
たしか英語では、「ゲーム(game)」と言ったと思います。
英語の料理本では、独立した項目になっています。
猟で入手する鳩、獣肉の料理は、独特の風味があるので、特別な料理法が必要なようです。
「イノシシ肉」で見てみると、
イノシシを使ったぼたん鍋は、すき焼きと同じように生卵で食べ、イノシシ肉や煮れば煮るほど柔らかくなる
(「レシピ 猪肉ぼたん鍋」http://www.city.sasayama.hyogo.jp/mikaku/rcbt.html参照)
シカ肉の刺身(刺身で食べられるんですね)
(「猪肉・鹿刺し専門店「勇駒」|ホーム」http://isakoma.net/参照)
「ジビエ」という言葉はどういう意味?と調べると、
ウィキペディアに、「ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である」とあります。
フランス語なのでした。
日本では、害獣として駆除したものは埋めたりして、肉として生かしていなかったのだそうです。
「2006年に長野県で捕獲されたニホンジカ約9,200頭のうち、食肉となったのは820頭で僅か9%に過ぎない」と書かれていました。
最近は、肉の利用が増えているとありました。
せっかくなのですから、肉を生かすのはいい方法でしょう。
撃つときに食肉部分を傷つけない、内臓を狙わないなど、狩猟の腕が必要そうでした。
イノシシやシカは害獣のイメージがありますが、その肉が名物になっている地域や、フランス料理の「ジビエ」として熟成させておいしい料理を提供するレストランもあり、人気なのだそうです。
千葉県大多喜町の道の駅「たけゆらの里おおたき」では、いのしし丼が名物です。
タケノコの産地でイノシシの食害がありましたが、町が肉の処理場を整備し、今では町の名物です。
町内の旅館、東京都内のイタリアレストランにも出荷しています。
いのしし丼は、スライスした肉とタマネギを炒め、砂糖としょうゆで味付けします。
「ジビエ」として専門レストランもあります。
東京の「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」のシェフ、神谷英生さんは、
「肉の下処理や熟成方法がよければ硬い、臭みはありません」と話されます。
全国の猟師と個別契約し、シカは「胴体ではなく首を狙って」と伝えています。
血の生臭さが肉に移るのを防ぐことができるからです。
熟成も大切です。
熟成専用の冷蔵庫をもち、専門家5人が作った特注品で、温度や湿度を管理します。
「前より4倍はおいしい肉を提供できるようになりました」
シカのレバーのカルパッチョやクマ・イノシシ肉の盛り合わせなどを提供します。
記者の方が訪れた金曜の夜は満席の人気だということです。
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獣肉は食べたことがありますが、熟成させるとよりおいしくなるのは、初めて知りました。
たしか英語では、「ゲーム(game)」と言ったと思います。
英語の料理本では、独立した項目になっています。
猟で入手する鳩、獣肉の料理は、独特の風味があるので、特別な料理法が必要なようです。
「イノシシ肉」で見てみると、
イノシシを使ったぼたん鍋は、すき焼きと同じように生卵で食べ、イノシシ肉や煮れば煮るほど柔らかくなる
(「レシピ 猪肉ぼたん鍋」http://www.city.sasayama.hyogo.jp/mikaku/rcbt.html参照)
シカ肉の刺身(刺身で食べられるんですね)
(「猪肉・鹿刺し専門店「勇駒」|ホーム」http://isakoma.net/参照)
「ジビエ」という言葉はどういう意味?と調べると、
ウィキペディアに、「ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である」とあります。
フランス語なのでした。
日本では、害獣として駆除したものは埋めたりして、肉として生かしていなかったのだそうです。
「2006年に長野県で捕獲されたニホンジカ約9,200頭のうち、食肉となったのは820頭で僅か9%に過ぎない」と書かれていました。
最近は、肉の利用が増えているとありました。
せっかくなのですから、肉を生かすのはいい方法でしょう。
撃つときに食肉部分を傷つけない、内臓を狙わないなど、狩猟の腕が必要そうでした。