ある40代女性の生活

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少子化: 東京一極集中が原因? コマツが本社機能→石川 社員の給与↑も効果ある

2010年11月21日 14時21分05秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「窓 論説委員室から 少子化と一極集中」という記事がありました。

論説委員の方が、専門分野での興味深い話を紹介されるコーナーです。

コマツの会長さんは、東京と地方では地方の社員に子どもが多いことに気づき、本社機能を東京から石川県に移すことを決めたのだそうです。

コマツ(建設機械大手)の坂根正弘会長は、地域ごとの社内家族行事に参加し、石川県は子どもの参加者が多いと感じました。

「少子化と東京一極集中」には関係があるかもしれない。

すぐに人事部に指示し、既婚女性社員の子どもの数を調べさせました。

雇用条件が同じにもかかわらず、平均人数は
  東京本社  0.5人
  北関東   1.4人
  大阪    1.4人
  石川    2.0人
未婚率を考えると、差はもっとありそうです。

「東京に人を集中させている企業も、知らず知らずのうちに少子化に手を貸しているのではないか」

坂根さんは、本社機能(東京)を、コマツ創業の地石川県小松市に移すことにしました。
官庁や取引先の関係、海外との交通の便で残す機能もあります。

「東京でやらなくてもいい仕事まで東京でやっている」

まず調達部門を移転させ、社員教育部門も移す予定です。

少子化という国家的難問の解となるかということでした。
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石川県は、共働きが多く、家が広く、自家用車の保有台数が多く、祖父祖母とのつながりが密接という印象があります。

そういう場所だと、共働きをしながらも、2人以上の子育ても両立しやすいでしょう。

「少子化 一極集中」で見てみると、関連づけて考えている方が結構いらっしゃいました。

「少子化は東京一極集中が原因!? - 人・ヒト・ばなし」では、
(http://plaza.rakuten.co.jp/kazume/diary/201006210000/参照)

パーティーで出会った結婚コンサルタントの方が、その意見だったそうです。
企業は若い男性を東京に集中させる、女性は地方勤務で置いておく傾向がある。

そのため、東京は男性があまり、地方は女性があまる
だから、企業の社長さんは、男性を関西に集めてくださいという意見でした。

(関西の方のブログです)

少子化は微妙な問題だと思います。
女性は、自分が産む子どもの数、時期は自分で決めたい。

それを、周囲からいろいろ言われるのは困るという気持ちもあります。
ただ、子どもを持ちたいと思っているのに実現できないのは、解決する必要があります。

本当に東京一極集中が少子化の原因の一つだったら、東京(または大都市)だけが少子化で、地方は問題にならないはずです。

しかし、少子化は全国的な問題になっています。

会社の利益を社員の給与に反映させなくなったのも、原因ではと思います。

アメリカ型が世界標準となり、会社の利益は株主に配られるようになりました。
会社がもうかっても、社員に見返りはなく、株主がもうかるシステム。

会社のもうけを、株主半分、社員の給与に半分というようにすれば、購買意欲も増し、婚姻率も上がり、少子化にも歯止めがかかるように思うのですが。


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ベトナム: 「ファミリーマート」進出4店 売上、計画の2~3倍も ライバルは韓国

2010年11月21日 13時26分12秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「日韓の小売り ベトナム狙う コンビニ・スーパー・・・続々」という記事がありました。

ベトナムに「ファミリーマート」が進出し、現在ある4店の売り上げは計画の2~3倍の店もあり、ライバルは韓国なのだそうです。

2009年末、ファミリーマートはベトナムに第1号店を開店させました。

現在は、首都のホーチミン市で、4店に増えました。

店内はサンドイッチや飲み物が並び、日本のコンビニそっくりです。
学校帰りの高校生で込み合っています。

9千ドン(約40円)の「鮭ハラスおむすび」を買った女子高生は、
「毎日のように来ています。食べ物がいろいろあるので楽しい」

「サークルK」などもありますが、コンビニは全国でも数十件程度です。

山下純一・ファミリーマート現地法人社長は、
「コンビニという業態が始まったばかり。成長余地が大きい」と分析します。

ライバルは韓国で、スーパーやショッピングモールを展開しています。

大型スーパー「ロッテマート」(ロッテグループ)は、2年前に進出してきました。
ホーチミン市内に2店あり、そのうち1店は大型ショッピングセンターにしています。

スーパーを核とし、大型映画館、ボウリング場、カルチャーセンターもあります。
ベトナムではまだ珍しい存在で、品揃えが豊富と人気です。

日本のデパートも、高島屋が2012年の進出を検討中、三越伊勢丹ホールディングズも検討を始めました。

コンビニではローソン、スーパーではイオンも進出を検討中ということです。
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ベトナムは成長株なのだから、もう進出しているのではと思っていました。

まだだった理由は、「都市部の所得水準は、中国の上海、シンガポールに比べるとだいぶ低い」(鈴木弘治・高島屋社長)からだそうです。

韓国が、先に進出しているのは、世界の大手スーパーが進出してくる前に、「ロッテ」の名を売り込みたいからと、記事にありました。
お菓子も「ロッテ」製品をスーパーに多数置き、知名度アップを図っているようです。

なるほど、投資に見合う見返りが期待できるかという面以外に、先手を取ることでライバルがいない市場で知名度を上げるという方法もあるのですね。

「ベトナム コンビニ」で検索したら、「地球の歩き方」の特派員の方のブログがありました。

「やっぱり便利なコンビニ増殖中 ホーチミン特派員ブログ | 地球の歩き方」
(http://tokuhain.arukikata.co.jp/ho_chi_minh/2009/05/post_13.html参照)

地元系「ショップ&ゴー」「999(チンチンチン)マート」や「サークルK」もあり、24時間営業だそうです。
コンビニ内には銀行ATMもあるので、旅行者には力強い味方だと書かれています。

「スーパー・コンビニ 外資系続々 ベトナム 小売業界に新旋風 」という最近の記事もありました。
(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100923/mcb1009230501001-n1.htm参照)

ここでは、現地のベトナムの人はバイクで移動するので、コンビニはバイク駐車場のことを考える必要があるとあります。
また、意外に100円ショップのダイソーが進出していて、好評なのだそうです。

記事に添えられた写真は、見慣れた「Family Mart」の看板で、制服を着た高校生が出入りしている様子が映っています。
ファミマの前にはバイクが3台停まっていました。


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