昨日の朝日新聞夕刊に、「都会のスズメ 一人っ子 立教大など調査 瓦屋根なく 広い巣作れず?」という記事がありました。
スズメのひなの数が減り、特に都会では1つがいに1羽のひなが多いことが、大学の調査で分かったのだそうです。
三上修・岩手医科大学助教は、親スズメが巣立ち直後のひなを何羽連れているかに注目して観察しました。
昨年、熊本市で予備調査した結果、市街地ではひな1羽が多く、農村部や緑が豊かな場所は2~3羽が多いことが分かりました。
今年は、インターネットも利用して、大規模な調査を行いました。
NPO法人バードリサーチのサイトで「子雀(こすずめ)ウオッチ」プロジェクトを行い、参加を呼びかけました。
各地のバードウォッチャーに繁殖期の様子を観察してもらい、結果を集計しました。
北海道から九州まで346件が集まりました。
環境別の平均のひな数
商業地 1.41羽
住宅地 1.79羽
農村部 2.03羽
過去の文献には、ひなを4~5羽連れたスズメの記述もあるそうです。
スズメの少子化の原因として、松井晋・立教大学博士研究員は、
「農村では家の屋根瓦のすきまに巣が集中して見つかる。今の都会では瓦がなくて家に巣をつくれず、営巣場所の不足や狭さが深刻だ」ということです。
-----------------
興味深く読みました。
巣の大きさで産む卵の数が変わるのでしょうか。
実際、瓦屋根の家は少なくなっています。
一戸建ての家の屋根は、平らな板状になっていますね。
スズメは身近ですが、あまり詳しくは知らない鳥です。
ウィキペディア「スズメ」には、
分布は、ユーラシア大陸では西はポルトガルから東は日本までの広く生息する。アメリカ大陸には、19世紀半ばにミズーリ州セントルイス市に移入されたが、そこから広がってはいない」とありました。
(ウィキペディア「スズメ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1参照)
世界中にいると思ったのですが、そうではないようです。
初めて知ったのですが、「スズメ」と「イエスズメ」は、別の種類の鳥なのですね。
「イエスズメ」は、「スズメ」よりひとまわり大きく、世界中に分布していて、世界一分布域の広い鳥類なのだそうです。
南極を除く全大陸にいるとあります。
オスとメスの体色が違い(スズメは同じ)、ほおに黒い模様がないのが一番の見分け方のようです(スズメにはある)。
人と密接な関係を持つ鳥で、原産地はナイル川下流域にあり、それらが古代エジプトにおきた農耕の伝播と、それに伴う人間の移動につれて世界各地に広がったと考えられている。
シベリアにはもともと生息していなかったが、シベリア鉄道開通後にその沿線から徐々に分布を広げていった経緯が記録されている。
とも書かれていました。
(ウィキペディア「イエスズメ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1参照)
こんなに毎日目にする鳥で、違う種類があるとは。
学校で教わりましたか?
スズメのひなの数が減り、特に都会では1つがいに1羽のひなが多いことが、大学の調査で分かったのだそうです。
三上修・岩手医科大学助教は、親スズメが巣立ち直後のひなを何羽連れているかに注目して観察しました。
昨年、熊本市で予備調査した結果、市街地ではひな1羽が多く、農村部や緑が豊かな場所は2~3羽が多いことが分かりました。
今年は、インターネットも利用して、大規模な調査を行いました。
NPO法人バードリサーチのサイトで「子雀(こすずめ)ウオッチ」プロジェクトを行い、参加を呼びかけました。
各地のバードウォッチャーに繁殖期の様子を観察してもらい、結果を集計しました。
北海道から九州まで346件が集まりました。
環境別の平均のひな数
商業地 1.41羽
住宅地 1.79羽
農村部 2.03羽
過去の文献には、ひなを4~5羽連れたスズメの記述もあるそうです。
スズメの少子化の原因として、松井晋・立教大学博士研究員は、
「農村では家の屋根瓦のすきまに巣が集中して見つかる。今の都会では瓦がなくて家に巣をつくれず、営巣場所の不足や狭さが深刻だ」ということです。
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興味深く読みました。
巣の大きさで産む卵の数が変わるのでしょうか。
実際、瓦屋根の家は少なくなっています。
一戸建ての家の屋根は、平らな板状になっていますね。
スズメは身近ですが、あまり詳しくは知らない鳥です。
ウィキペディア「スズメ」には、
分布は、ユーラシア大陸では西はポルトガルから東は日本までの広く生息する。アメリカ大陸には、19世紀半ばにミズーリ州セントルイス市に移入されたが、そこから広がってはいない」とありました。
(ウィキペディア「スズメ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1参照)
世界中にいると思ったのですが、そうではないようです。
初めて知ったのですが、「スズメ」と「イエスズメ」は、別の種類の鳥なのですね。
「イエスズメ」は、「スズメ」よりひとまわり大きく、世界中に分布していて、世界一分布域の広い鳥類なのだそうです。
南極を除く全大陸にいるとあります。
オスとメスの体色が違い(スズメは同じ)、ほおに黒い模様がないのが一番の見分け方のようです(スズメにはある)。
人と密接な関係を持つ鳥で、原産地はナイル川下流域にあり、それらが古代エジプトにおきた農耕の伝播と、それに伴う人間の移動につれて世界各地に広がったと考えられている。
シベリアにはもともと生息していなかったが、シベリア鉄道開通後にその沿線から徐々に分布を広げていった経緯が記録されている。
とも書かれていました。
(ウィキペディア「イエスズメ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1参照)
こんなに毎日目にする鳥で、違う種類があるとは。
学校で教わりましたか?