ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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トーレスさん: 駐日チリ大使 3W(好天+ワイン+美女)の国 大統領は、横浜APECに参加中

2010年11月13日 14時03分08秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「「休み」は気から World3 駐日チリ大使 パトリシオ・トーレスさん(56) 救出は成功 さあ休もう」という記事がありました。

外国人の方に、自分の国の休みの過ごし方、文化を紹介してもらうコーナーです。

駐日チリ大使のパトリシオ・トーレスさんによると、チリの人は、勤勉で楽観的、好天に恵まれ、ワインがおいしく、美女が多いのだそうです。

鉱山の落盤事故で、チリ人は家族の結束が強く、勤勉なことが分かってもらえたと語られます。
チリは、南米ですが、シエスタ(昼寝)の習慣はなく、よく働くのだそうです。

定年は男性65歳、女性60歳で、その後も、別の仕事を見つけて働くことが多い。

休暇は、有給休暇が2~3週間が普通で、2月(夏)にまとめて交代して取っています。
庶民は親戚の家に滞在し、旅行や別荘で過ごします。

チリは南北に細長いので、砂漠、森林、牧畜地帯、南極海まであり、旅費も安く移動できます。

うつ病は、チリ人には少ないそうです。
「楽観的で、もし今調査をしたら7割以上の人が「将来に対して自信がある」と答えるでしょう」(トーレスさん)

日本人も自信を持っていいのでは、チリ人は日本人の努力、勤勉さ、国としての成功を尊敬していますということです。
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このシリーズは好きで、楽しみに読んでいます。

「休む」ひとつでも、国により考え方は様々です。
私たちとは違う価値観で毎日を暮らしている人が、他の国にはたくさんいるんだと、読むたびに感じます。

トーレスさんは、チリは昔から「3W」で有名で、ウェザー(好天)、ワイン、ウーマン(美女)です。
最近は、ワーク(働く)を加えて「4W」だとも話していらっしゃいました。

ワインがおいしくて、美女がたくさんで、天気がいいと聞いたら、男性でなくても行きたくなります。

チリ鉱山落盤のときも、女性は強そうでしたね。
愛人と奥さんが、「彼は私のものよ!」と外国のテレビ取材が来ていても、張り合っていました。

救出までの生活は、映画化するので、もうそっとしていてくださいということになり、最近は報道も控えめになりました。
それぞれの人柄を表すエピソードがたくさんあり、濃い人生を皆さん送っていらっしゃるんだと感じました。

チリと言えば、最近はどんなことがあったのだろうと、「チリ」で見てみました。

「APEC:CEOサミットが開幕 チリ大統領TPP促す」という記事がありました。
(http://mainichi.jp/life/today/news/20101113k0000m020087000c.html参照)

横浜で開催中のAPECで、チリのピニェラ大統領が「地域経済統合と貿易・投資の自由化に関する討議」に参加しました。

そこで日本が早くTPPに参加したほうがいいという考えを述べられたそうです。
(チリは最初から加盟済み)

「(農業など)一部門の問題で国を止めることはできない。不利益を被る分野はしっかり補償すればいい」という意見です。

「ジェトロのチリ情報」もありました(http://www.jetro.go.jp/world/cs_america/cl/参照)。
チリでビジネスをする際の、手続き、関係する法律、優遇措置、どんな産物が有名かなどあります。

ジェトロは名前は聞くけれど、どういう活動をしているか知らなかったので、活動の一環を知ることができました。
(チリワインの詳しい情報もありました)


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徴兵制: 韓国、北朝鮮、ロシアなど50カ国が実施 ヨーロッパは「志願兵制」へ 日本は自民党が提案

2010年11月13日 09時33分32秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「世界発2010 消えゆく欧州徴兵制 財政難 独、来夏に志願兵制へ」という記事がありました。

国際欄で、世界の流れを紹介するコーナーです。

世界では50カ国で徴兵制がありますが、ヨーロッパでは最近の財政難で「志願兵制」に切り替える国が増えているのだそうです。

徴兵制を採用しているのは、韓国、北朝鮮、ベトナム、イスラエル、イラン、スイス、ロシア、キューバ、ブラジルなど50カ国です。
(英国の国際戦略研究所の「ミリタリー・バランス」2010年度版などによる)

徴兵制のメリット(良い点)は、長期にわたって安定的に兵士を確保できます。
デメリット(悪い点)は、強制的なため個人の自由との関係が問題になりやすい点があります。

そのため、ヨーロッパでは「良心的兵役拒否」を認める国も多くあります。
アメリカは、ベトナム戦争後の1973年に、徴兵制を止め、「全員志願制」になりました。

ヨーロッパでは、7月にスウェーデンが徴兵制に廃止し、ドイツも近く廃止することになりました。

スウェーデンでは、1901年から徴兵制が行われてきました。

ロシアとヨーロッパの間に位置し、中立で、「自分の国は自分で守る」姿勢を支えてきました。
18歳になると、平均11カ月の兵役がありました。

しかし、ソ連が崩壊し、スウェーデンもEUに加盟しました。
兵士も数よりも専門性の時代になり、最近は徴集兵は約7万人になっていました。

この金融危機で、兵員維持費を3分の1に減らすことになり、7月に徴兵制が廃止されました。

ドイツでは、ナポレオンの支配に対抗するために徴兵制が始まりました。

第2次世界大戦後、日本では徴兵制がタブーになったのに対し、ドイツでは「制服を着た市民が兵役を務める徴兵制」は軍と民主主義をつなぐと考えました。

しかし、ドイツでも一般の若者が短期間兵役を務める徴兵制より、専門性が高い職業軍人が必要という意見が、軍内部からも強くなりました。

金融危機による財政削減で、国防費も削減されることになり、「少数のプロの軍隊」に切り替えることになった  ということです。
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なかなか日本では話題になることがない徴兵制の話題、興味を持って読みました。

最近の日本と周辺国の関係を考えると、軍事や国防について、もっとちゃんとやらないといけないのではと危機感を感じます。

北朝鮮のミサイル、韓国の竹島、中国の漁船衝突、ロシアの北方領土への大統領の訪問。
日本は、ゆずってばかりいると、相手のものになってしまいます。

どう考えてもおかしいということを他国がしてきたとき、抗議を言うことはできるでしょう。
しかし、ではと相手が実力行使をちらつかせたとき(軍として威嚇行為)、日本は丸腰です。

銃や刀を持った他国の間に入り、丸腰で(武器を何も持たずに)、「平和は大切。仲良くやりましょう」と言っても、世の中はそう甘くはないでしょう。

国と国とのつきあいは、表面は仲良くやっているように見えて、実際は経済的、軍事的なかけひきの世界です。
お人良しなだけでは、勤まりません。実力も必要です。

日本は軍を持たないことになっていますね。

「徴兵制」で検索してみました。

「自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ - 47NEWS」が出てきました。
(http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030401000592.html参照)

2010年3月4日の記事で、自民党の憲法改正推進本部の意見です。

ドイツなどに徴兵制があるとした上で、「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた検討を行う必要がある」と公表した。 とあります。

自民党がそういう意見を発表したことは、テレビや新聞では気がつきませんでした。

自民党の石破さんもブログで意見を述べていらっしゃいました。

「徴兵制、「新党」について: 石破茂(いしばしげる)ブログ」です。
(http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-5a39.html参照)

これを読むと、石破さんは徴兵制より、専門軍人を養成したほうがいいという考えのようです。

「陸・海・空とも現在の自衛隊は複雑かつ精密なコンピューターの塊のような装備・システムで運用されており、適切な人員で相当に高い錬度を維持しなければその能力を発揮することは不可能です。

徴兵制ともなれば、玉石混交様々な人が入隊し、その教育訓練だけで機能はたちどころに麻痺してしまいかねない。」という理由からです。

なるほど、今の軍備はコンピューターを使った高度に専門的なものになっているのですね。
それならば、徴兵制で多数の一般人が関わるより、志願した人が専門に訓練を受けるほうがよさそうです。


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