ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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朝日五輪記事: 負けん気「おまわりさん」

2008年07月30日 06時42分32秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊スポーツ欄に、「負けん気「おまわりさん」」という記事がありました。

「スポーツ人物館」北京五輪代表編シリーズで、射撃代表の松田知幸さんを紹介するものです。

松田さんは、神奈川県警所属で、高校時代はバレーボール部に所属されていました。

お父さんも警察官で、憧れて警察官になり、交番勤務も12年間されたそうです。
ひったくりを捕まえたこともあるとのことです。

県警に入ってから射撃と出会い、現在は県警警務部教養課所属です。

昨年5月に五輪代表に決まり、今年5月にはW杯ミュンヘン大会で初優勝もされました。

練習が忙しくて、どこにも連れて行けなかった奥さんと2人の息子さんも、北京には一緒に行かれるそうです。
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射撃は警察関係の方が多いですね。以前読んだ女子代表の方も警察時代に射撃をされ、退職したら練習の機会を作るのが大変だったと書かれていました。

このように、日頃目にする機会の少ない競技の代表のことを紹介してくださると、大変興味を持ちます。

松田さんは、男子50メートルピストル60発と、10メートルエアピストル60発に出場されるようです。

注目して応援したいと思います。

理工系にビジネスの視点を

2008年07月30日 06時17分30秒 | 新聞
工学博士でもある知人が、「高校時代は成績のいい生徒は理系に行くのに、社会人になってみると文系の人間が世の中を牛耳っているなぁ。外国では胡 錦濤首席等理系出身の人が国のトップになっている国もあるのに」と言っていました。

胡 錦濤さんは、清華大学水利工程系卒業で、水力発電所の技師をされていたようです。

どうして理工系の人が、逆転されてしまうのでしょうか。

戦略、作戦、「売る」といったビジネスの視点の有無があるのではないかと思いました。

1.昨日のNBonline(日経ビジネスオンライン)No.558に、常盤文克さんの「新・日本型経営を探る」シリーズの「「いいモノを作った」思いをどう伝えるか」という記事がありました。

常盤さんは、前・花王会長で、現在は東京理科大学大学院客員教授をされている方です。

日本のモノづくりを語るときに、「いいモノを作れば売れる」といった論調がしばしばあります。モノを「売る質」については、あまり議論されることがありません。

モノの作り手が売る行為に心を砕かなくなれば、お客にはモノは届きません。

と書いていらっしゃいます。

2.昨日の朝日新聞の声・主張欄に、「博士研究員 就職難が招く科学技術の危機」という榎木栄介さんの文章がありました。

理工系の博士号取得者の4人に1人が任期付きの研究員になり、契約社員のように不安定な立場で働いていて、その数は1万5千人を超える。

もっと博士研究員の能力が社会に有効活用されることを願う

というものでした。

3.結果

物作りの技術は一流なのですから、その人たちに「売る」という視点が備われば、鬼に金棒になるのではないでしょうか。

ビジネスセンスは、経済学部に行かなくても、ビジネス書を読み、セミナーを受けることで、かなり吸収でできると思います。

大学在学中にも、社会に出てからも、理工系の方はビジネスセンスの有無が大きな差になるのではないでしょうか。